ここのところことごとく失敗に終わっている朝霧高原の山梨県側で撮影する剣ヶ峰ダイヤであるが、このままでは終われない。今回はGPSに撮影候補地7か所を登録してその点を繋いだ線上での撮影を試みる。できるだけ起伏の少ない平坦な場所を選ぶことにする。また、Canon70-200mm ズームレンズの前方に装着するフィルターを新しく作成してみたので、その効果も確かめてみたい。朝5時に自宅を出発しコンビニで朝食を調達して行くが、ちょっと本を立ち読みしていると・・・まずい!時間が・・・。
GPS片手に撮影地を探す。20分前にはこの場所に到着して準備するが・・・
600㎜望遠セット完了。直前に雪煙だけでなく雲も出てしまう。
剣ヶ峰のいちばん左から光が2個現れる。想定していたよりは左。
さらに突起の右からも現れる。
さらにその右。雲と雪煙に邪魔されなければこの時点で6つか7つの光芒が出たはずだ。
光が融合
そして剣ヶ峰の右からも光が現れた。
あと2mくらい右寄りで良かったかも知れないが、想定していた通り、この距離とこの角度ならば剣ヶ峰の左右から光を出すことが出来る。
もう融合してしまっている。雲が出なければ、もっと凄い光芒が出たであろうが残念。
ピカリと輝くダイヤにはならず。
さて、もう1本の改造フィルターを装着して200㎜望遠で狙ったカメラのほうだが、設定の調整に手こずっている間に太陽が出てしまった。このフィルターは絞りを開放にした状態で使わないと威力を発揮しないので、その状態でカメラを設定するのだがどうにも画像が明る過ぎる。どうやらこの改造フィルターはF値にはあまり影響を与えないようだ。
絞り開放F2.8でも八角形の光芒が出てくれるのは良いのだが・・・
シャッタースピード最速の1/4000 にしてもこんなに明るい。奇妙な形のゴーストが出ている。
F9にすると普通の形のゴーストになり、このフィルターの効果は現れない。
改造フィルターは市販のクロスフィルターに近い構造をしているものであるが、マス目の大きさがだいぶ違う。F値にどのような影響を与えるのかが予想出来なかったが、どうやらあまり暗くはならないようで、今回のものでは割れるダイヤの撮影には向かないようである。しかし、明るいレンズのほうが有利な月光ティアラの撮影には威力を発揮するかも知れない。
剣ヶ峰全体に太陽の大きさをマッチングさせる多分割ダイヤモンド富士の撮影はこのくらいの距離と角度から可能なことがわかった。今回の角度は冬至前後の竜ヶ岳山頂付近から狙う剣ヶ峰ダイヤとほぼ同じ角度である。竜ヶ岳はさらに距離が離れるので、さらにうまくマッチングしてくれるのではないかと期待される。その前に、先日調査した竜ヶ岳林道からの撮影に挑みたいと思う。位置が微妙であるが、天候に恵まれれば勝算はある。
太陽が昇るとあっという間に霜が溶け、朝露が輝く。
本日の太陽軌道
GPS片手に撮影地を探す。20分前にはこの場所に到着して準備するが・・・
600㎜望遠セット完了。直前に雪煙だけでなく雲も出てしまう。
剣ヶ峰のいちばん左から光が2個現れる。想定していたよりは左。
さらに突起の右からも現れる。
さらにその右。雲と雪煙に邪魔されなければこの時点で6つか7つの光芒が出たはずだ。
光が融合
そして剣ヶ峰の右からも光が現れた。
あと2mくらい右寄りで良かったかも知れないが、想定していた通り、この距離とこの角度ならば剣ヶ峰の左右から光を出すことが出来る。
もう融合してしまっている。雲が出なければ、もっと凄い光芒が出たであろうが残念。
ピカリと輝くダイヤにはならず。
さて、もう1本の改造フィルターを装着して200㎜望遠で狙ったカメラのほうだが、設定の調整に手こずっている間に太陽が出てしまった。このフィルターは絞りを開放にした状態で使わないと威力を発揮しないので、その状態でカメラを設定するのだがどうにも画像が明る過ぎる。どうやらこの改造フィルターはF値にはあまり影響を与えないようだ。
絞り開放F2.8でも八角形の光芒が出てくれるのは良いのだが・・・
シャッタースピード最速の1/4000 にしてもこんなに明るい。奇妙な形のゴーストが出ている。
F9にすると普通の形のゴーストになり、このフィルターの効果は現れない。
改造フィルターは市販のクロスフィルターに近い構造をしているものであるが、マス目の大きさがだいぶ違う。F値にどのような影響を与えるのかが予想出来なかったが、どうやらあまり暗くはならないようで、今回のものでは割れるダイヤの撮影には向かないようである。しかし、明るいレンズのほうが有利な月光ティアラの撮影には威力を発揮するかも知れない。
剣ヶ峰全体に太陽の大きさをマッチングさせる多分割ダイヤモンド富士の撮影はこのくらいの距離と角度から可能なことがわかった。今回の角度は冬至前後の竜ヶ岳山頂付近から狙う剣ヶ峰ダイヤとほぼ同じ角度である。竜ヶ岳はさらに距離が離れるので、さらにうまくマッチングしてくれるのではないかと期待される。その前に、先日調査した竜ヶ岳林道からの撮影に挑みたいと思う。位置が微妙であるが、天候に恵まれれば勝算はある。
太陽が昇るとあっという間に霜が溶け、朝露が輝く。
本日の太陽軌道