4月ももう下旬になり、そろそろ甲府市界隈の低山ではスミレの花が見頃を迎える頃だろう。そしてこの季節にもうひとつ楽しみなのが湯村山界隈に咲くエビネだ。昨年籔歩きをしていて偶然大きな株を見つけ、今年も是非見に行きたいと思っていた。花見隊メンバーも園芸のエビネは見たことがあるが自生のものは見たことが無いそうで、是非とも見に行きたいと昨年からリクエストされていた。メンバー集結し、さらにヨッシー隊と山岳会のメンバーと職場の数名が加わり、総勢13人という豪華メンバーが揃って湯村山を散策することとなる。豪雪の影響がどれくらいあるのか、たくさん咲いていると良いのだが・・・。
私の仕事の都合で9時半に山梨病院駐車場に集合し、緑ヶ丘運動公園に車で移動して10時に出発する。法泉寺の脇を通って湯村山の林道へ入り、花を探しながらゆっくりと歩く。秘密の道(いや、道では無くて籔)を通ってエビネの咲く場所まで行くと、最初はなかなか発見できなかったが一株目が見つかるとその界隈には思った以上にたくさん咲いていた。株の数は明らかに昨年よりは増えている。ほっと安心する。
お寺の脇から林道に入る。
幸先良くギンラン発見。
シュンラン。まだ咲き残っていた。
激写中。おしりをごめんなさい。
撮っていたのはこれ。天然物はなかなか見られない。
昨年よりも株は増えている。
エビネ
ピンク色のも発見。
藪の中をトラバースして登山道(といってもあまり歩く人がいないマイナーな道)に抜け出てその道を上に向かって登る。湯村山からの登山道(武田の杜遊歩道)に合流したところでもう時間は12時近くとなり、ここで昼食にする。ゆっくり休んで、今度は武田の杜遊歩道の正規ルートを白山(しろやま)に向かって進む。例年ならば登山道脇にタチツボスミレやアケボノスミレがたくさん咲いている場所なのに今年はほとんど咲いていない。スミレは豪雪の影響をかなり受けたようだ。
ツクバネウツギが咲く登山道
シュンランが咲く。
いつもならこのあたりの草地にはスミレが沢山咲くのだが、今年はほとんど咲かない。
フデリンドウがちらほら。
目指す白山。本日の最高点。
白山へのステップ。花崗岩をうまく刻んでいる。
山頂直下から歩いて来た尾根と甲府市街を振り返る。
白山山頂の八王子神社で記念撮影。
曇り空をものともせず、ピカピカピカッと光ってます。
午後2時少し前に八王子神社のある白山山頂に到着する。残念ながら本日は曇り空で富士山の眺望は無い。病み上がりのトシちゃんはエビネを見たところで一旦下山し、車で千代田湖に先回りして山頂で待ち合わせた。ちょうど良い時間に落ち合うことができた。この白山界隈にはカイイワカガミという白いイワカガミがたくさん咲く。その花を見ながら休憩所の立つ白山の展望台に向かう。
白山の千代田湖側にはカイイワカガミがたくさん咲く。
ヒメイワカガミの変種、カイイワカガミ。
トウゴクミツバツツジと思われるが、花の色が赤っぽい。おしべは10本ある。
ニオイタチツボスミレ。今年は極端に少ない。大雪の影響か?
