(和みの里)
種徳館
青い壁が印象的な種徳館は、明治二十年代の建築物である。幕末から明治時代に活躍した天野開三(海蔵)によって、都留の境区に建てられたものである。「種徳」とは「広く徳を世に施すこと」であり、青少年の修身鍛錬のために建てられたという。太平洋戦争の末期には学童疎開児童の臨時教育の場としても使われ、現在も様々な体験施設として利用されている(キャンプ場の受付施設のように思われる)。
種徳館
正面には「種徳館」の額と、天野開三の肖像写真等が展示されている。特に和みの里に用事のなかった私には中に入るのは憚られたため、遠くから写真を撮影するだけに終わってしまった。
種徳館
中央玄関の上部には半円形のバルコニーが設けられており、そこにも「種徳館」の額が掲示されている。
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