湿生地を好んで生育する多年草である。細長い地下茎から直立した茎を伸ばし分技する。高さ20 ~ 40㎝になる。葉は対生し、卵状長楕円形で、長さ1 ~ 2㎝、全縁で先端部は鈍頭である。草全体に芳香がある。花冠は淡紅紫色で 4 裂し、雄蕊は 4 本で花弁の外に突出し、花床には毛が密生する。花期は 8 ~ 10 月。山梨県では主に富士五湖周辺の湖畔などに生育しており、個体数は比較的多い。
2018年山梨県カテゴリー: 準絶滅危惧(NT) 2005年山梨県カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ 類(VU) 2017年環境省カテゴリー:準絶滅危惧(NT)
ヒメハッカ 2022年8月 富士五湖で撮影
群生しているヒメハッカ
この場所での個体数は多い。
全体像
花は4弁で長い雄しべが4本あり、花の外に飛び出す。
葉は対生し全縁で先端部は鈍頭。