2023年好きだった映画を10本列挙する。(まだ観るので一日早いけど)
もちろん映画の出来もあるけど好みが優先である。
結局観た映画の本数は186本(名画座、Netflix映画含む)、自分なりに気に入って自分の控えに〇(マル)したのが50本。(2007年からつけて控えは3279本)選んで観ているから絶対没は少ない。いざ選ぶとなるとなかなか難しい。意識していないが、頑張る女性への応援という作品がなぜか多い。
順番は順位ではありません。題名クリックすると記事になります
シェイクスピア劇では悪者にされている英國王フィリップ3世を擁護しようとシングルマザーのサリーホーキンスが歴史の新事実に迫る物語。
特殊詐欺の首謀者で社会の底辺を彷徨う大阪の女を安藤さくらが演じる。脇役の援護射撃もありリズミカルに泥くさい世界に迫る作品となる。
アウシュヴィッツの収容所で負ければ死ぬボクシングの試合を勝ち抜き、戦後は不敗の王者ロッキーマルシアノに挑戦した男の生き残り物語
コールセンターに勤めた実業高校の実習生が派遣先でむごい目にあう。それを警察が取り締まる刑事役のペドゥナがカッコ良すぎる。
あるピアニストが人生それぞれの場面で別の選択していたらどうなったの?それぞれの場合の別の道を映像で教えてくれる。音楽、美術、カメラワークいずれも絶品
突如夫が失踪して1人となった銭湯の店主が探偵を使って真相を探ると意外な展開に。真木よう子が主役で「さよなら渓谷」以来の情感こもる好演。
上京してジャズのテナーサックスで身を立てようとする青年の成長物語。上原ひろみ中心の現役プレイヤーによる臨場感あるサウンドを劇場で楽しめる。
ちんどん屋稼業をしていた大卒女が、たたき上げの浪曲師の口演に魅せられ入門。師匠が病に倒れ100歳の三味線弾きの弟子になり修行するドキュメンタリー。
鍼医者なのに暗殺請負の藤枝梅安を豊川悦司が演じ、料亭女将天海祐希と対峙するが2人に因縁あり。天海祐希の存在感が圧倒的で夜のムードが冴える時代劇の傑作。
香港の理系独身男に突如モテ期が訪れて、次々と美女とデート。女の子がいずれも香港の辺境に住み、あちらこちら右往左往する現代香港の風景を実感するラブコメ。
キネマ旬報のベストとは被らないものが多いだろうなあ。でもこんな映画が自分の好みだ。
自分なりのベストと甲乙つけがたい10本
アダルトショップで働くモンゴルの女子学生
ケイトブランシェットの怪演
時間軸をずらして真実に迫る構成力に優れたミステリー
エアジョーダン誕生秘話と営業のお手本
スピルバーグの青春、ミッシェルウィリアムズが良かった。
一流映画監督を目指そうと崩壊した家族を撮る女の子
茶飲み友達を装った高齢者向け風俗、リアル感が半端でない。
パトリスルコント監督による簡潔なフランスサスペンス
師弟関係の描写に優れる高揚するボクシング映画
恐妻家ナポレオンの実態と戦闘場面の大迫力
追加
わあ!迷うなあ
最初の30分で究極のグルメ映画と確信
同時並行のStoryの収束と新垣結衣の瑞々しさ。
クライムサスペンスの韓国らしい観客の読みを外す展開
荒井晴彦の世界に陶酔、「さよならの向こう側」がアタマに焼きつく
真の報道はこれぞと思わせる登場人物の行動力