山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

頑張れ星見隊 星空の画像調整

2015年02月24日 | 星空
 星見隊の撮影レベルはかなり上がったと思っています。実は、私が撮っているとあまり大差が無い画像を撮影しているのにうまく撮れないと思い込んでいるのを隊員の皆様はお気付きでしょうか? というよりもきちんと教えていない隊長が問題なのでしょうね。ネットの写真をちょっとお借りして、画像を少しばかりいじらせていただきました。これを見て、皆さん自信を持って撮影に臨んで欲しいと思います。くれぐれも、寝不足と食べ過ぎにはご注意を! あ~、食べ過ぎ警報は私自信でしたね。


    もともと星空の画像というのはどう撮っても暗く写るものです。空も真っ黒、星もいまいち輝かないことが多いです。

 画像調整というのは星空の撮影では必須と言っても過言ではないと思います。暗く写った画像を明るく調整すること、そして空は少し青い色に調整してやったほうが鮮やかです。RAW画像ならば色温度を調整してやって空を青くするのは簡単ですが、JPEG画像だとRGBカラーという赤(R)、緑(G)、青(B)の3色を調整してやらないといけないので、かなり難しい操作になります。なので、撮影するならばRAW画像での撮影をおすすめします。今回はブログから拝借したJPEG画像なので、RGBとトーンカーブをいろいろといじって調整してやると・・・私の写真とあまり変わらない仕上がりになるのではないでしょうか?


    山中湖の星空。きっちりピントがあっていれば、それなりの画像に仕上がります。


    こちらはちとピンボケ画像。


    明るく調整してやると、ブログで見るくらいならなんとか。



    こちらは愛鷹山黒岳から撮った富士山。露出アンダーで富士山がうっすらしか見えませんが・・・


    明るさを調整してやると富士山が浮かび上がります。明るく輝いている星はぎょしゃ座のカペラ。


    精進湖からしんぶんぎ座流星群を狙って撮影した時のカットです。空の色が赤っぽくてちょっと不自然。


    RGBの赤を抑制して青を強調してやると夜明け前の青い空になります。RAW画像ならばもっと簡単。富士山頂が月の残照で光っています。


 いかがでしょうか? 星見隊の皆さんが撮られている画像は決して私の撮ったものに劣っているわけではありません。画像の調整法を少し勉強すれば、凄い写真が撮れていることにきっと気付くことと思います。撮影法についてはほぼマスターしていると思いますので、次に集合した時にはパソコン上での画像調整についてお話したいと思います。自信を持って撮影してください。頑張れ!星見隊!!

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雪の御坂黒岳敗退  平成27年2月21日

2015年02月23日 | 山梨百名山
 新しく揃えた「ステラナビゲーター」なるソフトを使うと、今までのアストロガイドとカシミール3Dを組み合わせて計算していた星空よりも遥かに詳細な星の位置が計算できる。そのステラナビゲーターを使ってわかったことは、今まで見えないだろうと思っていたカノープスが御坂黒岳からも見えることがわかった。それも狙っていた富士山西側では無くて東側ならば見えるらしい。河口湖の町灯りが邪魔するのでよほど条件の良い日でなければ見えないだろうが、この季節だと夜中の7時ごろに見えるはずだ。

 朝から青空が広がったこの日、こんな日に天狗岳にでも登ればきっと良い山行が出来るだろうなと思いつつ、職場に休日出勤する。業務を片付け、調べものをしていると時間は既に12時を過ぎている。もはや行けるところは限られてくるが、ひょっとしたら見えるかもしれないカノープスを拝みに黒岳に行ってみることにした。まず難関は芦川のすずらんの森に至る林道だ。この季節はアイスバーンになっていて何度か痛い目に遭っている。なんとか駐車場まで到着し、その先の林道脇スペースに車を止めようと思ったのだが雪が積もっていて容易には止められない。何度も車を前後させて雪を踏みならしてスペースを確保し、ようやく車を止めた。この作業に20~30分の時間を費やす。時間は3時半になってしまったが、山頂には5時半ごろ到着すれば良いので、通い慣れた黒岳だから楽勝だろう、とこの時は思った。

 新道峠に向かう林道にはトレースがしっかりとあった。反対側のどんべい峠方向にも2~3人のトレースあり、下山で使う予定のどんべい峠側もおそらく大丈夫だろうと見込んで新道峠方向に進む。ところが、すずらん峠に至る登山道ルートには全くトレース無し。どうやら新道峠に向かったカメラマンたちのトレースらしい。


