花の好きな人たちには有名な山だが、山に登る人たちにとっては単なる通過点でしかないこの山。豊かな植生を持つこの山は山梨県内でも有数の花の名所であるが、全く保護がされていない無法地帯の山、かつ鹿の食害も目立ち、オオバギボウシの花芽は食害の跡が目立ち、年々数を減らしている。
最近自然保護グループを中心に植物の観察や保護に力を入れ、山岳連盟の会員も興味を持って協力してくださる人たちが増えている山梨県山岳連盟。今回この山の植生と現状を理解していただく目的で、山岳連盟に植物観察会を提案したところ、実施することが決定した。案内役と講師を仰せつかっているため、花の観察と予習のために訪れてみた。花見隊メンバーは後に知ったがこの前日に訪れており、そのうちの一人は痛い目にあったらしい。そんなことなどつゆ知らず、単独で草むらをブラブラと歩くが、蜂の巣には全く気付かなかった。
以下、予習を兼ねて花の写真を列記するが、花の名前は当てにしないでください。
山の入り口に咲いていた関東嫁無い? いや、カントウヨメナ(キク科ヨメナ属)、と思ったが花が白いのでユウガギク(キク科ヨメナ属)だろう。
姫常温?? いえいえ、ヒメジョオン(キク科ムカシヨモギ属)。
追いはぎ? 違うだろう、ヤマハギ(マメ科ハギ属)。
ドロボーハギ? ちと違う、ヌスビトハギ(マメ科ヌスビトハギ属)。
ツルフジバカマ(マメ科ソラマメ属)。 良く似たクサフジよりもツルが太く葉が厚い。
タチフウロ(フウロソウ科フウロソウ属)。
オオマツヨイグサ(アカバナ科マツヨイグサ属) 別名「月見草」または「宵待草」。帰化植物。
シシウド(セリ科シシウド属) 強剛なのでイノシシが食べるのに適したウドということで命名された。
吹雪暴風?? セリ科の花は鑑別が難しい。細かく分かれた葉はイブキボウフウ(セリ科イブキボウフウ属)と思うがシラネセンキュウかもしれない。
雌雄別株のイタドリ(タデ科タデ属) こちらは雄株。
こちらは赤い雌株。
バンザイ?? 何だかわかりません。
これはどっち?
萼に注目。ツリガネニンジンは萼が細長く針状。
一方、フクシマシャジンは萼が幅広く三角錐状。
ということで、こっちがツリガネニンジン(キキョウ科ツリガネニンジン属)、上がフクシマシャジン(キキョウ科ツリガネニンジン属)。
もう飽きたカラマツ? いえいえ、まだまだ続くアキカラマツ(キンポウゲ科カラマツソウ属)
ふざけたブログ、まだまだ続きます。
オミナエシ〈女郎花〉(オミナエシ科オミナエシ属)。 男死ねし、じゃなくてオトコエシもあったはずだが、撮り忘れた。
クセ~ワタ? いえいえ臭くありません。キセワタ(シソ科メジハギ属)。
猫にこんばんわ、犬にゴマ? イヌゴマ(シソ科イヌゴマ属)。これはあまり枝分かれしない。
イヌゴマ
上と良く似ているがこちらは枝分かれするクルマバナ(シソ科トウバナ属)。花が輪生することに名の由来がある。
河川清掃? 違う、カセンソウ〈歌仙草〉(キク科オグルマ属)
引かれて寝ている引き寝ヨモギ??
何を言うか、本当は立って咲くヒキヨモギ(ゴマノハグサ科ヒキヨモギ属)。葉の形がヨモギに似ている。
タケニグサ(ケシ科タケニグサ属)。竹と一緒に煮ると竹が柔らかくなるらしい。あるいは茎の中空部が竹に似ているからとも云われている。
キンミズヒキ(バラ科キンミズヒキ属)。
シラヤマギク(キク科シオン属)。
ノブドウ(ブドウ科ノブドウ属)だと思う。
オオナンじゃこりゃ~!? やっと見つけたと思ったのにもう終わっているオオナンバンギセル(ハマウツボ科ナンバンギセル属)。
コオニユリ(ユリ科ユリ属)。オニユリとはムカゴが付かないことで区別され、クルマユリとは葉の付き方が違う。
ヤエムグラ(アカネ科ヤエムグラ属)。これからはびこって来るかも知れない。
大和撫子七変化
これは普通に見られるカワラナデシコ(ナデシコ科ナデシコ属)。
屁臭いかズラ? じゃなくてヘクソカズラ(アカネ科ヘクソカズラ属)。
全体に悪臭がするのでこの名が付いたらしいが、この可愛らしい花からは想像できない花名。お灸(ヤイト)の跡に似ることから別名ヤイトバナ。
私は口が堅いんです。
開くとこんなです。キキョウ(キキョウ科キキョウ属)。
シソ科イブキジャコウソウ属の花と思われるがわからない花。タチジャコウソウだとすれば外来種ということになる。イブキジャコウソウの変種か?
