エイザンスミレがたくさん咲く山として知られる花の日本百名山、二十六夜山を花見隊メンバーとともに急遽訪れることとなった。ここはエイザンスミレの他にヒナスミレやヒカゲスミレも多く咲き、ネットで検索していたら交雑種らしきスミレの画像が写っているものを見かけた。今年はスミレのハズレ年なので、見つかる可能性はかなり低いと見ているが、この日を外すと時期的に今年はもう遅くなってしまい、来年に持ち越しになってしまう。人数が多いほうが発見する機会は多くなり、かつ北側の戸沢集落からのルートはまだ歩いていないコースでもあり、ルート探索の意味も含めて今回の出動となった。
今倉山からの縦走で反対側から一度だけ二十六夜山は訪れているが、戸沢側から歩くのは初めてであり、駐車場がどこにあるのかも全く知らない。芭蕉月待ちの湯という市営の温泉があるので、おそらくはそのあたりに車が止められるだろうという予想で行ってみると、予想通り月待ちの湯のところには大きな駐車場があった。登山口までは少し林道を歩かなければならないが、ここを起点に出発する。
戸沢集落から見上げる二十六夜山。真ん中の奥がおそらく山頂。
林道脇に咲いていたクサノオウ。タチツボスミレやニョイスミレ、アカネスミレなども道端に咲いていた。
登山道入り口。花を見ながらゆっくり歩き、ここまで約30分。登山口の奥に3~4台駐車可能なスペースがあった。
登山口付近に咲いていたマルバスミレ。
マルバスミレ
ヒカゲスミレ。葉はあるが既に終焉を迎えており、花は咲き残りが少しだけ。
ミツバコンロンソウ。結構たくさんあった。
ヨゴレネコノメソウ(だと思う)
エイザンスミレ。デカい!
葉はたくさんあるが、既に終わっている。高尾のスミレが終わってからこちらが咲くと予想していたが、どうやら同じ時期のようだ。
ヒナスミレも同じ場所にたくさんあるが、こちらも既に終わっている。出遅れたようだ。
中腹で水場を経由するルートと沢を直登するルートの2本に道が分かれていた。少し遠周りにはなるが水場を経由するルートを進む。かっちゃ岩という大岩を過ぎ、その先に豊富な水が流れ出す水場があり、ここで休憩する。その先の斜面はロープが張られた急斜面だ。
祠のところでルートは2つに分かれる。水場を経由して登る。
大きな桂の木。えっ、カツラ?(モデルはみちほさん旦那さん。)
かっちゃ岩。かっちゃ坊という修行僧の跡地らしい。
仙人水で水を飲む我らが千里眼仙人様。
豊富な水が流れ出る脇にはツルネコノメソウがたくさん。
ロープの張られた急登を登る。
急登を尾根まで登ると平らな休憩に適した場所がありここで時間は11時半を過ぎた。標高は約1,000m、山頂まではまだ標高差で300mほどあり、ここで昼食となる。もし探し物に出会えるとすれば沢沿いのあたりと考えていたので、ここまで登って来るともう見つかる確率はきわめて低い。もっと簡単に登れる山と思っていたのだが、予想していたよりもこちら側のルートは手強いことがここまで登って来てわかった。ここでみちほさんとsanaeさんたちは引き返すこととなり、うーさんと私だけ予定通り山頂に行くことになったのだが・・・。
昼食をとり、山頂に向けて出発。やや急登を登る。
アケボノスミレ
山頂に近付くとナガバノスミレサイシンがちょうど見頃。
ナガバノスミレサイシン
結構咲いてました。
山頂直下の二十六夜講跡地。
山頂に立つ二十六夜の石碑
二十六夜山山頂。
鹿留・杓子山塊に並んでうっすらと富士山。
エイザンスミレと山頂。
山頂裏に咲いていたヒナスミレ。
小さくて可愛らしいヒナスミレ。
