山地帯~亜高山帯の岩場や崖地に生育多年草。茎の高さ20 ~ 60㎝。岩場や崖に下垂する。葉は披針形で先が尾状に伸びる。全体に毛がないか、わずかにある。花は濃紅色~淡紅色と変異が多い。花期 8 ~ 9 月。八ケ岳、奥秩父山系、南アルプス、富士山など広い範囲に分布しており、個体数は比較的多い。茎の上部や萼に毛が無いものをオオビランジ、毛のあるものをビランジとする説もあるが、同じ場所に生育している個体でも両者が混在していることがあり、山梨県レッドデータブックではいずれもオオビランジとして扱っている。
2018年山梨県カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類(VU) 2017年環境省カテゴリー 準絶滅危惧(NT)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/d1/666e95b938584025bf40f393acd269ba.jpg)
オオビランジ 平成29年9月 日向山で撮影
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/cb/070e2bddd1b7e3d46eb35fae17320a8a.jpg)
同上 萼や花茎にはほとんど毛が無い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/64/d996f52df1171d15ed685764a641ace1.jpg)
岩壁に生育するオオビランジ 令和1年9月 尾白川渓谷で撮影
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/ae/4de2d32454cd083e63a806d5e42febbc.jpg)
同上
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/b7/508be1bbb2577b8c2512331b5629cb6c.jpg)
ビランジのタイプのもの 令和1年8月 八ヶ岳で撮影
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/d1/6b0ab1b1544ed906b33cf5b0102077e6.jpg)
萼や花茎に毛が生えている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/8f/608656b810a23e0796a282ee16c74bbb.jpg)
同じ場所に生えていたもの。こちらは毛が無い。
⇒山梨県の絶滅危惧のナデシコ科およびサクラソウ科植物一覧
⇒山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~
2018年山梨県カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類(VU) 2017年環境省カテゴリー 準絶滅危惧(NT)
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オオビランジ 平成29年9月 日向山で撮影
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/cb/070e2bddd1b7e3d46eb35fae17320a8a.jpg)
同上 萼や花茎にはほとんど毛が無い。
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岩壁に生育するオオビランジ 令和1年9月 尾白川渓谷で撮影
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同上
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ビランジのタイプのもの 令和1年8月 八ヶ岳で撮影
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/d1/6b0ab1b1544ed906b33cf5b0102077e6.jpg)
萼や花茎に毛が生えている。
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同じ場所に生えていたもの。こちらは毛が無い。
⇒山梨県の絶滅危惧のナデシコ科およびサクラソウ科植物一覧
⇒山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~