コアツモリソウの咲く富士山麓の森、気になっている花があり、そろそろ咲く頃ではないかと出かけてみた。気になっているのは花だけではなくて、その先の林道がどこまで続いているのか、そしてその先にも貴重な花があるのかどうか、調べてみたいと思っていた。
前日の23日、山梨県北西部の某所に花を探しに出かけたのだが、地図を忘れ林道に入るだけでかなりの時間を費やし、さらに取り付き口を探しているうちに林道を抜け出てしまうという大失敗。前年に山上の稜線から見た感じでは草むらの中に車道らしきものが見えたと思ったのだが、その林道沿いにはそれらしき道は無かった。結局は全く山に登ること無く帰って来ることとなり、かなり悔しい思いが残っていた。今日こそはどこかに行かないと腹の虫がおさまらないという感じだった。
林道脇の広場に車を止めて歩く。花見隊メンバーを楽しませてくれたスズムシソウはもう散っている。コアツモリソウの森はちょっとだけ確認に入ってみると、大部分終わっているがまだ残っている花もあった。そして目的の一つ、まだ咲いていなかったクモキリソウ属の花は・・・OH MY GOD!! 先が食いちぎられている。
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スズムシソウは終焉。昨年杓子山で発見したのはこの状態だった。
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コアツモリソウは手前の花は終わっているが向こう側はまだ咲いている。
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クモキリソウ属の花は・・・せっかく咲いたのに先が食いちぎられている。鹿の仕業だろう。
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一輪だけ残っている花を見ると、予想通りこれはクモキリソウ。初めて見る花です。
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近くにあと2株残っており、無事に咲いて欲しいものです。
この先の林道はまだ歩いていないのでどこまで行けるのか行ってみる。途中、鹿の踏み跡がたくさんあり、それを辿って森の中に入ってみたが目ぼしい花は発見できなかった。20分ほど歩くと林道は終点になっており、その先は獣道らしき籔道になっていた。それを登って行くと堰堤が3つか4つほどあり、この林道はこの堰堤工事のために作られたものらしい。最後の堰堤から先はかなりの急斜面だが、その先に尾根らしきものが見えるので、登りやすそうな左側の斜面に取り付いて登ると、もう少しで尾根に取り付けそうなところで道らしきものを発見。ところがこれも鹿の踏み跡で、その先の草むらで道は消失していた。この草地はかなり食害がひどく、草の上部はほとんど食いつくされている。陽の当たり易い草地のところまで行ってみると、そこには見たことが無い葉が出ていた。これは・・・!!
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林道終点。この先に堰堤がある。道無き堰堤の脇を強行突破。
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もうすぐ尾根に取り着くというところで道らしきもの発見。ところがこれは鹿の踏み跡。この先の草地で道は消失。
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草地は鹿の食害がひどく、ほとんど食い荒らされている。
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そんな中で奇妙な葉を発見。これは・・・!
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葉は3枚あったが茎は出ていない。今年は咲かなかったか、咲く前に食われたかもしれない。これはクマガイソウの葉。
その先、稜線に取り付いて上に登り着くとまともな道があった。それを下って元の林道に戻ったが湿った斜面で見事にスリップ転倒し、服もカメラも泥だらけになってしまった。しかし、籔を歩いても何も発見できないことが多い中にあって、今回の葉っぱだけでも発見できたことは大収穫、満足だった。また来年の楽しみが増えた。が、もう一度行けと言われても行けるかどうか??
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こいつはいつになったら咲くのだろう?茎はだいぶ伸びてきた。
前日の23日、山梨県北西部の某所に花を探しに出かけたのだが、地図を忘れ林道に入るだけでかなりの時間を費やし、さらに取り付き口を探しているうちに林道を抜け出てしまうという大失敗。前年に山上の稜線から見た感じでは草むらの中に車道らしきものが見えたと思ったのだが、その林道沿いにはそれらしき道は無かった。結局は全く山に登ること無く帰って来ることとなり、かなり悔しい思いが残っていた。今日こそはどこかに行かないと腹の虫がおさまらないという感じだった。
林道脇の広場に車を止めて歩く。花見隊メンバーを楽しませてくれたスズムシソウはもう散っている。コアツモリソウの森はちょっとだけ確認に入ってみると、大部分終わっているがまだ残っている花もあった。そして目的の一つ、まだ咲いていなかったクモキリソウ属の花は・・・OH MY GOD!! 先が食いちぎられている。
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スズムシソウは終焉。昨年杓子山で発見したのはこの状態だった。
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コアツモリソウは手前の花は終わっているが向こう側はまだ咲いている。
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クモキリソウ属の花は・・・せっかく咲いたのに先が食いちぎられている。鹿の仕業だろう。
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一輪だけ残っている花を見ると、予想通りこれはクモキリソウ。初めて見る花です。
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近くにあと2株残っており、無事に咲いて欲しいものです。
この先の林道はまだ歩いていないのでどこまで行けるのか行ってみる。途中、鹿の踏み跡がたくさんあり、それを辿って森の中に入ってみたが目ぼしい花は発見できなかった。20分ほど歩くと林道は終点になっており、その先は獣道らしき籔道になっていた。それを登って行くと堰堤が3つか4つほどあり、この林道はこの堰堤工事のために作られたものらしい。最後の堰堤から先はかなりの急斜面だが、その先に尾根らしきものが見えるので、登りやすそうな左側の斜面に取り付いて登ると、もう少しで尾根に取り付けそうなところで道らしきものを発見。ところがこれも鹿の踏み跡で、その先の草むらで道は消失していた。この草地はかなり食害がひどく、草の上部はほとんど食いつくされている。陽の当たり易い草地のところまで行ってみると、そこには見たことが無い葉が出ていた。これは・・・!!
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林道終点。この先に堰堤がある。道無き堰堤の脇を強行突破。
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もうすぐ尾根に取り着くというところで道らしきもの発見。ところがこれは鹿の踏み跡。この先の草地で道は消失。
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草地は鹿の食害がひどく、ほとんど食い荒らされている。
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そんな中で奇妙な葉を発見。これは・・・!
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葉は3枚あったが茎は出ていない。今年は咲かなかったか、咲く前に食われたかもしれない。これはクマガイソウの葉。
その先、稜線に取り付いて上に登り着くとまともな道があった。それを下って元の林道に戻ったが湿った斜面で見事にスリップ転倒し、服もカメラも泥だらけになってしまった。しかし、籔を歩いても何も発見できないことが多い中にあって、今回の葉っぱだけでも発見できたことは大収穫、満足だった。また来年の楽しみが増えた。が、もう一度行けと言われても行けるかどうか??
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こいつはいつになったら咲くのだろう?茎はだいぶ伸びてきた。