山頂裏側でヒナスミレを撮影していると、上でうーさんが何か騒いでいる。熊でも出たかと思えば、出て来たのはトシちゃんだった。それに続いてsanaeさんも登場。あそこまで来たのだから山頂を踏まずには帰れないということで、みちほさんと別れて引き返してきたそうだ。まさかの再ご対面にビックリ! 休憩後、遠周りにはなるが下山は引ノ田に下りる尾根ルートを下山する。
引ノ田ルート。結構急下りです。
道はしっかりしているがあまり歩かれている様子は無い。落葉のラッセル。
sanaeさんがこんな葉っぱを発見。エビちゃん。株は小さく、きちんと咲いてくれれば良いのだが。
沢に出るが、このあたりは道がいまひとつ不明瞭で荒れている。
林道に出る。
林道に出たところで、左に進んで大きな通りを進むか、それとも右のジグザグ曲がりの林道を歩くか迷った。距離はいずれも同じくらいだが、大きな通りに出るとうまくすればバスが来るかもしれないというメリットがある。しかし、林道を進めば他の花にもめぐり会えるかもしれない。ここはストックに身を委ね、放り投げてストックの先が向いた方向に進むことにする。そして選んだのが林道歩き。しかしこの林道、実際に歩いてみると、下るのでは無くて結構登っているではないか。
スミレ咲く林道を行く。長いダラダラ登り。登ったと思えばまた下りてまた登って・・・結構疲れました。
ヒカゲスミレの葉。花はもう終わっていた。
大きな白花のスミレ。タチツボの1.5倍くらいデカい。
距に薄紫が残っており花柄は無毛、これはオトメスミレではないだろうか?
花を楽しみながら途中で道に座って休憩をとりながらテクテクと林道を歩き、1時間少々かかって午後5時40分芭蕉月待ちの湯の駐車場に到着した。標高差800mほどの山だが、林道歩きを入れると1000m近くなったかも知れない。結構なガッツリ登山となった。
芭蕉月待ちの湯で汗を流し、蕎麦を食べる。おいしい蕎麦ではあったが、サービスがちょっと・・・という感がある。メニューに「割り箸10円」が別にあり、てっきり箸は別売かと思って購入してしまったが、注文品には箸が付いてくるのは出てきてから知った。テーブルには七味が置いておらず、カウンターのところでしか使えないという不便さがある。
途中で下山したみちほさんが下山中に探し物らしき葉を見つけた。花期を既に過ぎており、花が付いていないので本物かどうかはわからないが、また来年以降確かめに来る必要がありそうだ。しかし、山頂まで行くかどうかは・・・その日の状況で判断することにしよう。
今倉山からの縦走で反対側から一度だけ二十六夜山は訪れているが、戸沢側から歩くのは初めてであり、駐車場がどこにあるのかも全く知らない。芭蕉月待ちの湯という市営の温泉があるので、おそらくはそのあたりに車が止められるだろうという予想で行ってみると、予想通り月待ちの湯のところには大きな駐車場があった。登山口までは少し林道を歩かなければならないが、ここを起点に出発する。
戸沢集落から見上げる二十六夜山。真ん中の奥がおそらく山頂。
林道脇に咲いていたクサノオウ。タチツボスミレやニョイスミレ、アカネスミレなども道端に咲いていた。
登山道入り口。花を見ながらゆっくり歩き、ここまで約30分。登山口の奥に3~4台駐車可能なスペースがあった。
登山口付近に咲いていたマルバスミレ。
マルバスミレ
ヒカゲスミレ。葉はあるが既に終焉を迎えており、花は咲き残りが少しだけ。
ミツバコンロンソウ。結構たくさんあった。
ヨゴレネコノメソウ(だと思う)
エイザンスミレ。デカい!
