映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

6年目の雑感2

2013-05-11 05:37:18 | Weblog

東京オリンピック招致の件で猪瀬知事の失言があった。
「イスラムはけんかばかりしている」
トルコの悪口もいった。人の悪口をいうのが仕事だった猪瀬知事は元来の癖が出たのだろう。
そこをしっかり突くのがニューヨークタイムスだ。さすがという感じだ。

ここですごいと思ったが、安倍総理だ。
ロシアをはじめとした諸外国訪問のあとで、トルコを訪問した。
当然外務省の事務方がしっかり根回しをしたとはいえ、猪瀬知事の尻拭いをして謝罪
そして「イスタンブールに開催地がなったとしても我々は喜ぶ」といった。

そのあと、強豪を打ち破ってトルコの原子力発電所のプロジェクトを日本の会社に確定させた。
これはアッパレだ。新聞によれば、中国に十中八九決まっていたプロジェクトだという。
運営を原子力発電では最強のフランス企業を引っ張り出し成功させた。
ブレ過ぎていた末期の民主党ではありえない話であろう。

安倍さんは運が強いとも言える。

世間はアベノミクスで大騒ぎだ。
これまでも、民主党の時もそれぞれの内閣発足時は支持率は高かった。
でも続かない。何でか?
基本的に景気を復活できなかったわけだ。

自分は何度か金融政策の重要性をブログに書いた。
アメリカのFRBがバーンナンキ議長の下、大量のマネーを供給しているのに
日本はケチケチしていた。
(それにしても「文芸春秋」で金融緩和の大御所浜田先生と自分が大嫌いな藤原正彦が対談して、あの新自由主義嫌いの「国家の品格」の藤原正彦がバーンナンキの金融緩和を称賛しているのには呆れた。いかにもインチキ野郎と言ってやりたい。このやり方が藤原がけなすミルトンフリードマンのやり方って知っているのであろうか?バカだから知らないかも?)

何でアメリカの真似が出来ないものかと思っていた。
一時民主党政権下でも白川さんが金融緩和をした。
昨年春株価は一時的に復活したが、すぐ元に戻った。

徹底的に市場へ資金が流入できなかったからだ。
閾値を越えない投資は、全く意味のないものになることが多い。

仕事においてもそうだろう。
小出しに少しづつ資金を投入しても全く意味のないことが多い。
こういうときは一気にせめていくしかない。昨日は一日会議でそんな話をしていた。
景気反転をどうビジネスチャンスに生かすのか?自分の懐も豊かにせねば。。。

それにしても昨日のドル円相場の100円の強行突破はビックリだ。
自分は為替はやらないからいいけど、おそらくは100円手前のあたりで99円台円買い97円台円売りの往復で張っていた奴らは度肝を抜かれたであろう。100円前後くらいにロスカットポジションが大量に張られたはずだから、損切りの続出だろう。フリードマン博士じゃないけど、市場から退場するくらいの人もいるかもしれない。

昨年末の決算予想と違い企業の決算がよくなっているわけであるから、当然経済も高循環。ボーナスもカットされない。この相場まだまだ続くなあ。
ここしばらくおとなしくして割と映画を見ていた。ワインを3日に2杯飲んだだけだ
何とか総会など来週からオフィシャルな飲み会が増える。


コメント
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