● 今回の「繰り返しの美学」の採集地は埼玉新都心です。写真は切り取りました、縦横比がいつもと違います。ちょっと分かりにくい写真になってしまいました。奥に写っているのが合同庁舎1号館、たぶん。
試みに繰り返しの美学で検索してみました。音楽にも繰り返しの美学ってありますね。 以前、「脳は秩序を歓迎する」と書きました。繰り返しの美学な音楽を聴いて心地よく感じるのも脳が歓迎している証かもしれませんね。
● 今回の「繰り返しの美学」の採集地は埼玉新都心です。写真は切り取りました、縦横比がいつもと違います。ちょっと分かりにくい写真になってしまいました。奥に写っているのが合同庁舎1号館、たぶん。
試みに繰り返しの美学で検索してみました。音楽にも繰り返しの美学ってありますね。 以前、「脳は秩序を歓迎する」と書きました。繰り返しの美学な音楽を聴いて心地よく感じるのも脳が歓迎している証かもしれませんね。
● 昨晩は横着をして、タイトルも考えずにアップしてしまいました。
『建築家という生き方 27人が語る仕事とこだわり』日経PB社 建築雑誌「日経アーキテクチュア」創刊25周年を記念して2001年に発行された本です。表紙に建築家の似顔絵が採用されていますが、よく特徴を捉えています。
25年間、同誌に掲載されたインタビュー記事を1冊にまとめたものです。日本を代表する建築家へのインタビュー記事が収録されています。前川國男、丹下健三、村野藤吾、吉村順三、磯崎新、黒川紀章、槇文彦、菊竹清訓、原広司、谷口吉生、伊東豊雄、安藤忠雄・・・と全員挙げてしまいたくなります。 既に故人となられた建築家もおられますから、これは貴重な本といっていいでしょう。
見出しが的確に建築家のコメントのポイントを押えています。
「モダニズムの抽象言語で新しい時代精神を表現できる」槇文彦
「実物ではなくコンセプトこそが歴史の中で生き残る」磯崎新
「仕事がない、条件が厳しいなどは「夢」放棄の言い訳にならない」安藤忠雄
インタビュアーのつまらない質問がないわけではありません。例えば原広司さんには何かと話題になった京都駅について訊いているのですが、「具体的に、どんな人に支持してもらいたいと思っていますか」「子供たちに建物(京都駅)をどのように受け止めてほしいですか」など。限られた時間、ジャーナリスティックな質問ならもっと他に訊くことがあっただろうに。
関西国際空港旅客ターミナルビルのコンペ当選者のレンゾ・ピアノ氏のコメントが印象的でした。**私は自然の摂理にかなった有機的なディテールやデザインについて言及したわけですが、それは自然そのものを再現するという意味合いで言っているのではありません。私が主張しているのは、そのプロセスを再現することであって、それがもたらす結果が有機体に近いということです。**
雑誌に掲載された小説やエッセイをまとめて単行本にすることはめずらしくありませんが、25年もの長い期間の掲載記事をまとめたものはめずらしいでしょうね。
友人がメールしてくれなかったら、この本を再読することがあったかどうか・・・、感謝です。