葉はたくさんあるが、既に終わっている。高尾のスミレが終わってからこちらが咲くと予想していたが、どうやら同じ時期のようだ。
ヒナスミレも同じ場所にたくさんあるが、こちらも既に終わっている。出遅れたようだ。
中腹で水場を経由するルートと沢を直登するルートの2本に道が分かれていた。少し遠周りにはなるが水場を経由するルートを進む。かっちゃ岩という大岩を過ぎ、その先に豊富な水が流れ出す水場があり、ここで休憩する。その先の斜面はロープが張られた急斜面だ。
祠のところでルートは2つに分かれる。水場を経由して登る。
大きな桂の木。えっ、カツラ?(モデルはみちほさん旦那さん。)
かっちゃ岩。かっちゃ坊という修行僧の跡地らしい。
仙人水で水を飲む我らが千里眼仙人様。
豊富な水が流れ出る脇にはツルネコノメソウがたくさん。
ロープの張られた急登を登る。
急登を尾根まで登ると平らな休憩に適した場所がありここで時間は11時半を過ぎた。標高は約1,000m、山頂まではまだ標高差で300mほどあり、ここで昼食となる。もし探し物に出会えるとすれば沢沿いのあたりと考えていたので、ここまで登って来るともう見つかる確率はきわめて低い。もっと簡単に登れる山と思っていたのだが、予想していたよりもこちら側のルートは手強いことがここまで登って来てわかった。ここでみちほさんとsanaeさんたちは引き返すこととなり、うーさんと私だけ予定通り山頂に行くことになったのだが・・・。
昼食をとり、山頂に向けて出発。やや急登を登る。
アケボノスミレ
山頂に近付くとナガバノスミレサイシンがちょうど見頃。
ナガバノスミレサイシン
結構咲いてました。
山頂直下の二十六夜講跡地。
山頂に立つ二十六夜の石碑
二十六夜山山頂。
鹿留・杓子山塊に並んでうっすらと富士山。
エイザンスミレと山頂。
山頂裏に咲いていたヒナスミレ。
小さくて可愛らしいヒナスミレ。
山頂裏側でヒナスミレを撮影していると、上でうーさんが何か騒いでいる。熊でも出たかと思えば、出て来たのはトシちゃんだった。それに続いてsanaeさんも登場。あそこまで来たのだから山頂を踏まずには帰れないということで、みちほさんと別れて引き返してきたそうだ。まさかの再ご対面にビックリ! 休憩後、遠周りにはなるが下山は引ノ田に下りる尾根ルートを下山する。
引ノ田ルート。結構急下りです。
道はしっかりしているがあまり歩かれている様子は無い。落葉のラッセル。
sanaeさんがこんな葉っぱを発見。エビちゃん。株は小さく、きちんと咲いてくれれば良いのだが。
沢に出るが、このあたりは道がいまひとつ不明瞭で荒れている。
林道に出る。
林道に出たところで、左に進んで大きな通りを進むか、それとも右のジグザグ曲がりの林道を歩くか迷った。距離はいずれも同じくらいだが、大きな通りに出るとうまくすればバスが来るかもしれないというメリットがある。しかし、林道を進めば他の花にもめぐり会えるかもしれない。ここはストックに身を委ね、放り投げてストックの先が向いた方向に進むことにする。そして選んだのが林道歩き。しかしこの林道、実際に歩いてみると、下るのでは無くて結構登っているではないか。
スミレ咲く林道を行く。長いダラダラ登り。登ったと思えばまた下りてまた登って・・・結構疲れました。
ヒカゲスミレの葉。花はもう終わっていた。
大きな白花のスミレ。タチツボの1.5倍くらいデカい。
距に薄紫が残っており花柄は無毛、これはオトメスミレではないだろうか?
花を楽しみながら途中で道に座って休憩をとりながらテクテクと林道を歩き、1時間少々かかって午後5時40分芭蕉月待ちの湯の駐車場に到着した。標高差800mほどの山だが、林道歩きを入れると1000m近くなったかも知れない。結構なガッツリ登山となった。
芭蕉月待ちの湯で汗を流し、蕎麦を食べる。おいしい蕎麦ではあったが、サービスがちょっと・・・という感がある。メニューに「割り箸10円」が別にあり、てっきり箸は別売かと思って購入してしまったが、注文品には箸が付いてくるのは出てきてから知った。テーブルには七味が置いておらず、カウンターのところでしか使えないという不便さがある。
途中で下山したみちほさんが下山中に探し物らしき葉を見つけた。花期を既に過ぎており、花が付いていないので本物かどうかはわからないが、また来年以降確かめに来る必要がありそうだ。しかし、山頂まで行くかどうかは・・・その日の状況で判断することにしよう。