10月29日と30日の2日間、月齢13、14の明るい月と明るい火星が接近する。狙うは月と火星が接近したパール富士であるが両方を一緒に撮るには日没後の時間帯が問題である。富士山残照の時間帯の月を狙うと火星は写らないし、かといって日没後30分以上過ぎた月だと今度は月明かりに火星が負けてしまう。両方が写りそうな日没後20分くらいの時間に富士山頂に月が現れる場所を計算して朝霧高原に向かう。しかし、富士山はきわめてご機嫌斜めである。時折姿を現すもののほとんど雲の中に隠れている。これで撮れるのかどうか?30分前に現地に到着すると同じようなことを考えているカメラマンが3人ほど撮影準備をしていた。
月の出の直前まで雲が多くて富士山は見えなかったが、突然月が見え始めた。カメラを構えたのは剣ヶ峰に月が昇る位置。
200㎜望遠の画角で火星がギリギリ入るだろうと思っていたのだが、APS-Cサイズだと入り切らないことが分かった。
こちらは570㎜望遠で捉えた剣ヶ峰のシルエットムーン。もう少し左寄りで良かった。
200㎜望遠。富士山は半分雲で隠れている。
やっと見え始めた頃には月はもう剣ヶ峰から離れている。
月と剣ヶ峰
さて、こちらが月と火星が入る画角で撮影した画像。
雲に隠れて半分は諦めていたが・・・
霞んではいるものの富士山が姿を現した。火星も写っている。
富士山に輝く月と火星。なんとか撮れたが霞が多くてスッキリした画像にはならなかった。
その後は再び雲の中。
本栖湖に立ち寄る。月と火星が雲に隠れたが富士山山頂は一応見えている。
この天候の中で月と火星と富士山が見えただけでも奇跡に近かったのではないかと思う。明日は火星が月の右上に位置するようになり、月の昇って来る時間はさらに遅い時間になる。どう撮るかは検討してあるのだが、おそらく天候がいまいちであろう。
月の出の直前まで雲が多くて富士山は見えなかったが、突然月が見え始めた。カメラを構えたのは剣ヶ峰に月が昇る位置。
200㎜望遠の画角で火星がギリギリ入るだろうと思っていたのだが、APS-Cサイズだと入り切らないことが分かった。
こちらは570㎜望遠で捉えた剣ヶ峰のシルエットムーン。もう少し左寄りで良かった。
200㎜望遠。富士山は半分雲で隠れている。
やっと見え始めた頃には月はもう剣ヶ峰から離れている。
月と剣ヶ峰
さて、こちらが月と火星が入る画角で撮影した画像。
雲に隠れて半分は諦めていたが・・・
霞んではいるものの富士山が姿を現した。火星も写っている。
富士山に輝く月と火星。なんとか撮れたが霞が多くてスッキリした画像にはならなかった。
その後は再び雲の中。
本栖湖に立ち寄る。月と火星が雲に隠れたが富士山山頂は一応見えている。
この天候の中で月と火星と富士山が見えただけでも奇跡に近かったのではないかと思う。明日は火星が月の右上に位置するようになり、月の昇って来る時間はさらに遅い時間になる。どう撮るかは検討してあるのだが、おそらく天候がいまいちであろう。