松本市会田 廣田寺にて 撮影日150616
総門を抜けると参道両側に百体観音が山門まで並んでいた・・・。強調されるパースペクティブな光景。
松本市会田 廣田寺にて 撮影日150616
総門を抜けると参道両側に百体観音が山門まで並んでいた・・・。強調されるパースペクティブな光景。
撮影日150613
■ 北安曇郡池田町の川会神社を目指して安曇野市は穂高の生活道路を走行中にこの道祖神を見かけた。カーナビに表示されている住所は穂高柏原。双体道祖神で前稿同様、抱肩握手像。 白御影石は摩耗しやすい石質で、この道祖神も摩耗で顔の表情がはっきりとは分からない。
真円の中に貴族スタイル(衣冠束帯、十二単姿)の像をバランス良く納め、その周囲に大きく建立年を彫りこんである。右側は天保十三年、左側は寅(*1)、その下の渦巻きのような文字が読めない。最後は月吉日だろうが・・・。
*1 天保13年(1842年)、この年の干支は壬寅(みずのえとら)
安曇野市豊科細萱にて 撮影日150613
細萱洲波神社の参道入口脇に祀られている道祖神 天保12年(1841年)建立
江戸末期の道祖神だがほとんど摩耗しておらず顔の表情まで分かる。貴族の衣装、髪型の双体道祖神。お互いに肩に手をかけ、握手をする姿で、抱肩握手像と呼ばれるタイプ。温和な表情が印象的。像の上部に唐破風のような形を線刻してある。
手の上にお賽銭がのっている。こうような光景を見ると心が和む。