    林道脇スペースの雪を車を前後させて踏み馴らし、駐車スペースを確保。


    新道峠側の林道はトレースがしっかり。


    ところが、すずらん峠に至る登山道は全くトレース無し。

 すずらん峠の登山道にはトレースが無く、新道峠を回るかどうか考えたが、新雪の時にもノートレースで登ったことがあるので雪中行軍トレーニングを兼ねてすずらん峠側に進む。最初はくるぶしから脛あたりまでの雪だったのだが・・・


    下部のほうはほとんど苦労無く歩けたが・・・


    だんだん雪が深くなってきた。


    苦節の跡を振り返る。


    最大の難所、沢のトラバース。腿まで埋まる深い雪の吹き溜まり。足跡が見えるが人間のものとは思えない。


    沢まで下りたが・・・その先のトラバースはさらに難しそう。時間はもう4時45分、日没が迫る。

 このルート唯一の難所と思っていた沢を横切るトラバース道は想定外に雪が深く、歩くというよりも泳ぐというほうに近いかもしれない。時折腰まで埋もれる雪をかき分けて沢まで行ったが、その先のトラバースはさらに難しそうだ。時間は4時45分、もうすぐ日没だ。暗闇の中で道迷いすると通い慣れた黒岳といえども致命傷になりかねない。今回は退却することにする。


    苦労して歩いて来た道をまた戻る。


    林道から見る夕陽。こんな夕陽のダイヤモンド富士だった良いだろうなと思いながら戻る。


 通い慣れた黒岳と言えども一歩間違えば危険にさらされることも十分にあり得る。冬の沢筋のルートはやはり使わないほうが無難だと改めて思い知った。次に行く時は・・・夏に何度か登っている明瞭なルートが無い北側ダイレクト尾根を行ってみたいと思う。

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月齢1の地球照の月 アザミ平  平成27年2月20日

2015年02月20日 | 星空
 狙っていましたがなかなか撮影できなかった月齢1の月、ようやく撮影できました。パール富士よりも難しいと思います。

 
 翌日に新月となる月齢29の月、あるいは新月翌日の月齢1の細い月は、何度か狙って計画を立てたり、撮影に出かけたりしていたが、未だに撮れたことが無い。天候がいまひとつだったり、日程が合わなかったり、さらにこの細い月は日の短い冬の期間でなければ撮影は困難となり、季節も限られている。2月28日は昨年の暮れから位置を計算して狙っていた月で、こんな時が来るだろうと想定して篭坂峠の東側、立山からアザミ平、大洞山界隈を下見し、夜の登山に備えてGPSのログも記録しておいた。この日を逃せば、次はおそらく年末になってしまう。

 気温がやや上昇し、ライブカメラで見ると富士山には雲が棚引いていた。特に御殿場から山中湖側には雲が多い。いまひとつの空模様だが、先日の高指山の時のように夕方に回復してくれることを期待して出発。午後6時ごろに富士山頂に月が沈んで行くはずなので、アザミ平5時到着を目指して、午後4時に篭坂峠を出発する。幸いにして本日歩いたばかりのトレースがある。


    篭坂峠の墓地駐車場。あの雲の中に富士山がいるはず。


    幸いにして本日の新しいトレースあり。


    これまた幸いなことに立山側のトレースは無いがアザミ平方向にはトレースがくっきり。


    夕陽に照らされて木々の陰が雪原に長く伸びる。


    アザミ平と立山の分岐


    アザミ平到着。


    アザミ平からも富士山は見えるのだが、頭の上しか見えずいまひとつの眺望。

 予定通り5時5分前にアザミ平到着した。下見の時は曇っていて富士山が見えなかったのだが、ここから見えるのは頭のてっぺんだけでいまひとつの眺望だ。もっと上に良い場所は無いのか?まだ時間があるので大洞山方向に向かって登って行くと、1段上にやや開けた場所がありそこからも富士山が見えた。樹林の中の切れ間を探すとちょうど良い場所が確保できたので、雪を踏み固めて足場を作り撮影機材をセットする。時折大きな雲がやって来て富士山が隠れてしまうが、なんとかなりそうな雲行きである。


    アザミ平の先の樹林帯から振り返る富士山。


    1段上の平坦地からも富士山が見える。


    樹林の切れ間の好展望地を探してカメラを構える。


    時折大きな雲が流れて富士山が隠れるが、すぐにまた姿を現す。雲の切れ間から現れた月齢1の月。


    月の上には金星も輝き出した。


    富士山頂に近付く一日月


    細月と金星


    地球照の一日月  200mm f2.8 + エクステンション×2 = 400mm f5.6 で撮影


    この細い月と地球照の輝きは凄い。ファインダーを覗きながら感動、同時に「やった!」という気持ちがこみ上げる。


    富士山頂で輝く月齢1の月


    富士山頂に沈んで行く月齢1の地球照の月。


 月が沈んだ後もこの日は楽しい天体現象が続く。金星と火星が大接近しているのだ。富士山頂に沈めるには立山展望台が良いが、この場所でも十分に楽しめる。すっかり日が暮れて東の空にオリオン座と冬の大三角形が輝く頃、肉眼で富士山腹に巻いている雲を見ると少し赤く染まっているように見えたが、写真に撮ってみると夕焼けに染まった雲が真っ赤に写っていた。思いもよらぬ景色にまたしても感動する。


