■ 8月に読んだ本。
『羊をめぐる冒険』 村上春樹の青春三部作完結編。
『ぼくらが夢見た未来都市』 ダ・ヴィンチから現在まで、建築家たちやSF作家たちが描いた未来都市像の変遷(カバー折り返しより)。
『ぶらりミクロ散歩 電子顕微鏡で覗く世界』 旺盛な探究心と遊び心で綴るユーモラスな科学エッセイ(帯より)。
『火の見櫓 地域を見つめる安全遺産』 風景に溶け込んでいて、その気にならないと見えない火の見櫓。でも一度気がつくとなぜか気になる火の見櫓。
8月の収穫は『火の見櫓 地域を見つめる安全遺産』を読んだこと。
1972
松本市新村にて
火の見櫓のてっぺんには凝ったつくりの飾りがついていることが多いです。頂華という言葉の意味はよく分かりませんが、ここでは「てっぺんの飾り」の意味として使います。
火の見櫓の全景は健全な地域のコミュニティのシンボルとして、またランドマークとしても風景によく馴染む優れたデザインのものが多いです。そしてこの頂華のように細部にもグッドデザインが結構あります。
やっぱり、火の見櫓っておもしろい。