住宅用火災報知機

いつ頃だったか、一般住宅にも火災報知器取付義務が課せられると、大型家電量販店で盛んに宣伝されていたことがあります。

その安売りキャンペーンに載せられて我が家も取付けました。

これにはヒモが付いていて、本当に機能するのかを確認できるようになっています。

引っ張るとランプ部分がポッと赤くなり、女性の声で『正常です』とアナウンスされます。

優しくて情のこもった声です。

正常でなくなると、どんなアナウンスが流れるのでしょうか！？

私の場合、何だか気が晴れないときや自信が持てないときにヒモを引きます。

すると、いつもと変らぬ声で言ってくれます。

『正常です』・・・・・・ハイ、ありがとう。

牡丹

親戚の庭で咲いていた牡丹をねらったら光と影がうまく撮れました。

iphoneでも条件がそろえば、こんな風に撮れるのか・・。

曇り空の朝、雲を通した木洩れ陽の下でした。

舞台で踊る妖精を観るようです。

自分でほめ過ぎ！？・・・めったに撮れないので・・。

豪雪地帯の椿

田舎の庭に放置された椿が、たくさん花をつけ花を落としていた。

人が住まなくなって２０年以上になり、雪囲いもされなかったのに生き残っている。

雪に圧されて広がってしまったが樹勢は衰えていない。

真紅、白、桃色、うす桃色などの種類があって、画像のものが私のお気に入り。

触れるのもはばかられる気品・・・直ぐにポロリとあっけなくもげてしまうのだけれど・・・

蛇を追いつめたら

消化器を二本置いてるすき間に逃げこんで、とぐろを巻きました。

消化器を一本どかしても逃げようとせず、カメラを構えた私をうかがっています。

体長１メートル２０センチ以上もあり、縞がないのでアオダイショウだと思われます。

身長はどうなるのでしょう。

アオダイショウが鎌首を持ち上げて立ち上がるのを見たことがないし、せいぜい背伸びしても５センチ位しかなさそうです。這うだけなら２センチ位か・・

攻撃的な性質ではないし毒も持っていない事を子どもの頃から知っているので、見つけるとついつい面白がって追いかけます。

無人になっている田舎の生家は自然が豊富と言うより、自然に還りそうな雰囲気です。

時代物の写真

実家で古い写真をみつけ、iphoneで写し撮ってみました。

大人数の割に小さい写真なので誰が映っているのかわかりません。

iphoneの拡大画像にしたら判明するかと期待しました。

母に似ている子がいましたから、そうだとすれば、これは大正時代の写真。

男教師は白い洋服で、女教師が袴にブラウス（？）なのは大正モダニズムなのかも知れません。

昨日は母の日だったそうで、乗り遅れの後出しは私の特徴です。

カラスと遊ぶ

こいつは間合いの取り方が絶妙です。

敵意を示さないでいると、何とも厚かましく振る舞います。

今回は手すりに止まっているのを、見て見ぬ振りをしつつ、カメラをさりげなく出して、景色を撮るような格好をして、『オヤ？カラスも居るのか・・』という雰囲気を作って撮りました。

そうしたら、こいつが私に興味を持って、行く先々に飛んできては様子を見るのです。

画像は何枚か撮り、そうくるなら交流ができないか・・・と考えて「チョチョチョ」と口を鳴らしたり、手すりをコンコンと叩いたりしてアプローチしてみました。

すると、こちらの下心をすっかり見透かされて・・・私がほかに気をつられた隙にいなくなりました。

今度同じ場所に行ったら、むこうからやって来るか、それとも遠くからこちらが観察されるのか・・楽しみです。

カラスは一羽でいるのを見るとどこででも『おまえか・・』という感覚を持ってしまいます。

これから個性を見つけられるように注目してみようと思っています。

地下鉄ホーム

久しぶりに乗った大阪の地下鉄にホームドアが設置されていました。

これに慣れたら、『よくもまぁ今までとんでもなく危険なホームに居られたものだなぁ』と思うはず。

電車のドアとホームドアが寸分違わず一致する停車技術はコンピューター制御なのでしょう・・たぶん。

動線の安全確保と移動手段道具の危険防除は、どちらを優先させるかの問題ではなく、平行して同時進行させなければならないものだろうけれど、それにしても都会は人災の危険が一杯。

大阪に行ったのは半月前で、これを書いてるのは里山の田舎です。

都会的な危険はわずかでも、口コミ情報網が発達しているので、安心だったり不安だったりです。

一週間居てみると、都会よりもずっと立体的な世界にいるような気がします。

犯罪のにおい

ついに踏みしだかれているメガネを発見しました。

暴力、事故、犯罪のにおいが少しします。

百均でも老眼鏡は売っていますが、これは百均でも売ってないほど古いデザインに見えます。

手に取ってみるのははばかられました。

犯罪の重要証拠かもしれないので、現状保存しておくのがベストと考え画像を撮るにとどめました。

私の推理：

病院の近くでしたから、通院してる老人が知らぬ間に落とした。
車に飛ばされたか人に蹴飛ばされた。
落としてしまった老人は、ちょっと探しても見つけられなかったから、ようやく新しいメガネを百均で買うことにした。
という穏やかな筋書きにしたい。

