● 書店でこの冊子を見かけると、あ~ 夏になったな~、と思う。
新潮文庫と角川文庫、それぞれ100冊リストアップされているが両方にとりあげられている作品はあまり多くない。
ダブっている作品は「キッチン」「十五少年漂流記」「二十四の瞳」「人間失格」「走れメロス」「坊ちゃん」の6冊。
**この主人公は自分だ、と思う人とそうでない人に、日本人は二分される。** このコピーはどの作品についているでしょう。
この夏、「十五少年漂流記」でも読んで子供のころの夏休みを思い出すのもいいかも知れない・・・。
● 以下、A(建築)でもなくB(本)でもなくC(シネマ)の話題。
今公開中の『プレステージ』、最高に面白いですよ! と友人からメールをもらった。「今年は映画を観る」はずがあまり観ていない。5月4日に「バベル」を観て既におよそ2ヶ月。ということでこの映画を観てきた。シネコンまで車で10分足らず。人気は「ダイ・ハード4.0」、「プレステージ」は空いていた。
時は19世紀末、所はロンドン(でよかったかな)ふたりのマジシャンがライバル意識むき出しにして人生というか命を賭けてバトル(という表現が相応しい)を繰り広げる物語。
「瞬間移動」。もう何年も前にサイパンだったか、グアムだったか忘れたがホテルのショーで見たことがあったが、この映画もこのマジックを巡って物語が進む・・・。
どんでん返しな結末は書いてはいけない。