平成27年の秋に自生地を発見して以来、今年で3年目、5度目の自生地訪問となる。今年は山岳レインジャー調査を兼ねて、花仲間も同行しての訪問となる。この場所はヤマヒルと自然の地形に守られた深い渓谷の要塞である。ヒル対策をしっかりと行いつつ、険しい谷を登らないと現地にたどり着けない。
沢沿いに咲くホトトギス。色が濃くて鮮やか。
シラヒゲソウ。少し時期を過ぎた感じ。
シラヒゲソウとホトトギス。沢の流れをバックに良い場所に咲いていた。
次々に登山靴に付着してくるヤマヒル10数匹を消毒用エタノールスプレーで撃退しつつ、スルガジョウロウホトトギスが生育する谷に入り込む。谷は支流がいくつも分かれているので、GPSで場所を確認しつつ渓谷深く進むと、ようやく自生地の岩壁に到着した。昨年と数はあまり変わっていないように見えるが、場所によって岩が消失して無くなっているところもある。今年は花付きがいまひとつで株も小ぶりのものが多い。外れ年と言えるだろうが、それでも人の入らない深い谷の中にひっそりと咲いているこのジョウロウホトトギスは情緒たっぷりである。
居ました。スルガジョウロウホトトギス。
全体的に小ぶりのものが多く花付きもいまひとつ。
それでも、渓谷の奥深くにひっそりと咲いているこの花は貴婦人上臈の名にふさわしく気品が漂う。
沢の奥深い崖のような急登を登ってさらにもう1ヶ所訪れてみる。
岩壁の遥か高い場所に咲いている株。
渓谷の岩壁からぶら下がるこの雰囲気がたまらなく良い。
下から見上げる
花弁の内側には斑点が付いている。
こんなに急な斜面を登っただろうかと思うような急登だが、現地に到着してこの花を見るとその苦労を忘れてしまうのだろう。昨年も同じ斜面を登ったはずなのにこんなに苦労しただろうかと思ってしまう。谷間にひっそりと咲く山梨県のスルガジョウロウホトトギス、別名カイジョウロウホトトギスを存分に堪能して下山となった。
沢沿いに咲くホトトギス。色が濃くて鮮やか。
シラヒゲソウ。少し時期を過ぎた感じ。
シラヒゲソウとホトトギス。沢の流れをバックに良い場所に咲いていた。
次々に登山靴に付着してくるヤマヒル10数匹を消毒用エタノールスプレーで撃退しつつ、スルガジョウロウホトトギスが生育する谷に入り込む。谷は支流がいくつも分かれているので、GPSで場所を確認しつつ渓谷深く進むと、ようやく自生地の岩壁に到着した。昨年と数はあまり変わっていないように見えるが、場所によって岩が消失して無くなっているところもある。今年は花付きがいまひとつで株も小ぶりのものが多い。外れ年と言えるだろうが、それでも人の入らない深い谷の中にひっそりと咲いているこのジョウロウホトトギスは情緒たっぷりである。
居ました。スルガジョウロウホトトギス。
全体的に小ぶりのものが多く花付きもいまひとつ。
それでも、渓谷の奥深くにひっそりと咲いているこの花は貴婦人上臈の名にふさわしく気品が漂う。
沢の奥深い崖のような急登を登ってさらにもう1ヶ所訪れてみる。
岩壁の遥か高い場所に咲いている株。
渓谷の岩壁からぶら下がるこの雰囲気がたまらなく良い。
下から見上げる
花弁の内側には斑点が付いている。
こんなに急な斜面を登っただろうかと思うような急登だが、現地に到着してこの花を見るとその苦労を忘れてしまうのだろう。昨年も同じ斜面を登ったはずなのにこんなに苦労しただろうかと思ってしまう。谷間にひっそりと咲く山梨県のスルガジョウロウホトトギス、別名カイジョウロウホトトギスを存分に堪能して下山となった。