山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

夕暮れの紅葉 新倉山公園  令和5年11月22日

2023年11月25日 | 番外編
 紅葉の真っ最中でおそらく混雑しているであろう新倉山公園だが、暗くなった頃には人も少なくなってくるであろう。仕事で富士吉田に出張した帰りに立ち寄ってみる。午後4時半に駐車場に到着したが、予想した通りに車がいっぱいである。車内で休憩して陽が沈んだ5時ごろから登ってみる。

    モミジの紅葉。半月が昇って来ているが明るく撮影し過ぎて消えてしまった。

    夕暮れの富士山と山門

    紅葉と夕富士

    カラマツ越しの富士山

    夕暮れのカラマツと富士山。カラマツが暗くなってしまい、少し遅過ぎた。

    モミジと夕富士

    忠霊塔に月が昇る

    忠霊塔の月

    ライトアップの明かりをカットして右側のポジションから撮影

    半月が輝く忠霊塔と富士山

    まだ10人くらい人が居た。ライトアップの明かりが眩しい。

    夕暮れの忠霊塔と富士山。ライトがカットできる位置を探して撮影したが次々に人がやって来て撮影に一苦労。

    階段を下りながら紅葉と富士山の撮影ポイントを探す。

    紅葉の階段道と夕富士

    紅葉と夕富士。風が無く良い感じで撮れたかと思う。

    山門と夕富士。もう1歩前に出るとライトアップの明かりが眩し過ぎるためギリギリの位置で撮影する。

 月明かりでもう少し富士山が明るく写るだろうと予想していたのだが、半月程度の月ではライトアップした忠霊塔の明るさには負けてしまった。富士山の近くに月がある時に再訪できればと思っているが、人の少ない厳冬の頃が狙いごろかと思っている。


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黄葉の川俣川の谷 八ヶ岳夢大橋  令和5年11月21日

2023年11月24日 | 番外編
 美し森の紅葉はもう終わってしまっていたがこちらの谷はまだ十分に楽しめる。八ヶ岳夢大橋に立ち寄ってみる。

    八ケ岳夢大橋の駐車場と八ケ岳の眺望


   夕暮れが迫り、向こう側の川俣川の谷には陽が差し込まない。

    雲が迫る八ケ岳赤岳

    先日の雪で冠雪した赤岳が格好良い。

    川俣川の谷の黄葉を夢大橋の上から眺める。ちょうど見ごろである。

    黄葉の彼方に茅ヶ岳と富士山の眺望

    茅ヶ岳と富士山

    半月が昇っている。

    夕暮れ迫る黄葉の谷

    ブナの黄葉と富士山

 日没少し前まで素晴らしい川俣川の谷の黄葉を楽しんだ。お昼ご飯を食べていなかったので、長坂インター近くにあるラーメン屋に立ち寄って遅い昼食(夕食?)をとって帰路につく。

    長坂インター出口のところのスーパーオギノ内にあるマルキン本舗。味噌ラーメンがおいしい。

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晩秋の美し森 令和5年11月21日

2023年11月23日 | 番外編
 清里に出張があり、先日雪が降ったと聞いていたのでひょっとしたら路面が凍っているのではないかと心配していつもよりも30分ほど早めに家を出た。幸いにして積雪はほとんど無かったようでノーマルタイヤで普通に走ることが出来た。仕事はお昼前に終わり美し森の駐車場に移動するが、ここで強烈な睡魔に襲われ1時間ほど車内で寝る。歩き始めたのは午後1時を過ぎていた。

