火の見櫓のある風景 上伊那郡辰野町小野 描画日2022.05.25
■ 「道路山水」と比べて中遠景だけの風景を描くのは難しい。2年ぶりに辰野町小野の同じ風景を描いた。今回の方が線描にも着色にも時間をかけた。おそらく前回の倍くらい。前回の方が線が生きている。大胆に線を一気に引いていることが分かる。
後方の住宅の2階の壁に実際には無い窓を描き加えたが、前回も同じことをしていた。壁だけでは不自然に見えると思ったし、物足りないと感じたから。美的感性は変わらない、ということだろう。
画面を大きく占める山の線描と着色がこれからの技術的課題。でも上手く描こうなどと思ってはいけない。 前回描いたスケッチの方が遠近感が実際の風景に近い感じ。どちらが好いかは好み次第か・・・。
スケッチは楽しい。
描画日2019.05.05