    まだ夕焼けの空が残る頃、富士山腹を巻いた雲が赤く染まり始めた。


    すっかり暗くなった頃、雲は真っ赤に焼けていた。


    夕焼けの雲と金星


    富士山頂で輝く金星と火星


    金星が富士山頂を越えて沈む頃、雲が湧き始めて富士山は見えなくなってしまう。本日これまで。

 山の風景は登ってみなければわからないもので、狙い通りの月齢1の細月に加えてこの日は夕焼けの赤い雲の上に金星・火星が輝くという、これ以上に無い好条件で天体現象を楽しむことができた。下見しておいたことも大いに役立った。さらに今回試してみたかったのが焦点距離を2倍に延ばすことができるエクステンダーという新たな武器だ。これは来るべき月蝕の月をズームで撮影するために必要となるのだが、さらに簡易赤道儀ナノ・トラッカーと組み合わせて、彗星やメシエ天体なる星雲や星団を撮ることも試してみたいと思っている。残念ながら、ナノ・トラッカーは現在故障中、他の簡易追尾装置も検討中である。
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樹氷の森散策 北八ヶ岳茶臼山と縞枯山  平成27年2月14日

2015年02月17日 | 八ヶ岳・秩父山系
 予定ではこっちでは無かったのだが・・・9時に女神茶屋駐車場に到着すると予想通り駐車場は満車を越えてあふれ出している。蓼科山はあきらめてピラタスのロープウェイを使って北横岳にでも・・・。しかし、こちらのロープウェイも少しばかり渋滞して行列が出来ていたが、1本見送っただけて次の便に乗車できた。ロープウェイ山頂駅で軽アイゼンを装着すると時間はもう11時近くになってしまった。北横岳までならば楽勝で行ける時間ではあるが、何度か登っているので、反対側の縞枯山方面の地図を見ると、五辻という分岐を経て縞枯山周回が出来ることを知る。隣の茶臼山にも立ち寄れそうだ。スノーシューのトレースがしっかり着いているので、若干の踏み抜きは覚悟の上でまずは五辻に向かう。(樹氷が素晴らしく、今回は写真がいっぱいです。)


    ロープウェイ山頂駅付近から見上げる縞枯山。すぐそこに見える。


    樹氷が素晴らしい。青空では無いのが残念だが、これでも天候は朝より回復している。


    ご機嫌な樹氷。写真撮りまくり。


    スノーシューハイクコースには赤フラッグが付いている。あまり踏み跡が無く、アイゼンで歩くのは大変そうだ。


    北横岳を振り返る。


    向こうに見えるのは美ヶ原方面か?


    間もなく展望台に到着。中央アルプスが見える。


    雪原の向こうに南アルプス。


    五辻の手前で茶臼山が見え始めた。


    50分ほどで五辻到着。ここまではトレースがしっかりあった。

 五辻まではトレースがしっかりあり、その先の麦草峠方面に続いていた。しかし、茶臼山方面に向かう新しいトレースは無く、なんとなく踏み跡の痕跡が残っているだけだ。むしろ、このほうが雪を踏むトレーニングには面白そうだ。膝下まで雪を踏みながら進んで樹林帯の中に入ると、その先にはしっかりと窪んだトレースがあった。今日は誰も歩いていないようだが、前日の踏み跡がはっきりとある。あとはひたすら登るだけ。途中から青空が見え始め、真っ白な樹氷が鮮やかだ。


    五辻の分岐の先は新しい踏み跡無し。頑張って歩きましょう。


    樹林帯の中は本日のトレースこそ無いものの、しっかりと窪んだ踏み跡があった。


    樹氷を見上げる。


    青空が広がり始めた。白と青のコントラストが鮮やか。


    真っ白な雪と樹氷、そして鮮やかな空の青。雲がすぐ頭の上を飛んで行く。


    峠までもう少し。茶臼山が見え始めた。


    立ち枯れの木々と茶臼山


    峠に到着。

 12時40分、峠に到着。ここでは10数人の人たちが休憩していた。あまり休憩スペースが無かったのでそのまま茶臼山に向かって進むが、その先は深い雪に阻まれ、さらに吹きさらしの風でトレースが全く見つからない。それらしきところを歩くのだが、膝あたりまでズッポリと雪にはまって全く進めない。この日はまだ茶臼山には誰も登っていないようだ。目の前に山が見えるのだが、この調子ではとてもたどり着けなそうだ。どうするか、考えていると、大きなザックを背負ってワカンを付けた若者2人組が後ろからやって来た。この2人が強力な山男で、先導してトレースを作ってくれて、私はその2人の後を追いかけて茶臼山に登り着くことが出来た。1人だったら引き返していただろう。


