■ 火の見櫓の必須アイテムの半鐘。上の半鐘のように表面がつんつるりんなものが多いように思う。下は除夜の鐘でおなじみの梵鐘のような半鐘。
戦争中は半鐘も供出の対象になったと聞く。それで半鐘の代わりに板を吊るした火の見櫓もあったらしい。大切な半鐘を地面に埋めて隠し、供出しないということも行われたようだ。
下の半鐘がいつ頃つくられたものかは分からないが、なかなか重厚感があって低い音が遠くまで響いていきそうな気がする。
半鐘も有る無しを確認して終わりではなく、その姿をきちんと観察することも時には必要だ。