石垣などの割れ目を好んで生育する夏緑性のシダである。根茎は太く短く斜上し、葉を叢生する。葉は長さ20 ~ 40㎝、葉柄は紫褐色の針金状で折れやすい。葉面の表は淡緑色の草質、裏は淡い白色を帯びている。葉身は広被針形、2 回羽状複葉。胞子嚢群は羽片の縁が裏面に折れ、ほとんど隙間無く着く。石灰岩質の岩を好むが、石灰岩地が少ない山梨県ではそうでは無い場所にも生育している。新たに御坂山系での生育が確認された。
2018年山梨県カテゴリー : 絶滅危惧Ⅱ類(VU) 2017年環境省カテゴリー:なし
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/fe/fd0b13032137df78569cb1db0ff958c2.jpg)
ミヤマウラジロ 令和3年9月 御坂山系で撮影
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/2b/b34e58a799805eccc9412a313ff9bd1c.jpg)
同上
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/9b/7c1c33eef0d29b2638a01eae4ec85d04.jpg)
裏側は白粉を付けて白色を帯びている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/f6/04085d8297e76623fa7b17d2e53194e3.jpg)
ソーラスは葉の辺縁が裏側に折れて付着する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/8f/1b17cc7521a70a2b3541547f8a715ee9.jpg)
茎は紫褐色の針金状で、時に白粉が付着する。
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⇒山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~
2018年山梨県カテゴリー : 絶滅危惧Ⅱ類(VU) 2017年環境省カテゴリー:なし
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ミヤマウラジロ 令和3年9月 御坂山系で撮影
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同上
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裏側は白粉を付けて白色を帯びている。
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ソーラスは葉の辺縁が裏側に折れて付着する。
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茎は紫褐色の針金状で、時に白粉が付着する。
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