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3日前の風の強い日に家の裏手を歩いていたら、白い紙切れが落ちているように見えたので拾い上げたら、蝶だった。
何かしらの葉の裏にでも身を隠していたのだろうけれど、風に吹き飛ばされて、着地したものの風が強くて羽を立てることもできなかったようだ。
つまみ上げても私の指に止まって逃げることをしないので、左手で風を防ぎ、玄関に入ったところで、私の靴箱上の飾りをバックに撮った。
立てた羽裏が銀色なのでウラギンという言葉は調べるまでもなく頭に浮かんだけれどタテハチョウの仲間にも見えた、が、小さすぎる。
【調べる:虫】で見ると、やはりウラギンシジミ(裏銀小灰蝶)で、タテハに見えたのは羽が破れてしまったからのようだ。
『越冬のために機を逃さず』ではなく、越冬のための場所から吹き飛ばされてしまったわけで、こうなれば我が家の玄関で冬越ししてもらう。
我が家は玄関の外側障子を開けっ放しにすることが多いので、いろんな昆虫が入り込んで欄間ガラスあたりをたむろする。
玄関に続いている周り廊下には隙間がいくらでもあり、小さい昆虫たちは出入り自由だ。
このウラギンは偶然私に拾われたことで命拾いのはず。