毛無山塊のイワカガミは今年10年に1度の大当たりで、山上は紅白入り乱れた百花繚乱の景色が広がっていると聞いた。しかし、その場所は道の無いバリアンスルート、ただでさえ登るのが大変な毛無山塊にあって、道無き急斜面を登らないとたどり着けない。幸いにしてこの日はミスター毛無山さん、ことK田さんがガイドして案内してくださるとのことで、スピードの遅い私は足を引っ張るのを覚悟の上で参加させていただいた。メンバーはK田さん、うーさん、私の3人。
本日登るは道無き急斜面。先をリードするK田さんに全く着いて行けない。
登ること1時間半ほど、標高差400mほど登ったところで稜線に出る。なんとなく道がある。
イワカガミが現れ始めたと思ったら、その先はイワカガミだらけ。
白いイワカガミ。葉に明瞭なギザギザがありこれはヤマイワカガミ。
ヤマイワカガミ
どっさり。
薄ピンク色の花。
こちらも葉の切れ込みが明瞭でベニバナヤマイワカガミと思われる。
ピンクもどっさり。赤白入り乱れて咲き、百花繚乱の稜線。
白花接写
こちらは色の濃いイワカガミ。葉の切れ込みがやや浅く、ベニバナヒメイワカガミかコイワカガミと言ったほうが良いのかもしれないが、同じ場所に咲いているのでベニバナヤマイワカガミということにしておく。
こっちもどっさり。
ベニバナヤマイワカガミ。
とにかく凄い!
ご案内いただいたK田さんとはここまででお別れし、うーさんと私はこのヤマイワカガミ咲き乱れる山上の楽園を存分に楽しみながら、上に向かって進んだ。K田さんは長い稜線を末端まで下りてみるとのことで登って来た尾根を戻って行かれた。ここから先も急登と急下り、岩の細尾根が続くバリアンスルートの稜線だが、イワカガミの他にも様々な花に出会うことができた。
岩の細尾根を登る。
稜線のトウゴクミツバツツジ。向こうに見えるのが毛無山。
こんなのも咲いていた。
コイワザクラ。
見つけました。先日の愛鷹山で出会えなかったトウカイスミレ。
小さくてひ弱そうなスミレ。
トウカイスミレ。
途中の小ピークには古い祠が立っていた。
稜線の通常ルートに抜け出る。
稜線の通常ルートに抜け出たのは12時半、花が凄過ぎて、標高差300mほどの稜線を抜け出すのに2時間半も費やして楽しんだことになる。通常ルート上の小ピークで食事休憩した後は、通常ルートを下山した。しかし、このルートにも様々な花が咲いており、全く足が進まない。
うーさんが白いスミレを発見。
純白に鮮やかなストライプ、巻いていない葉。
これはシコクスミレ。
登山道の両脇に現れた白い花。
ツルシロカネソウ。
どっさりのツルシロカネソウ
ツルシロカネソウ群落。
フタバアオイの群落もあった。
ここのフタバアオイの花は色白。
花を堪能しながら存分に写真を撮りながら下山し、駐車場には午後4時に到着した。まだ3台ほど車が止まっていた。
バリアンスルートだけにきつい登りではあるが、苦労に見合うだけの赤白ピンクのイワカガミ咲き乱れる凄い花景色を楽しむことができた。今回お誘いいただき、ガイドをしてくださったK田さんに感謝である。
本日登るは道無き急斜面。先をリードするK田さんに全く着いて行けない。
登ること1時間半ほど、標高差400mほど登ったところで稜線に出る。なんとなく道がある。
イワカガミが現れ始めたと思ったら、その先はイワカガミだらけ。
白いイワカガミ。葉に明瞭なギザギザがありこれはヤマイワカガミ。
ヤマイワカガミ
どっさり。
薄ピンク色の花。
こちらも葉の切れ込みが明瞭でベニバナヤマイワカガミと思われる。
ピンクもどっさり。赤白入り乱れて咲き、百花繚乱の稜線。
白花接写
こちらは色の濃いイワカガミ。葉の切れ込みがやや浅く、ベニバナヒメイワカガミかコイワカガミと言ったほうが良いのかもしれないが、同じ場所に咲いているのでベニバナヤマイワカガミということにしておく。
こっちもどっさり。
ベニバナヤマイワカガミ。
とにかく凄い!
ご案内いただいたK田さんとはここまででお別れし、うーさんと私はこのヤマイワカガミ咲き乱れる山上の楽園を存分に楽しみながら、上に向かって進んだ。K田さんは長い稜線を末端まで下りてみるとのことで登って来た尾根を戻って行かれた。ここから先も急登と急下り、岩の細尾根が続くバリアンスルートの稜線だが、イワカガミの他にも様々な花に出会うことができた。
岩の細尾根を登る。
稜線のトウゴクミツバツツジ。向こうに見えるのが毛無山。
こんなのも咲いていた。
コイワザクラ。
見つけました。先日の愛鷹山で出会えなかったトウカイスミレ。
小さくてひ弱そうなスミレ。
トウカイスミレ。
途中の小ピークには古い祠が立っていた。
稜線の通常ルートに抜け出る。
稜線の通常ルートに抜け出たのは12時半、花が凄過ぎて、標高差300mほどの稜線を抜け出すのに2時間半も費やして楽しんだことになる。通常ルート上の小ピークで食事休憩した後は、通常ルートを下山した。しかし、このルートにも様々な花が咲いており、全く足が進まない。
うーさんが白いスミレを発見。
純白に鮮やかなストライプ、巻いていない葉。
これはシコクスミレ。
登山道の両脇に現れた白い花。
ツルシロカネソウ。
どっさりのツルシロカネソウ
ツルシロカネソウ群落。
フタバアオイの群落もあった。
ここのフタバアオイの花は色白。
花を堪能しながら存分に写真を撮りながら下山し、駐車場には午後4時に到着した。まだ3台ほど車が止まっていた。
バリアンスルートだけにきつい登りではあるが、苦労に見合うだけの赤白ピンクのイワカガミ咲き乱れる凄い花景色を楽しむことができた。今回お誘いいただき、ガイドをしてくださったK田さんに感謝である。