    茶臼山はすぐそこ。しかし、雪が深くて登れない。


    先導してくれた若武者2人とその後ろにスノーシューの2人組。この人たちのおかげで茶臼山に登ることができた。


    樹氷の森に陽が指し込む。


    茶臼山山頂。ここは樹林の中で展望無し。展望台までわずかだが、そちらも本日のトレース無し。


    若干樹林の中を右往左往して到着した茶臼山展望台。感動的な景色が広がる。


    展望台の岩


    岩の上から見る南八ヶ岳。天気が回復して山々が見えるようになってきた。


    北横岳、蓼科山と美ヶ原


    樹氷の木々と八ヶ岳

 風が強かったが、岩陰に隠れてここで昼食をとる。その後、続々と登山者たちがやって来た。ここで会った人たちは本日は麦草ヒュッテ宿泊の人たちばかりだった。その中の1人が、本日のロープウェイ最終時間は4時だと教えてくれた。時間は1時40分、2時頃までゆっくりしていようと思ったのだがそうも行かないようだ。縞枯れ山を越えて行くとなると、雪の状態によっては2時間くらいかかるかもしれない。三脚と荷物を片付けてさっさと下山することにした。


    縞枯山中腹から振り返る茶臼山と八ヶ岳


    樹氷がとにかく凄い。急いで歩くのはもったいないが、あまりゆっくりもしていられない。


    立ち枯れの木々に付着した樹氷が面白く、シャッター押しまくり。


    縞枯山山頂付近。向こうに見える岩山は三つ岳だろう。


    縞枯れ現象で立ち枯れの木々が立ち並ぶ縞枯山はあまり見慣れない絶景の景色だった。この先は急下り。

 スノーシューで踏み固められたトレースのおかげで難無く縞枯山に登り着くことができた。時間は2時40分、ここから先は想定外の急下りで、先行していたスノーシューの2人組はスリップして大変そうだった。軽アイゼンの私は下りには強い。駆け下りるように斜面を下り、あっという間に縞枯山荘に到着した。


    縞枯山中腹から見る北横岳と縞枯山荘


    楽しませてくれた縞枯山を振り返る。


    縞枯山荘


    思ったよりも早く、午後3時5分にロープウェイ山頂駅に到着。


 思ったよりも早くロープウェイ駅に到着し、3時20分発のロープウェイに乗ることができた。

 登り始めはなんとなく消化試合のような気分で出発したのだが、たっぷりの雪と素晴らしい樹氷の景色、回復した天候、あまり見慣れない立ち枯れの木々に着いた樹氷と、北八ヶ岳の素晴らしさを存分に楽しむことができた素晴らしい山行になった。満足!だが、この程度の運動量では腹はへこまない。
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ダイヤモンドな夕暮れ 高指山  平成27年2月12日

2015年02月16日 | 山梨無名山
 ダイヤモンド富士の撮影に何度か訪れている高指山だが、夕暮れ時のこの界隈はなかなかすっきりと晴れてくれず、満足なものは撮れていない。実は前日の大野山の帰りに登山道を短絡して中腹の別荘地の奥まで車で乗り付け、ダイヤにはギリギリ間に合う時間に出発できたのだが、あまりに霞んで見える富士山と、短絡して山に登るうらめたさがあって止めている。本日も中心から少し右にずれるものの、ダイヤモンド富士の撮影は可能だが、問題なのは空気が澄んでくれるかどうか?山中湖平野のライブカメラで見ると大きな雲がたなびいているが、飛んでくれそうだ。この日を逃すとこの山の冬のダイヤは来年に持ち越しになってしまうので、行ってみることにした。

 午後3時半、登山口近くの空き地に到着。倉庫の駐車場と思われるが、除雪されておらず、使っている様子が無いので車を止めさせてもらう。山頂までは1時間かからないだろうから、4時45分ごろのダイヤの時間には余裕で間に合うはずだ。


    空地に雪を踏んで車を止め、出発。少し雲が多いが、たぶんダイヤが見られるだろう。


    別荘地脇の道は若干雪があるが、アイゼンは不要。


    見えて来た高指山山頂。


    このあたりでも撮れるのだが、山中湖の位置が悪い。


    山頂まであと少し。冬の雰囲気を出すために雪を入れて撮りたいが、あまり雪が無い。


    山頂到着。4時20分。


    山頂からの富士山。ここでも良いのだが、雪の踏み跡がいまひとつ。

 イメージしているのは雪原の向こうに見える山中湖とダイヤモンド富士なのだが、あまり雪が無く踏み跡がついてしまっている。良さそうな場所を探して三脚を立て、カメラを構える。山頂からたなびいていた雲は次第に晴れ、すっきりとした富士山が姿を現していた。


