予定では前日の27日に訪れるはずだったのだが、天候が思わしくなくこの日の午後に登ることに当日のお昼に決めた。登山口の道志までは移動距離が長いうえに山頂午後4時という時間の制約もあるので、急いで登山口まで行かないと間に合わない。高速道路を使って都留まで行き、峠を越えて道志村に入るがなにせこの山を訪れたのはもう10年も前のこと、どこの林道を走ったのかも良く覚えていない。とにかく林道を行けるところまで奥へ・・・と進むが、確か登山口のところに建物があったと記憶していたのだがそんな建物など見当たらず、車で行ける一番奥まで行ってしまった。ここはどこ?明らかに以前に来たところとは場所が違うが、カーナビの地図ではその奥に鳥ノ胸山が表示されているし、途中にルートを示す案内板も付いていた。間違ってはいないはずだが?
GPSの電源を入れて場所を確認すると、そこは予定していた林道よりも1本西側の林道で、予定では林を登った途中で通過するはずだった林道だった。予定地よりもやや上まで登って来たことになる。10分ほど短絡できただろうか?おそらく山頂までは1時間少々で到着できるはずだ。準備して午後2時35分に歩き始める。
沢の先まで林道が続いているが、RV車とはいえ、さすがにこの沢を強行突破する気にはなれない。
突破したとしてもそのすぐ先は落石があって通行不能だった。
曲がりくねった林道を短絡して斜面を登り、林道終点に到着したが・・・ルートが見つからない。
林道を短絡して杉林の中の細い道を上の林道まで登り着いたまでは良かったが・・・林道終点のところで登山ルートが見つからない。GPSで位置を確認すると、どうやら登山道は林道の途中から尾根に取り付くらしい。時間は午後2時45分、林道を戻るのは時間がかかってしまうので、杉林の斜面を尾根に向かって直登する。
杉林の斜面を尾根筋に向かって直登。急斜面に息が上がる。
こんなところにもミヤマウズラが生えている。低山なのに・・・。
要害山でも見かけたが、このヒトツボクロのような葉の正体は何? 葉の裏は薄緑色だった。
尾根道に出た。あとはこの道をひたすら登るだけだが・・・。
急斜面に突入。道はジグザグにつけられているのでさほどきつくはないが・・・。
その上はさらに急斜面。低山なのに・・・。
急斜面を登り着くと目の前に鳥ノ胸山の山頂が迫って来た。あと少し、しかし・・・。
また急登。低山なのに・・・。最後のこの急登は距離は短く、すぐに緩い登りになる。
山頂に到着。10年ぶりだろうか。
この山頂の山梨百名山標柱も新しいものが立てられて、新旧2本が立っていた。
急登だったのはなんとなく覚えていたが、思ったよりも長かった。時間は3時40分、予定通り1時間少々で山頂に到着した。ダイヤモンド富士になる時間は午後4時ごろ、場所によっては白山岳の角に夕陽を沈めて割れるダイヤモンドが見られるはずだったのだが・・・その場所は樹林帯の中で眺望がいまひとつ、その前に都留を通過した時にはしっかり見えていた富士山が完全に雲の中に隠れてしまっている。あと15分ほどでダイヤの時間、しかしこの状況ではほぼ絶望的だ。
あの輝く太陽のすぐ下に富士山が居るはずだが・・・。
雲がいっぱい。
わずかな雲の隙間に山頂だけでも見えないかと期待したが・・・
とうとう富士山は姿を現さず。
山頂のブナの木。左のどっしりした山は御正体山、右の遠くに見える山は三ツ峠。
裏側には雲の下に綺麗なアースシャドウが出た。
天気予報の雲画像から見て夕方には空が晴れるだろうと予想していたのだが、残念ながらあてが外れてしまった。