再び登場。これは・・・そうです。フクシマ。
ヤマハッカ(シソ科ヤマハッカ属)。
ウツボグサ(シソ科ウツボグサ属)
最後はやっぱりこれ。
小さな小さな花。
腰の巾着? 花に失礼だろう!ヒナノキンチャク(ヒメハギ科ヒメハギ属)
下のほうの種になった部分が巾着のように見える。
他にも見落としている花が多々あるが、とりあえず今回の予習はここまで。
真面目なブログを見たい方はこちらかあちらをご堪能あれ。
最近自然保護グループを中心に植物の観察や保護に力を入れ、山岳連盟の会員も興味を持って協力してくださる人たちが増えている山梨県山岳連盟。今回この山の植生と現状を理解していただく目的で、山岳連盟に植物観察会を提案したところ、実施することが決定した。案内役と講師を仰せつかっているため、花の観察と予習のために訪れてみた。花見隊メンバーは後に知ったがこの前日に訪れており、そのうちの一人は痛い目にあったらしい。そんなことなどつゆ知らず、単独で草むらをブラブラと歩くが、蜂の巣には全く気付かなかった。
以下、予習を兼ねて花の写真を列記するが、花の名前は当てにしないでください。
山の入り口に咲いていた関東嫁無い? いや、カントウヨメナ(キク科ヨメナ属)、と思ったが花が白いのでユウガギク(キク科ヨメナ属)だろう。
姫常温?? いえいえ、ヒメジョオン(キク科ムカシヨモギ属)。
追いはぎ? 違うだろう、ヤマハギ(マメ科ハギ属)。
ドロボーハギ? ちと違う、ヌスビトハギ(マメ科ヌスビトハギ属)。
ツルフジバカマ(マメ科ソラマメ属)。 良く似たクサフジよりもツルが太く葉が厚い。
タチフウロ(フウロソウ科フウロソウ属)。
オオマツヨイグサ(アカバナ科マツヨイグサ属) 別名「月見草」または「宵待草」。帰化植物。
シシウド(セリ科シシウド属) 強剛なのでイノシシが食べるのに適したウドということで命名された。
吹雪暴風?? セリ科の花は鑑別が難しい。細かく分かれた葉はイブキボウフウ(セリ科イブキボウフウ属)と思うがシラネセンキュウかもしれない。
雌雄別株のイタドリ(タデ科タデ属) こちらは雄株。
こちらは赤い雌株。
バンザイ?? 何だかわかりません。
これはどっち?
萼に注目。ツリガネニンジンは萼が細長く針状。
一方、フクシマシャジンは萼が幅広く三角錐状。
ということで、こっちがツリガネニンジン(キキョウ科ツリガネニンジン属)、上がフクシマシャジン(キキョウ科ツリガネニンジン属)。
もう飽きたカラマツ? いえいえ、まだまだ続くアキカラマツ(キンポウゲ科カラマツソウ属)
ふざけたブログ、まだまだ続きます。
オミナエシ〈女郎花〉(オミナエシ科オミナエシ属)。 男死ねし、じゃなくてオトコエシもあったはずだが、撮り忘れた。
クセ~ワタ? いえいえ臭くありません。キセワタ(シソ科メジハギ属)。
猫にこんばんわ、犬にゴマ? イヌゴマ(シソ科イヌゴマ属)。これはあまり枝分かれしない。
イヌゴマ
上と良く似ているがこちらは枝分かれするクルマバナ(シソ科トウバナ属)。花が輪生することに名の由来がある。
河川清掃? 違う、カセンソウ〈歌仙草〉(キク科オグルマ属)
引かれて寝ている引き寝ヨモギ??
何を言うか、本当は立って咲くヒキヨモギ(ゴマノハグサ科ヒキヨモギ属)。葉の形がヨモギに似ている。
タケニグサ(ケシ科タケニグサ属)。竹と一緒に煮ると竹が柔らかくなるらしい。あるいは茎の中空部が竹に似ているからとも云われている。
キンミズヒキ(バラ科キンミズヒキ属)。
シラヤマギク(キク科シオン属)。
ノブドウ(ブドウ科ノブドウ属)だと思う。
オオナンじゃこりゃ~!? やっと見つけたと思ったのにもう終わっているオオナンバンギセル(ハマウツボ科ナンバンギセル属)。
コオニユリ(ユリ科ユリ属)。オニユリとはムカゴが付かないことで区別され、クルマユリとは葉の付き方が違う。
ヤエムグラ(アカネ科ヤエムグラ属)。これからはびこって来るかも知れない。
大和撫子七変化
これは普通に見られるカワラナデシコ(ナデシコ科ナデシコ属)。
屁臭いかズラ? じゃなくてヘクソカズラ(アカネ科ヘクソカズラ属)。
全体に悪臭がするのでこの名が付いたらしいが、この可愛らしい花からは想像できない花名。お灸(ヤイト)の跡に似ることから別名ヤイトバナ。
私は口が堅いんです。
開くとこんなです。キキョウ(キキョウ科キキョウ属)。
シソ科イブキジャコウソウ属の花と思われるがわからない花。タチジャコウソウだとすれば外来種ということになる。イブキジャコウソウの変種か?
再び登場。これは・・・そうです。フクシマ。
ヤマハッカ(シソ科ヤマハッカ属)。
ウツボグサ(シソ科ウツボグサ属)
最後はやっぱりこれ。
小さな小さな花。
腰の巾着? 花に失礼だろう!ヒナノキンチャク(ヒメハギ科ヒメハギ属)
下のほうの種になった部分が巾着のように見える。
他にも見落としている花が多々あるが、とりあえず今回の予習はここまで。
真面目なブログを見たい方はこちらかあちらをご堪能あれ。