昨年黄色いランが久しぶりに山梨県での生育が確認された。既に広く情報が拡散されており踏み跡が目立ってきたことから、植物保護に携わる人たちが現地の視察に行ってくれたようで、今後何らかの対策がとられることを期待している。そしてもうひとつ、今年新たに山梨県特定指定種に指定されたヒメスズムシソウもどこからどうやって情報が拡散したかは知らないが、この花が生育している草地は昨年以上に酷い踏み荒らされようである。保護ロープが設置されることがほぼ決まっていたが、コロナウィルス感染拡大の影響で作業が出来ずにシーズンを迎えてしまった。来年はなんとかシーズン前に保護対策が完成するように提言し、また手伝いもして行きたいと思う。そしてもう1種類、数株しか確認されていなかった小さなランの生育が再確認された。
黄色いエビネ
キンセイラン
新たな場所で生育が確認されたキンセイラン
既に情報が拡散し始めており、死守しなければならないこの貴重な森。
今年新たに特定指定種となったヒメスズムシソウ
この場所の個体数は昨年とあまり変わらないが、小ぶりのものが多い。周辺の草がむしり取られた影響があると考える。
マクロ撮影。唇弁に筋が入り、下向きに反り返るのが特徴。
小さな株が踏まれている可能性がきわめて高い。
小さくてなかなか見つけられない貴重なラン
ミスズラン
米粒のように小さな花は幸運にも満開だった。
苔の上を好んで咲くこの花
小さな葉にはうっすらとウズラ葉模様が入っていた。
1種類は既に特定指定種に指定されているが、他の2種類もきわめて貴重な花なので特定指定種に指定されても良いのではないかと思っている。しっかりと個体数を調査し、分布域を調べる必要がある。
黄色いエビネ
キンセイラン
新たな場所で生育が確認されたキンセイラン
既に情報が拡散し始めており、死守しなければならないこの貴重な森。
今年新たに特定指定種となったヒメスズムシソウ
この場所の個体数は昨年とあまり変わらないが、小ぶりのものが多い。周辺の草がむしり取られた影響があると考える。
マクロ撮影。唇弁に筋が入り、下向きに反り返るのが特徴。
小さな株が踏まれている可能性がきわめて高い。
小さくてなかなか見つけられない貴重なラン
ミスズラン
米粒のように小さな花は幸運にも満開だった。
苔の上を好んで咲くこの花
小さな葉にはうっすらとウズラ葉模様が入っていた。
1種類は既に特定指定種に指定されているが、他の2種類もきわめて貴重な花なので特定指定種に指定されても良いのではないかと思っている。しっかりと個体数を調査し、分布域を調べる必要がある。