竹林や藪などの陰地に生育する多年草である。雌雄異株で、若い個体は雄株で、成長すると雌株に変化する。地下に球茎があり、葉は長い柄があり上部で 2 叉し放射状に披針形の小葉をつける。花柄は直立し、葉柄より低く、先端に肉穂花序をつけ、花序の先につく濃紫色~紫褐色の付属体が異状に長く伸び、あたかも釣り糸を垂らしているかのように見える。花期は 5 月。山梨県では広範囲に生育しているがあまり見かけるものでは無い。
2018年山梨県カテゴリー:準絶滅危惧(NT) 2017年環境省カテゴリー:なし
ウラシマソウ 平成26年4月 甲府市で撮影
付属体が細く長く伸び、あたかも釣り糸を垂らしているかのように見える。
令和3年4月 北杜市で撮影
葉よりも低い位置に仏炎苞が出る。
釣り糸を垂らすウラシマソウ
⇒その他の山梨県の絶滅危惧の植物
➡山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~
2018年山梨県カテゴリー:準絶滅危惧(NT) 2017年環境省カテゴリー:なし
ウラシマソウ 平成26年4月 甲府市で撮影
付属体が細く長く伸び、あたかも釣り糸を垂らしているかのように見える。
令和3年4月 北杜市で撮影
葉よりも低い位置に仏炎苞が出る。
釣り糸を垂らすウラシマソウ
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