アケボノスミレ。こちらも今年は少ない。
白山の休憩所
休憩所から千代田湖を見下ろす。南アルプスや茅ヶ岳山塊の眺望が良い。
センボンヤリがまばらに咲く。
イカリソウ。以前よりはだいぶ減った。
白山休憩所でゆっくり休んだ後は今度は武田の杜遊歩道の道路の向こう側をちょっと散策に行くことにする。先回りしたトシちゃんが下見して来てくれたが、イチリンソウが見頃を迎えているそうだ。アスファルトの道路に下りてテクテクと歩き、武田の杜遊歩道の小松山園地側を散策する。
武田の杜遊歩道に行く。ホタルカズラが咲く。
ジュウニヒトエがたくさん。
お目当てのひとつ、ウラシマソウ。ちょうど見ごろ。
見たかったのはこれ。イチリンソウ。
今年はたくさん咲いてくれた。
この場所もここ数年は恒例に訪れる場所になっているが、今年のイチリンソウ群落は例年に無くたくさん咲いてくれた。大きな白い花は心が洗われるように美しい。
その後、緑ヶ丘運動公園の駐車場へは山岳会メンバーとその他数名は歩いて戻ったが、残りの歩きたく無いメンバーはトシちゃんの車に私が乗せてもらって公園まで車を取りに行き、2台に分乗して戻った。
湯村山は甲府市内にある低山で遊歩道が整備されたたいへん歩き易いハイキングコースであるが、この山の界隈は様々な花の宝庫で特にこの季節はスミレをはじめとするたくさんの花が楽しめる。このような山を持つ甲府市は花見にはたいへん恵まれた環境にあるといえる。
私の仕事の都合で9時半に山梨病院駐車場に集合し、緑ヶ丘運動公園に車で移動して10時に出発する。法泉寺の脇を通って湯村山の林道へ入り、花を探しながらゆっくりと歩く。秘密の道(いや、道では無くて籔)を通ってエビネの咲く場所まで行くと、最初はなかなか発見できなかったが一株目が見つかるとその界隈には思った以上にたくさん咲いていた。株の数は明らかに昨年よりは増えている。ほっと安心する。
お寺の脇から林道に入る。
幸先良くギンラン発見。
シュンラン。まだ咲き残っていた。
激写中。おしりをごめんなさい。
撮っていたのはこれ。天然物はなかなか見られない。
昨年よりも株は増えている。
エビネ
ピンク色のも発見。
藪の中をトラバースして登山道(といってもあまり歩く人がいないマイナーな道)に抜け出てその道を上に向かって登る。湯村山からの登山道(武田の杜遊歩道)に合流したところでもう時間は12時近くとなり、ここで昼食にする。ゆっくり休んで、今度は武田の杜遊歩道の正規ルートを白山(しろやま)に向かって進む。例年ならば登山道脇にタチツボスミレやアケボノスミレがたくさん咲いている場所なのに今年はほとんど咲いていない。スミレは豪雪の影響をかなり受けたようだ。
ツクバネウツギが咲く登山道
シュンランが咲く。
いつもならこのあたりの草地にはスミレが沢山咲くのだが、今年はほとんど咲かない。
フデリンドウがちらほら。
目指す白山。本日の最高点。
白山へのステップ。花崗岩をうまく刻んでいる。
山頂直下から歩いて来た尾根と甲府市街を振り返る。
白山山頂の八王子神社で記念撮影。
曇り空をものともせず、ピカピカピカッと光ってます。
午後2時少し前に八王子神社のある白山山頂に到着する。残念ながら本日は曇り空で富士山の眺望は無い。病み上がりのトシちゃんはエビネを見たところで一旦下山し、車で千代田湖に先回りして山頂で待ち合わせた。ちょうど良い時間に落ち合うことができた。この白山界隈にはカイイワカガミという白いイワカガミがたくさん咲く。その花を見ながら休憩所の立つ白山の展望台に向かう。
白山の千代田湖側にはカイイワカガミがたくさん咲く。
ヒメイワカガミの変種、カイイワカガミ。
トウゴクミツバツツジと思われるが、花の色が赤っぽい。おしべは10本ある。
ニオイタチツボスミレ。今年は極端に少ない。大雪の影響か?
アケボノスミレ。こちらも今年は少ない。
白山の休憩所
休憩所から千代田湖を見下ろす。南アルプスや茅ヶ岳山塊の眺望が良い。
センボンヤリがまばらに咲く。
イカリソウ。以前よりはだいぶ減った。
白山休憩所でゆっくり休んだ後は今度は武田の杜遊歩道の道路の向こう側をちょっと散策に行くことにする。先回りしたトシちゃんが下見して来てくれたが、イチリンソウが見頃を迎えているそうだ。アスファルトの道路に下りてテクテクと歩き、武田の杜遊歩道の小松山園地側を散策する。
武田の杜遊歩道に行く。ホタルカズラが咲く。
ジュウニヒトエがたくさん。
お目当てのひとつ、ウラシマソウ。ちょうど見ごろ。
見たかったのはこれ。イチリンソウ。
今年はたくさん咲いてくれた。
この場所もここ数年は恒例に訪れる場所になっているが、今年のイチリンソウ群落は例年に無くたくさん咲いてくれた。大きな白い花は心が洗われるように美しい。
その後、緑ヶ丘運動公園の駐車場へは山岳会メンバーとその他数名は歩いて戻ったが、残りの歩きたく無いメンバーはトシちゃんの車に私が乗せてもらって公園まで車を取りに行き、2台に分乗して戻った。
湯村山は甲府市内にある低山で遊歩道が整備されたたいへん歩き易いハイキングコースであるが、この山の界隈は様々な花の宝庫で特にこの季節はスミレをはじめとするたくさんの花が楽しめる。このような山を持つ甲府市は花見にはたいへん恵まれた環境にあるといえる。