    美し森駐車場と美し森山

    東側の登り口はまだ工事中で来年の春までは通行できないようである。

    西側の登り口から山頂を目指す。

    赤い実が成った木

    春に花を見ているはずだが何の木だか全く思い出せない。

    ダケカンバの木。向こうに見えるのは茅ヶ岳、その右上にうっすらと富士山が見えている。

    こちらの木はヤエガワカンバ。向こうに見える冠雪した山は金峰山でその上に半月が昇っている。

    ヤエガワカンバの幹は樹皮が剥げ落ちるのが特徴。

    黄葉は終わりすっかり晩秋の景色である。

    茅ヶ岳と富士山

    金峰山。その下に見えるのは飯盛山。

    冠雪した八ケ岳

   赤岳と横岳。左の三角錐は牛首山であろう。

    先日の雪で冠雪した赤岳

    権現岳

    山頂に立つ石碑と権現岳

    雲が晴れて少し富士山の眺望が良くなってきた。

    これは綿毛になったヒメヒゴタイであろう。

 紅葉が終わって葉が落ち、少し寂しい感じがする美し森だったが、天候が良くて素晴らしい眺望を楽しむことが出来た。日没にはまだ時間があるのでもう1ヶ所立ち寄ってみたいと思う。


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紅葉の湯村山尾根 甲府市八王子山  令和5年11月14日

2023年11月21日 | 番外編
 秋晴れの空は青く澄みわたり、午後になっても富士山が綺麗に姿を見せている。下から見上げる湯村山は紅葉真っ盛りであるが西側の斜面は毎年紅葉が遅く、まだ少し早そうである。尾根に西日が差し込む午後を狙って千代田湖のほとりから八王子山に行ってみる。

    八王子山展望台から見る湯村山の尾根と甲府盆地

    西側斜面の紅葉はまだ少し早い。

    甲府市街地と富士山

    赤い実を付けた木を見ながら八王子山の山頂に移動する。

    葉腋から赤い実をたくさん付けている。

    春に花を見ているはずだが何の木だったか全く思い出せない。

    こちらは枝先にたくさんの赤い実を付けている。

    ナナカマドかな?春になったら確認してみよう。

    マツグミは常緑で冬でも青い葉が付いている。緑色の実がたくさん付いていた。

    八王子山山頂から見る景色。コナラの葉はもう茶色くなってしまっている。

    日没前の斜陽の時間を狙って展望台に戻るが、思ったほど夕焼けには染まってくれない。

    陽が陰り出した甲府盆地

    南アルプスに夕陽が沈んで行く

    少しだけ染まった富士山

    千代田湖湖畔の柿の実と鳳凰山

 富士山の眺望は良かったのだが紅葉には少し早かったようである。天候と都合が合えば再訪したいと思っている。


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黄色い実をたくさん付けたホザキヤドリギ 三分一湧水  令和5年11月8日

2023年11月11日 | 里に咲く花
 今年も花の時期を外してしまい開花している花を見ることが出来なかったホザキヤドリギであるが、ブドウの房状にたくさんの黄色い実を付けたこの季節のほうがインパクトが強い。近場に出張があったので北杜市の三分一湧水に立ち寄ってみる。

    三分一湧水のマップ

    水の里公園の紅葉と東屋

    石碑と八ケ岳

    三分一湧水近傍の東屋

    水が3方向に流れ出る三分一湧水

    豊富な水があふれ出す湧水

    ホザキヤドリギが寄生しているハンノキ

    今年もたくさんの黄色い実が成っている。

    ホザキヤドリギの黄色い実

    ブドウの房状にたくさん実が付く。

    まだ葉が残っているものもある。

    この木がいちばんたくさん寄生している。

    他のハンノキにもちらほらと寄生している。

 ホザキヤドリギは今年も見事にたくさんの黄色い実を付けてくれた。 今がいちばん見頃なのではないかと思う。

 現在21日間連続出勤中で、1日休みを挟んでその後10連勤というハードなスケジュールの真っ最中である。 半日出勤の日が多いのだが、山を歩く元気はとても出ない。 12月は比較的スケジュールが空きそうなので、星でも見に行ければと思っている。


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紅葉の木々とオオバボダイジュ 御坂山系  令和5年10月30日

2023年11月05日 | 樹木類
 オオバボダイジュが見つからずに苦戦している私のブログを見て、花仲間が生育場所を教えてくれた。大菩薩山系に多いのかと思っていたのだが教えていただいたのは御坂山系の山だった。さっそく行ってみることにするが、勉強のために紅葉している他の木々も見て回ってきた。

    おそらく並んで生えているこの高い木がオオバボダイジュであろう。この木を観察する前に他の紅葉している木々を見て回ってみる。

    黄色く染まっているこの木は?