この山から見るダイヤモンド富士は『望の富士山』ののぞむ先生が撮影に成功している。標高1,200mという低山ではあるが富士山からの距離は十分にあり、富士山山頂に大きな夕陽が沈んで行く姿が撮影されている。難点といえば、低山であるがゆえに空がまだ夕焼けに染まらないうちにダイヤモンドになってしまうということだろう。しかしそれでも、山中湖周辺の石割山や高指山で見るダイヤよりもずっと大きな夕陽を望むことが出来る。またの機会にトライしたいと思う。
GPSの電源を入れて場所を確認すると、そこは予定していた林道よりも1本西側の林道で、予定では林を登った途中で通過するはずだった林道だった。予定地よりもやや上まで登って来たことになる。10分ほど短絡できただろうか?おそらく山頂までは1時間少々で到着できるはずだ。準備して午後2時35分に歩き始める。
沢の先まで林道が続いているが、RV車とはいえ、さすがにこの沢を強行突破する気にはなれない。
突破したとしてもそのすぐ先は落石があって通行不能だった。
曲がりくねった林道を短絡して斜面を登り、林道終点に到着したが・・・ルートが見つからない。
林道を短絡して杉林の中の細い道を上の林道まで登り着いたまでは良かったが・・・林道終点のところで登山ルートが見つからない。GPSで位置を確認すると、どうやら登山道は林道の途中から尾根に取り付くらしい。時間は午後2時45分、林道を戻るのは時間がかかってしまうので、杉林の斜面を尾根に向かって直登する。
杉林の斜面を尾根筋に向かって直登。急斜面に息が上がる。
こんなところにもミヤマウズラが生えている。低山なのに・・・。
要害山でも見かけたが、このヒトツボクロのような葉の正体は何? 葉の裏は薄緑色だった。
尾根道に出た。あとはこの道をひたすら登るだけだが・・・。
急斜面に突入。道はジグザグにつけられているのでさほどきつくはないが・・・。
その上はさらに急斜面。低山なのに・・・。
急斜面を登り着くと目の前に鳥ノ胸山の山頂が迫って来た。あと少し、しかし・・・。
また急登。低山なのに・・・。最後のこの急登は距離は短く、すぐに緩い登りになる。
山頂に到着。10年ぶりだろうか。
この山頂の山梨百名山標柱も新しいものが立てられて、新旧2本が立っていた。
急登だったのはなんとなく覚えていたが、思ったよりも長かった。時間は3時40分、予定通り1時間少々で山頂に到着した。ダイヤモンド富士になる時間は午後4時ごろ、場所によっては白山岳の角に夕陽を沈めて割れるダイヤモンドが見られるはずだったのだが・・・その場所は樹林帯の中で眺望がいまひとつ、その前に都留を通過した時にはしっかり見えていた富士山が完全に雲の中に隠れてしまっている。あと15分ほどでダイヤの時間、しかしこの状況ではほぼ絶望的だ。
あの輝く太陽のすぐ下に富士山が居るはずだが・・・。
雲がいっぱい。
わずかな雲の隙間に山頂だけでも見えないかと期待したが・・・
とうとう富士山は姿を現さず。
山頂のブナの木。左のどっしりした山は御正体山、右の遠くに見える山は三ツ峠。
裏側には雲の下に綺麗なアースシャドウが出た。
天気予報の雲画像から見て夕方には空が晴れるだろうと予想していたのだが、残念ながらあてが外れてしまった。
この山から見るダイヤモンド富士は『望の富士山』ののぞむ先生が撮影に成功している。標高1,200mという低山ではあるが富士山からの距離は十分にあり、富士山山頂に大きな夕陽が沈んで行く姿が撮影されている。難点といえば、低山であるがゆえに空がまだ夕焼けに染まらないうちにダイヤモンドになってしまうということだろう。しかしそれでも、山中湖周辺の石割山や高指山で見るダイヤよりもずっと大きな夕陽を望むことが出来る。またの機会にトライしたいと思う。