壊れたメガネが捨て置かれているのは、妄想を阻むインパクトがあって弱い心が痛みます。

右肩を痛めて難儀しています。

動かさないように使わないようにしていたら何ともないのですが、ふとした拍子にイタタタッとなりジンジン痛みます。

４０肩とか５０肩とか自己申告するのは厚かましいのですが、どうもそのような気がするので医者に診てもらうこともせず、自然治癒を待っています。

右腕を動かさずに左腕だけ振って歩いていると、ロシアのプーチン大統領を思いだします。

彼も５０肩に違いないと思う・・どんな不測の事態が起きても対処できるように利き腕が構えているのではなくて・・

ましてKGB時代の東ドイツ勤務地で、集まった民衆をピストル一丁で威嚇して追い返した経験を、いつでも再現できるようにしているわけでもなく・・

柔道を愛する肉体派の癖から、どんな相手の隙をもついて弱みを攻めるために、右腕に力をためているのでもなくて・・・

ただひたすら右腕が思うように動かせずに辛いのだと思う。

ハトのミネラル補給

いつも、この近くの電線にハトが大挙して止まり群れています。

中継地点とか休憩地点だと思っていたら、違う理由がありました。

（電線上だから、中継地線とか休憩地線かも知れません）

その電線の下の土手で土を食っているのです。

子供のころハトを飼っていて、ペット屋に売っている塩土（えんど）というミネラル入り土塊を与えました。

この土手の土にはミネラルが豊富なのでしょう。

草も生えないほど、ほじくり食われています。

身近な生き物が群れていても、なぜなのかとはあまり思いません。

たまにはいつもの岸の向こう側を歩こうと気まぐれを起こして、自然の面白さを発見できました。

控えめな自己主張

葉っぱに埋もれて目立ちたくない様子なのに、少しだけ花らしさも訴えたいといういじらしさ。

赤紫と白のクリスマスローズがウチにもあったけれど自然消滅した。

地植えにして増えすぎるのも困ると植木鉢に植えっぱなしだったからだろう。

花が開く頃は、くすんではいても冬なのに花が咲いているな・・と印象的。

春になって他の花がたくさん咲きだしたから色あせて葉化してしまったのか？

花が地味で目立たないから、なおさら気を引かれる。

路傍のすみれ

この花を見ると、いつでも『すみれのは～な～さくぅ～ころ～♭』と頭のなかで響き出します。

そして宝塚を思いだし・・ついでにイワシや鶏のつみれの味も思いだします。

車道と歩道を分ける縁石の周りに咲いているのをよく見かける強い植物。

宝塚歌劇が好きだと他人に言ったことはないし、実際に舞台を見たこともないけれど、テレビチャンネルを次々に変えていて宝塚をやっていたら、そこで止まる。

夢の世界に連れていってくれる芸っていいものね・・・なんて、ゲイピープルのようにつぶやいてみることはしないけれど・・・。

いつでも感謝の気持ちを持てと・・？！

要するに、何がなんでもありがとうと言えというわけです。

急にそんな態度をとりだしたら、

『何かおかしなモノを食ったか？』とか

『熱があるの？・・悪い病気か？』とか

『何か欲しいモノでもあるの？』などと言われつつ、疑いの目で見られかねません。

「アリが十（とお）ならモグラは二十歳（ハタチ）」と同様に調子がいい。

投げやりなラップのように感じてしまうのは・・・ヒトが悪すぎ・・・か？！

お気に入りのトイレ

自宅のトイレに入っているのと全く変わりなく用を足せるトイレがあります。

そのトイレを目指して散歩（ウォーキング）に出て、その運動効果で気持ちよく用を足した後、ゆったりと帰るのは爽快です。

目的地大型スーパーの『私の小部屋』に貼ってあるのが、この張り紙。

腰掛け式の洗浄装置付きなのですが、床に放置しておいてもいいから、とにかく便器に入れないで欲しいのは何でしょう。

着替えたパンツ？　大人用紙おむつ？　　これ以上思いつきませんが、何か含みがある文章で気になります。

きっと想像もつかないモノが流されて、詰まったことがあるに違いないと踏んでいます。

傷のあるポスト

歩道に立っているのに車にこすられた傷跡があります。

白い車だったら、ポストの色が車体にはっきりと、出血したみたいに付いたでしょう。

国を人間の身体にたとえたら、郵便ポストは赤血球のようなものであります。

インターネットもなく、宅配便が拡大する前ならば、郵便はそれくらい大事なものだったのではないか・・と。

そんなことを誰かが言ったかどうかは知りません。

POSTは並びを替えたらSTOP 。

加害車がわかって対物保険を使えるなら新品に交換となったのでしょうが・・。

当て逃げされたままにしておくわけにもいかないので、とりあえず重ね塗り補修をした・・・という事情が見えてきます。