    雪原を入れてこんな感じで撮ってみたいと思う。


    雪原を照らすダイヤモンド  もう少し雪が欲しかった。


    夕暮れにしては霞が少なく、上出来のダイヤモンド富士。


    夕暮れの山中湖とダイヤモンド富士


    この頃になるともはや雪原を照らすには光が足りない。


    最後の輝き


    夕暮れの富士山

 思っていた以上に良い夕暮れになった。さて、時間は5時。これだけ空気が澄んでくれるとこのまま下山するのはもったいない。夕方6時ごろには金星が輝き出すはずだ。まだ1時間ほどあるので、以前から眺望を確かめに行きたかった菰釣山側にある隣のピークまで行ってみることにした。地図には山の名前が書いていなかったが、「富士岬平」というロマンチックな名前がついているらしい。片道20分ほど、往復と休憩時間を入れて1時間ほどだろう。


    鉄塔の脇を通る。


    一旦下ってまた登り返す。


    富士岬平山頂。


    ここからの富士山の眺望もなかなか良い。


    ずっと見ていても飽きることの無い美しい夕暮れの空と富士山。


    高指山から鉄砲木の頭、三国山へと続く稜線。夕暮れの空にアースシャドウが棚引く。

 美しい夕暮れにすっかり酔った後、高指山に戻る。予定通り、6時少し前に到着すると、宵の空に金星が輝き始めていた。都合良いことに、今日が平日のためか飛行機があまり飛んでいない。いつも邪魔になる飛行機雲が全く無いのも珍しい。


    宵の明星 金星が輝き始めた。


    雲が晴れ、澄んだすっきりとした夕空が広がった。


    金星輝く山中の夕暮れ


    三脚を担いで撮り歩きながら下山。


    金星輝く夕暮れの富士山と山中湖

    この界隈の夕暮れでは本日が最も空気が澄んでくれた。十分過ぎるほど楽しませてくれた高指山に感謝したい。
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富士山と赤いオリオン座大星雲は同時撮影出来るのか? 星空撮影テスト in 精進湖  平成27年2月11日

2015年02月16日 | 星空
 簡易追尾装置ナノ・トラッカーに加えて極軸合わせのためにコンパスアングルプレートなるものを新たに取り揃えた。これは写ってくれない彗星の尻尾を撮影するために取り揃えたものだが、いろいろ心配なこともある。ひとつは、もともとナノ・トラッカーは広角レンズに使用するのを前提として造られたもので、望遠レンズに使うにはズレが生じる可能性があること、Eos7Dに200mm望遠レンズを装着すると荷重重量を越えてしまい、正常に追尾してくれないかもしれないこと、さらに一番の心配は、初めて山中湖湖畔で使用した時に誤って落としてしまい、外装の一部を破損したこと。回転盤が少しガタつくようになってしまっている。

 なかなか甲府の空はすっきりと晴れてくれず、使う機会が無かったのだが、この日の夕方は空が晴れてオリオン座がくっきりと見えていた。これならばいけそうだ。夜7時ごろから精進湖の湖畔で装備をセットしてカメラを構える。しかし、次第に雲が広がり始めてしまう。


    上九の湯から見上げた空は雲ひとつない澄んだ空に見えたが、精進湖まで来ると富士山は霞んでいた。


    レンズ40mm焦点で8秒露出、Iso6400の画像。この程度の露出ならば星はあまり流れない。


    こちらはナノ・トラッカーで追尾30秒、Iso1600の画像。星の輝きはこちらのほうが遥かに美しい。白い筋は人工衛星。

 まずまずの画像が得られたので満足していたが、200mm望遠レンズを装着してみると全くダメなことがわかる。


    オリオン座三つ星と大星雲を入れた構図で45秒間追尾。完全に星が流れてしまっている。

 自宅前で同じ条件で撮影した時はこれほどまでに星は流れなかった。おそらくは落下させた時の衝撃で回転盤のギヤを損傷した可能性が高い。買ったばかりだが、さっそく修理が必要になりそうだ。

 やってみたかったのがもうひとつ。富士山の上を舞う彗星の撮影は何度も行っているが、ではあの赤いオリオン座大星雲を富士山と一緒に写し込むことは可能だろうか?200mmレンズの視野で捉えられそうな場所は既にシュミレーションしてあるが、その前にテスト撮影しておきたい。