    葉の形から見てこれはウリハダカエデだと思う。

    木肌を見てみるとやはりウリハダカエデであろう。

    茶色っぽくなっているこの木

    これもおそらくウリハダカエデであろう。

    赤く染まっているこの木


    これはオオモミジではないかと思う。

    赤く染まっているこの木

    少し大きめの葉で、葉の形から見てハウチワカエデであろう。

    少し茶色く黄葉しているこの木

    葉の形はハウチワカエデに似ているが葉は小さい。おそらくコハウチワカエデではないかと思う。

    黄色く黄葉している背の高いこの木は?

    葉の大きさが大きくて切れ込みはあまり深く無い。イタヤカエデではないかと思う。

    黄葉している葉。カエデの仲間では無さそうである。

    この葉の形はダンコウバイではないかと思う。

    黄葉しているこの木

    たぶんブナだと思う。



    たくさん実を付けているこの木はサワシバであろう。

    さて、目的のオオバボダイジュに戻る。葉は黄葉して半分ほど落ちてしまっている。

    落葉しているオオバボダイジュの葉

    まだ青い葉も残っていた。

    ハート形をしていてシナノキに比べると葉はひとまわり大きい。

    木の幹

    縦向きに縞が入るがシナノキのように深く無く、剥げ落ちない。

    別株の木の幹も同様。

    木の高いところにはまだ種が残っていた。

    結実した大ボボダイジュの実

    球形の種がぶら下がって付く。

    新鮮そうな落ち葉を拾って調べてみる。

    葉の裏側

    少し白っぽくて毛が生えているようである。

    さらに接写してトリーミング。葉裏にも葉脈にも星状毛がたくさん付いている。この葉裏の星状毛がシナノキとの違いである。

    御坂山塊の黄葉は今が真っ盛りであるが、色付きはあまり良く無いように思う。

 花仲間に生育地を教えていたおかげで今年の課題だったオオバボダイジュは落葉してしまう前になんとか観察できた。来年は花の咲いている時期に見に来てみたいと思う。


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月光のコキア 河口湖大石公園  令和5年10月29日

2023年11月01日 | 番外編
 富士吉田に出張があり、仕事が早く終われば山中湖のダイヤモンド富士を考えていたのだが、仕事が終わったのが午後4時になりダイヤの時間には間に合わない。前日は富士山に雪が降ったようで中腹まで真っ白になった富士山が姿を見せているが山頂には大きな雲がかかっていてダイヤモンド富士は見られなかったであろう。本日は夕方の5時過ぎに満月が昇って来る日でもある。日没を過ぎて冷えてくればひょっとしたら富士山が見えるのでは?と、河口湖の大石公園に立ち寄ってみる。日曜日ということもあって凄い人出である。まだ富士山には雲がかかっており、日が暮れて人が少なくなるまで車の中で待機する。すると、日没とともに山頂にかかっていた雲が晴れて富士山が全容を現してきた。


    日没後の富士山。あっという間に雲が晴れてきた。

    まだ残照で富士山の西側斜面が明るくなっている。

    コキアは真っ赤にはなっていない。誰かの懐中電灯の明かりが少し差し込んでいる。

    ライトアップされたケヤキの木。月が昇り始めたようで富士山の東側斜面が明るくなってきた。

    コキアのたくさん植えてある場所。いよいよ月が昇ってコキアを照らし始めた。

    月光のコキアと富士山

    今年のコキアは色付きが悪いと近くにいたカメラマンが話していた。

    コキアと河口湖

    登って来た十五夜の月。この日は木星が接近していた。

    風が止み、シャッタースピードが10秒以上でもそれなりにコキアが写ってくれた。

    月光照らす菊の花

    これはパンパスグラスか?色が赤っぽい。

    月光のラベンダー

 こんな良い景色になるとは思ってもいなかった。今日は大石公園に立ち寄って大正解。日没まで待ったのが良かった。


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