上伊那郡辰野町横川にて 描画日2022.05.19
■ 辰野町の横川川沿いに続く集落には火の見櫓が何基か立っていて、それぞれが魅力的な「火の見櫓のある風景」だ。私はその中でも遠近感が良くわかるこの風景か特に好きで、過去に数回スケッチしている。以前は蔵の近くでスケッチをして、前景の樹木は入れていなかった。昨日(19日)は左側手前の樹形を整えたイチイの高木も描きこんだが、人工的な塔のような感じで違和感がある。ちょっと風景の構成要素が多すぎた。もう一度、以前と同じ構図で描こうと思う。
上伊那郡辰野町横川にて 描画日2022.05.19
■ 辰野町の横川川沿いに続く集落には火の見櫓が何基か立っていて、それぞれが魅力的な「火の見櫓のある風景」だ。私はその中でも遠近感が良くわかるこの風景か特に好きで、過去に数回スケッチしている。以前は蔵の近くでスケッチをして、前景の樹木は入れていなかった。昨日(19日)は左側手前の樹形を整えたイチイの高木も描きこんだが、人工的な塔のような感じで違和感がある。ちょっと風景の構成要素が多すぎた。もう一度、以前と同じ構図で描こうと思う。
辰野町横川にて 撮影日2022.05.19
■ 『庚申信仰』平野 実(角川選書1969年)に**庚申の夜を徹夜で謹慎する守庚申が日本で行われだしたのは、平安時代からと思われるが、一般庶民の間で、ほぼ同趣旨の庚申待が始まったのは、おそらく室町時代のことであろう。**(16頁)という記述がある。
辰野町の横川には石碑が点在している。一ノ瀬地区にも庚申文字碑などの石碑が祀られているが、その中の青面金剛像を観察した。
舟型の碑に青面金剛像が浮き彫りされている。碑の下には例によって三猿、その上に二鶏が向き合っている。青面金剛像には6本の手。2本で合掌、残り4本は何か持っている。左の上手は輪(細部がはっきりしないが宝輪か)、下手は棒状のもの、教科書的には弓だが、分からない。右の上手は剣か。下手は右下手と同じ棒状のもの、矢か。
道祖神や庚申塔は文字碑が多い。だが観察しておもしろいのは像碑だ。