    200mm f2.8 2.5sec, Iso6400で捉えた富士山。WB:色温度4000


    同じ条件で捉えたオリオン座大星雲。WB:色温度4800。 2.5秒露出ならばあまり流れずに大星雲を撮影できる。

 上2枚の画像の違いはホワイトバランスだけなので撮影するのは可能だろう。しかし、赤い星の色を出そうとすると富士山が赤茶色になってしまい、富士山の自然な色を出そうとすると大星雲の赤さが消えてしまうという難しさがありそうだ。

 冬の空気が澄んでいる間に、撮影に出かけてみたいと思う。
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富士山展望地探索 朝霧高原~富士スピードウェイ~大野山  平成27年2月8日

2015年02月13日 | 番外編
 3月初旬に来客あり、山梨の富士山を中心に撮影しながら富士山周辺を半周ほど巡る予定をしている。しかし、先日パール富士の撮影に行って思ったことは、あまりにも朝霧高原界隈の撮影地、駐車場の場所などを知らな過ぎることだ。今後パール富士を狙うにしても撮影場所の情報は必要不可欠になる。下見に行くことにする。

 まず訪れたのは人穴浅間神社。ネット情報で40台ほど車が止まれる駐車場があることはわかったが、果たして富士山が見える場所があるのかどうか?

 ①人穴浅間神社
 「人穴」と呼ばれる溶岩洞窟があり、富士講の開祖と言われる長谷川角行(かくぎょう)が1558年(永禄元年)、1,000日の修行をした洞穴。「浅間大菩薩(浅間大神)の御在所」とみられていたという。心霊スポットとしても有名なようだが、洞窟は現在崩落の危険があるため立ち入り禁止になっている。「人穴」の名前の由来は洞窟の中に突出した岩が人の乳房や肋骨の形に似ていたことに由来するらしい。


    神社入り口の鳥居。この先に駐車場がある。ここからもかろうじて富士山の山頂が見える。


    人穴浅間神社駐車場。トイレあり。


    階段を登る。


    人穴浅間神社


    ここが人穴の溶岩洞窟。現在は崩落の危険あり、中には入れない。奥行き83mあるらしい。


    入り口だけ撮影。


    林の奥に入ると石柱があった。富士講信者の方たちが立てたものだと思う。

 神社の林の奥に富士山展望地が無いかどうかさまよってみたが、良さそうなところは見当たらない。狩猟の猟師さんに出会ったので聞いてみたが、このあたりは木が高くて眺望は得られないと教えてくれた。今日は狩猟をしていて危険だから先には入るなと言われ、撤退。林の中を短絡して駐車場に戻ろうとすると、草地に出た。そこには何故か?山羊がつながれていた。


    なんでこんなところに山羊がいる??


    その草地は放牧地の一部だったらしい。馬も小屋の中に飼われていた。


    ここから富士山が見えるが、人数はあまり入れない。10人くらいか?

 今度は朝霧高原の富士ケ嶺に抜けるルート界隈をドライブしながら探る。

 ②道路脇

    道路脇に駐車が可能な場所。ガードレールから撮影可能だが、車の通行の邪魔になりそうだ。

 ③放牧地

    以前にsanaeさんたちとパール富士撮影に訪れた場所。道路脇のスペースが広く、駐車可能。


    反対側には毛無山塊が聳える。

 ④えいちのむら付近

    駐車スペースは少ない。以前に一度訪れており、お店の方に断って車を止めさせていただいた。


    ズームをかけて富士山を切り取るには全く問題無し。

 ⑤富士ケ嶺オフロード付近

    広大な雪原の向こうに富士山が聳える好展望地だが駐車スペース無し。道幅も狭い。


    車を止めるならここの家主さんに断って車を止めさせてもらい、歩くのが良いだろう。

 ⑥南アルプス展望台

    富士山は見えないが、毛無山塊、南アルプスが並んで見える展望台があった。駐車場あり。


    本栖湖の向こうに聳える白根三山。


 富士ケ嶺を抜けて河口湖町、山中湖を走り、三国峠、明神峠を越えて富士スピードウェイに向かう。凍結していて峠が通れないかと心配したが、幸いにして除雪してあり、凍結していなかった。富士スピードウェイ東ゲート付近は富士山の眺望得られず、西ゲートの大きな駐車場からは良い眺望が得られた。


    富士スピードウェイ西ゲートと駐車場。


    富士山側に近付くと電線が邪魔になるが、東側に行くと良い眺望が得られる。


 見ておきたかった場所はほぼ見終えたが、富士スピードウェイから大野山までは距離にして20km少々だ。予定はしていなかったのだが、いずれ訪れる機会が来るであろうから、視察に行ってみることにした。

 大野山の林道に入ると、一応全面舗装にはなっているが、道幅が狭く場所によっては車の交差が出来ない場所がある。ゲートのところまで到着すると、看板に「開扉6時 閉扉18時」と書かれていた。ネット情報では山頂まで10分と書かれていたが、日の出の景色を見るにはこのゲートから歩かなければならないということになり、おそらくは山頂まで30分ほどの行程になるのだろう。視察しておいて良かった。


    まきば館という建物の横から登る。もっと上の山頂近くにも駐車場があった。


    階段を登る。


    注意書き。


    上部の休憩所と展望台。山頂はさらにその先。


    展望台からは小田原の街と相模湾が見える。富士山は見えない。


    山頂の休憩所


    大野山山頂。ここからも富士山が見えるはずだが・・・


    西側の車止め。この先が富士山好展望地。


    中央から少し左寄りに微かに富士山が見えているのだが・・・写真ではうまく写らず。
 

 時刻は午後3時を少し回っている。急げば山中湖界隈のダイヤモンド富士に間に合うかもしれない。ということで山中湖まで戻って夕暮れダイヤの時間には間に合ったのだが・・・凄い人だかり、霞んだ富士山。邪魔なことに凍った山中湖の氷の上にゴムボートを引きながら立っている人がいる。地元の旅館を経営している方らしいが、休日でこれほどの撮影者が押しかけている中であの位置に立っているのは反則だろう。地元の人とはいえどもいただけない。結局はカメラを構えること無くダイヤモンドは終わってしまった。帰りの大混雑が始まる前に撮影地から脱出する。

 結局登ったのは大野山の標高差100mだけ、今日も運動不足で脂肪を貯える1日になってしまった。しかし、下見しておくのは大事で、特に大野山はゲート開閉の時間など知っておかなければならない情報が多く、良い視察になった。再訪時、晴れてくれると良いのだが。。








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雪の降った朝の富士山 ライブカメラからの景色  平成27年2月6日

2015年02月06日 | 番外編
 2月5日に降った甲府の雪は深夜には止み、午後10時頃には雲を透かして月が見え始めた。先週の1月30日の状況と良く似ている。きっと明日の朝は素晴らしい景色が・・・しかし、平日なので山に行くのは困難だ。当直の疲れが残っていなければ、この日は早朝6時半ごろに富士スピードウェイ駐車場あたりで夜明けのパール富士になるはずなので出かけたかったのだが、とてもではないが起きられず、しかも道路状況から見て勤務開始時間に間に合わなくなる公算が強い。若干場所がずれるが、須走のライブカメラでその様子を見てみることにした。


    富士山頂に月齢16の月が傾く。


    位置が若干違うので、富士山左角に月が沈んでいった。富士スピードウェイならば山頂右寄り、朝日が射し出して5分後位で月が沈む好条件だったはずだ。


    富士山に月が沈んで行く。現地に行っていれば、雪景色を前景に良い景色が見られたことだろう。

 ついでに三つ峠をはじめとする各地のライブカメラも覗いてみた。


    未明の三つ峠。レンズに氷がついている。月が照らしたこの夜は暗いうちから富士山が見えたはず。


    朝日が射した頃の三つ峠。やはり凄い景色になっている。


    何度でも行ってみたくなるこの景色。


    夜明け前の忍野八海


    朝日射す忍野八海


    アースシャドウの頃の山中湖平野から見る富士山と月


    夜明けの富士山


 1日遅れてくれればと思うのだが、自然が相手だけにこればかりは仕方無い。次回3月のパールは都合良く週末に当たる。良い天気になってくれることを願う。
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朝霧高原のパール富士  平成27年2月2日

2015年02月04日 | 星空
 新年は星見隊出動して撮影に出かけたパール富士。あれから1ヶ月が経過して再びその時期になった。螺旋軌道を描いて地球を回っている月は気まぐれで、毎回撮影場所が異なる。今回は新たにアストロナビゲータ-なるソフトを購入し、より正確に位置や時間が計算できるようになった。

 朝霧高原で富士山頂に月が昇るのは5時5分ごろ計算、日没よりも10分以上早い計算になるので、富士山が残照で赤くなる前に月が出てしまうことになる。問題なのは撮影場所で、果たして車を止められて撮影できる適地があるのかどうかが問題だ。山上から狙うのを主にしてきたので、朝霧高原の撮影地がどうなっているのかはあまり知らないのだ。早く到着して場所を探したかったのだが、なかなかそうも行かず、撮影地あたりに到着したのは4時50分、あと15分ほどで月が昇って来てしまう。少しばかり焦りながら車を走らせると、車がずらりと止まっている脇道があり、三脚を立てた人がたくさんいる。幸運にも駐車するスペースがあり、さっそく準備して撮影にとりかかる。


    あと10分ほどで月が昇って来るはず。下の木が邪魔だが、200mm望遠レンズで切り取るには十分。


    残照?日没にはまだ早いはずだが・・・


    日が陰った富士山に月が昇り始めた。


    半分ほど姿を現した月


    剣ヶ峰あたりに昇った月。予定地より若干南側の場所だったので月の出る位置が中央にはならなかった。


    剣ヶ峰に輝くパール


    トリーミング。この月の輝きは秀逸。


    金色に輝き始めたところで月は富士山から離れて行く。

 周囲のカメラマンたちが機材を片付け始めた。私も片付けて車に積もうとしていた時に、赤く色付いた富士山が目に留まった。先ほどの残照はやはり日没では無くて太陽が雲に隠されただけだったようだ。こちらが本物の残照だ。また三脚を出して何カットか撮影する。この時間に富士山頂に月が居てくれるとベストなのだが、なかなかそのような場所と時間には当たらない。


    富士残照と月

 機材を片付けて帰ろうとしたところ、脇道の先から続々と車がやって来る。カーナビで見るともう少し先まで道が続いているようだが、この先はどうなっているのだろう?今後の撮影のことも考えて行ってみると・・・そこには広大な牧草地が広がっていた。突き当たりには宿泊施設らしき建物があり、駐車している方に何の施設なのか伺ってみたところ、今は使われていないがYMCAの施設だそうだ。高台になったこの場所から見る富士山は雄大だ。まさに「朝霧高原」という名がぴったりの景色である。知っていれば最初からこの場所に来たのだろうが・・・残念!パールは終わってしまったが、富士山の上に昇った月が美しく、しばらくその月を眺めてから帰宅する。


    広大な牧草地と雄大な富士山。朝霧高原らしい風景の場所があった。


    パールは終わったが、雲間に昇った月が美しい。中央下の車が止まっている場所が先ほど居た場所。


    雲巻く富士と月


    向こうには駿河湾の明かり。まだ粘っている人がいるが、この景色ならばもっともだ。


 今回もパール富士は撮影したにはしたが、自分的にはあまり面白いものではなかった。あまりに苦労無く撮れてしまい、あっさりし過ぎている。金時山で見た時のような感動が無いのだ。やはり山の上からの景色にこだわりたいのだが、パソコンソフトとにらめっこして計算する限りでは休日で良い場所で良い時間のパール富士にはなかなか当たってくれない。今回のように平日の合間を見て撮影に出かけることが多くなるのだろう。まあ、地元の利を生かしてこのような景色が見られるだけでも感謝である。
   
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東京湾の夕暮れ 海ほたる  平成27年2月1日

2015年02月02日 | 番外編
 朝からすっきりと晴れ渡ったこの日は法事のため千葉の実家へ行く。午前9時ごろに通ったアクアラインからは東京湾の向こうに富士山がくっきりと見え、海ほたるに立ち寄ろうと思ったのだがあいにくの駐車場が渋滞しており道路近くまで車があふれている。ここはスルーして、結局は甲府から休憩無しでノンストップで3時間少々運転し、勝浦の実家に到着した。

 法事後の帰り道、再びアクアラインに入ると、ちょうど東京湾の彼方に陽が傾いているところだった。しかし、海ほたるの手前で渋滞4kmの表示があり、おそらくは駐車場が混雑して入れないのだろうと立ち寄るのはあきらめていたのだが・・・海ほたるまで行ってみると以外にも駐車待ちの車は無く、あっさりと入ることができた。海上は強風が吹き寒そうだったので、傍から見ると異様なほどの重装備で身を固め、三脚とカメラを持って屋上デッキに向かう。以外にも同じようなことを考えているカメラマン多数おり、変な人とは思われずに済んだ。ちょうど太陽が水平線に近付いたベストの時間、水平線を赤く染めて夕陽が沈んで行く。


    海ほたるの夕暮れ


    水平線を赤く染めて夕陽が沈む


    夕暮れの空に飛行機が舞う


    夕陽と飛行機


    東京湾の日没

 ふと反対側を見ると、くっきりとヴィーナス・ライン(アースシャドウ)が空に映っていた。山の上では良く見かける景色だが、海抜の低いところからこんなに綺麗なヴィーナス・ラインを見るのは初めてだ。


    ヴィーナス・ラインと月


    海抜の低いところからこんなに鮮やかで美しいヴィーナスラインを見るのは初めてだ。


    再び西側に戻ると、金星が輝き始めていた。


    夕空に輝く金星と飛行機


    金星輝く東京湾の夕暮れ


    すっかり日が暮れた。さすがにこの時間になると飛行機を点で撮るのは困難。


    低空に霞が出て来た。これにて終了。

 結局1時間半もこの美しい夕暮れの景色に見とれていた。海の上から見る富士山もなかなか良いものだと思った。
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