早朝から星撮りのために早起きし、さらにキレット小屋に看板を届けて権現岳小屋に戻って来たのは11時になった。予定では10時に戻るはずだったのだがそんなに甘くは無く、暑さと眠気も混じってヘトヘトである。1リットル持って行った水も帰りの途中で飲みつくしてしまい、権現岳小屋に戻ってから500mlほどの水を飲んで体を潤す。昼食にラーメンをいただき(500円は安い!)大休憩して12時に天女山に向けて下山開始する。入山したのは観音平だが天女山に仲間の車がデポしてあり、こちらのルートで確認しておきたい花がある。
権現岳山頂付近に咲いていたタカネナデシコ
タカネサギソウ。あまり株は見つからず、疲れてあまり探す元気も無くなった。
ヒメシャジンと権現岳
ヒメシャジンがたくさん。下に見えるのは雲が巻く三ツ頭。
ムラサキタカネアオヤギソウ
こちらは大株。
蕾のオヤマリンドウ。この花が咲き出すと秋が来た感じがする。
三ツ頭付近のハイマツの下に咲いていたミヤマフタバラン。こちらの尾根にもそこそこに数がある。
ヒメハナワラビは胞子嚢がはじけて胞子が放出されているようだ。
このハート形の葉、花の付き方、これはカイタカラコウではないかと思われる。南アルプス特産と思っていたが?
確認しておきたかった花のひとつ、マツムシソウ。であるが、標高は2,200mを越えており小型なのでタカネマツムシソウと思われる。山梨県絶滅危惧DD類(情報不足)になっている。
そして一番確認しておきたかったのがこの花。
数年前に見た時には花筒に毛が生えておりビランジと思っていたが・・・
この花の花筒には毛が生えていない。とすればオオビランジなのか?
こちらの花筒には毛が生えている。
さらに別株。これにはたくさん毛が生えている。
同じ場所で同じ環境に生えているのでビランジとオオビランジが一緒に生えているとは考えにくい。砂礫帯の中の岩の付け根あたりを好んで咲いているこの花、環境的には鳳凰山のタカネビランジに似ている。小型、かつ茎には明らかに毛が生えており、花筒は毛の生えているものと生えていないものが混在している。おそらくはビランジと見て良さそうだが、他の場所のオオビランジをもう少し良く観察してみてから結論を出したいと思う。
天女山駐車場の到着目標時間は午後4時だったが植物探しや写真撮影に時間を費やしたため5時を少し過ぎた頃に到着した。私は疲れと眠気が強くなりメンバーよりも少し遅れての到着となった。暑さとキレット小屋が思ったよりも遠かったことで疲れたが、3ヶ所の小屋に看板を届け初見の花にもいくつか出会うことが出来た。ミヤマアケボノソウが見つからなかったことは残念だったがなかなか良い花と星の山行だった。
権現岳山頂付近に咲いていたタカネナデシコ
タカネサギソウ。あまり株は見つからず、疲れてあまり探す元気も無くなった。
ヒメシャジンと権現岳
ヒメシャジンがたくさん。下に見えるのは雲が巻く三ツ頭。
ムラサキタカネアオヤギソウ
こちらは大株。
蕾のオヤマリンドウ。この花が咲き出すと秋が来た感じがする。
三ツ頭付近のハイマツの下に咲いていたミヤマフタバラン。こちらの尾根にもそこそこに数がある。
ヒメハナワラビは胞子嚢がはじけて胞子が放出されているようだ。
このハート形の葉、花の付き方、これはカイタカラコウではないかと思われる。南アルプス特産と思っていたが?
確認しておきたかった花のひとつ、マツムシソウ。であるが、標高は2,200mを越えており小型なのでタカネマツムシソウと思われる。山梨県絶滅危惧DD類(情報不足)になっている。
そして一番確認しておきたかったのがこの花。
数年前に見た時には花筒に毛が生えておりビランジと思っていたが・・・
この花の花筒には毛が生えていない。とすればオオビランジなのか?
こちらの花筒には毛が生えている。
さらに別株。これにはたくさん毛が生えている。
同じ場所で同じ環境に生えているのでビランジとオオビランジが一緒に生えているとは考えにくい。砂礫帯の中の岩の付け根あたりを好んで咲いているこの花、環境的には鳳凰山のタカネビランジに似ている。小型、かつ茎には明らかに毛が生えており、花筒は毛の生えているものと生えていないものが混在している。おそらくはビランジと見て良さそうだが、他の場所のオオビランジをもう少し良く観察してみてから結論を出したいと思う。
天女山駐車場の到着目標時間は午後4時だったが植物探しや写真撮影に時間を費やしたため5時を少し過ぎた頃に到着した。私は疲れと眠気が強くなりメンバーよりも少し遅れての到着となった。暑さとキレット小屋が思ったよりも遠かったことで疲れたが、3ヶ所の小屋に看板を届け初見の花にもいくつか出会うことが出来た。ミヤマアケボノソウが見つからなかったことは残念だったがなかなか良い花と星の山行だった。