棲息地:長野自動車道梓川サービスエリア 観察日:100904
■ ライチョウはヨーロッパ北部からロシア北部、アラスカ、カナダ北部など北極に近い地域に棲息している。日本中部の高山は世界最南端の棲息域。日本の棲息数は最近2,000羽以下に減少しているという(3,000羽以上棲息しているという説もあるようだが)。
梓川SAの屋根に棲むライチョウを見かけた。これは雄かな、夏羽を纏ってじっとしている(私は学生時代、雲ノ平への山行でライチョウを見かけたことがある)。
ライチョウは氷河期の生き残りの野鳥だが、今や絶滅危惧種だ。温暖化が進行すれば、日本のライチョウは絶滅してしまうかもしれない・・・。
*本稿は8月30日付信濃毎日新聞の朝刊に掲載された全面広告の記事を参考にした。