映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

映画「アバター ウェイオブウォーター」 ジェームズキャメロン

2023-01-17 05:11:35 | 映画(洋画:2022年以降主演男性)
映画「アバター ウェイオブウォーター」を映画館で観てきました。


映画「アバター ウェイ オブウォーター」はジェームズ・キャメロン監督による「アバター」の続編である。かなり後回しになってしまった。3時間を超える上映時間に尻込み気味だった。主たる舞台が海になり、前回以上の映像美が楽しめるらしい。期待感を持ち映画館に向かう。

パンドラの星に住み着いて平和に暮らしていたジェイク(サムワーシントン)は先住民ナヴィの娘ネイティリ(ゾーイダルドナ)と結婚して子どもを5人つくり、しあわせな生活をおくっていた。そこにクオリッチ(スティーヴン・ラング)率いる人間を含めた侵入者が現れてパンドラを荒らす。自分が標的とわかり、トノワリ(スティーヴン・ラング)とロナル(ケイトウィンスレット)率いる海辺の部族の集落に向かい身を寄せる。その後子どもたちも海の生活に慣れはじめた時にクオリッチたちが再度襲ってくる


たしかに現代最先端の技術を駆使した映像が美しい。
前作「アバター」は観ているけど、登場人物双方の関係が最初はつかめない。ジェイクの家族が海に向かっていき、アジトを攻めた連中が追いかける頃にようやくアタマが整理されていく。ストーリーは侵略と対抗が基本でたいした話ではない。美しいトロピカル風景を基調にした物語が、途中からは最後に向けては「007」系のアクション映画のように攻守入り乱れた闘いになっていく。

南海で泳ぐ魚がすいすい泳ぐ水族館にいるような大画面の映像でさわやかな感覚を感じる。登場人物が異類の半魚類に乗って気分良く水中から飛び上がるシーンも気分がいい。


一方で、巨大クジラのような生き物を殺したりする画像で気分が悪くなり、海辺の部落で火を放ったりする場面で目を背ける。どちらかというと、快適だった感覚が下降に向かう。その上で殺し合いが始まると粗暴で醜悪なパフォーマンスに神経が刺激され疲れる。


アニメの場合、別に英語のセリフを聞かなくてもいいような気もして日本語吹き替え版を観ることがある。「アバター」ではそれなりの俳優で配役が決まっている。CGで別の姿になっていてもそれぞれの俳優がリアルな演技もするので基本的には字幕版を選択する。メイキング映像で、撮影風景を確認すると人間の姿で演技している。するとやはり感情が入ったリアルな肉声を聞くべきだと感じる。最新の映像技術を駆使するジェームズキャメロンはそれにしてもすごい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする