そろそろ各地で見頃を迎えているであろうクモイコザクラを見るため、こちらでは無くて奥秩父山塊の山を予定していたのだが・・・またしても寝過ごし、朝起きれば時計の針は6時を回っている。予定した場所は距離が長く下山で道迷いの可能性があるために中止して尾白川の上流を目指すことにした。甲斐駒ケ岳黒戸尾根の入り口、駒ケ岳神社から尾白川遊歩道を歩いて錦滝の先の林道を詰めれば、その先の沢沿いが目的地となり、普通に歩けば午後2時には沢に到着できるはずである。これはあくまでも普通に歩けば、の話である。
午前8時半に駒ケ岳神社を出発。この尾白川遊歩道を歩くのは8年ぶりくらいになるだろうか。午後から出発して神蛇の滝をピストンして日没間近に駐車場に戻った記憶がある。足場の悪い谷のトラバースを鎖につかまって通過したような記憶があるが、今はどうなっているのだろう?
竹宇駒ケ岳神社
神社の入り口に咲いていたヒメレンゲとタガソデソウ。
尾白川千ヶ淵。最初に現れる緑色の淵。
三ノ滝
勢い良くしぶきが飛び散る三ノ滝上部。
花は終わってしまっているが、おそらくコチャルメルソウ。
遊歩道沿いの岩壁にはイワタバコがたくさん生えている。
エメラルドグリーンの淵の脇には満開のフジの花。
旭滝。朝日が射し込むと虹が現れ、滝はコバルト色に輝くと言われている。滝壺を見ようとしたが岩が滑って登れなかった。
遊歩道と書かれているが、アップダウンのある登山道と言ったほうが良い。
ヤマツツジ咲く渓谷道。
大きなハート形の葉っぱ。
根元を見れば花がついている。ウスバサイシン。
ミツバツチグリ(?)
神蛇の滝に到着。
神蛇の滝。下にもう1段あるのだが、木に隠れて写らない。
10時半、神蛇の滝に到着。決してゆっくり歩いていたわけではないが、三脚を出して滝や花を撮影しているとどうしても時間がかかってしまう。しかし、スローシャッターで滝や沢の流れを表現するには三脚が必須。どうしても出さずにはいられない。神蛇の滝でゆっくり休んだ後、不動の滝に向かう。不動の滝から先は現在通行禁止になっているので、あまり人がいないだろうと思っていたのだが、甘かったようでかなりの人が入っていた。しかも若者が多い。
不動の滝に向かう。
崩落地をロープにつかまって通過するが、全く通過に問題無し。歩き易い渓谷道が続く。
見えて来た吊り橋と不動の滝。
新緑と不動の滝(吊り橋から75mmズームで撮影)
滝の下、このロープを登れば滝壺まで行ける。
豪快に流れ落ちる不動の滝。水しぶきが凄く、滝の落下で風が吹く。
不動の滝の水しぶきと水煙。
スローシャッターで不動滝全景。
不動滝付近にもクモイコザクラが咲くということを耳にしたことがあったのだが、ズームレンズで覗き込む限りでは花は発見できなかった。代わりに見つけたのはユキワリソウ。足元に一株だけ咲いていた。
支脈の沢沿いで見つけたユキワリソウ。かなり濃い紫色の花だった。
ユキワリソウ。錦滝ではこれほど近付くのは難しい。標高1,200~1,300ほどのこの界隈はユキワリソウの陣地なのかも知れない。
林道に向かって登る。朽ちかけてはいるが、通行に問題になるような場所は見当たらなかった。
クワガタソウ
まだまだ登る。
林道に出た。
林道に到着したところで時間は午後1時45分になってしまった。予定では1時前に到着するはずだったのだが、滝撮りに時間をかけすぎてしまった。特に不動の滝の景観は素晴らしく、1時間以上も時間を費やしてしまった。これから林道を歩いて尾白川上流に入るには1時間以上の時間を要し、帰り道の時間を考えると遡上するにはとても時間が足りない。本日はあきらめて、錦滝のユキワリソウを見て帰ることにする。
尾白川錦滝
滝の流れの裏側に咲くユキワリソウ。
ユキワリソウ。まだ満開。
岩場の下のほうに咲いていたユキワリソウ。
ヤマツツジ咲く林道を戻る。
見頃のヤマツツジ。
この林道沿いには結構咲いているタガソデソウ。今年は数が多い。
錦滝の手前で昼食をとり、滝に着いたのは午後2時過ぎ。日向山に登る時間は十分にあったがその気にはなれず、林道をテクテクと歩いて矢立石から尾白川渓谷駐車場に戻った。午後4時、駐車場に到着。花の収穫といえば雪割草くらいだったが、その他にも花は咲いていなかったが興味ある葉をいくつか見つけた。
その他見つけた葉だけ載せておきます。正体はまだ不明です。さて、何でしょうか?
葉に光沢がある2枚葉の群生。これはおそらくジン・バイ・草。
双葉のランだが、青双葉よりも筋が薄く葉が黄緑色。おそらくこれは高嶺の双葉・ランだと思う。
ということで、花が咲くのが楽しみな葉を何種類か見つけて来た。今後が楽しみ。
午前8時半に駒ケ岳神社を出発。この尾白川遊歩道を歩くのは8年ぶりくらいになるだろうか。午後から出発して神蛇の滝をピストンして日没間近に駐車場に戻った記憶がある。足場の悪い谷のトラバースを鎖につかまって通過したような記憶があるが、今はどうなっているのだろう?
竹宇駒ケ岳神社
神社の入り口に咲いていたヒメレンゲとタガソデソウ。
尾白川千ヶ淵。最初に現れる緑色の淵。
三ノ滝
勢い良くしぶきが飛び散る三ノ滝上部。
花は終わってしまっているが、おそらくコチャルメルソウ。
遊歩道沿いの岩壁にはイワタバコがたくさん生えている。
エメラルドグリーンの淵の脇には満開のフジの花。
旭滝。朝日が射し込むと虹が現れ、滝はコバルト色に輝くと言われている。滝壺を見ようとしたが岩が滑って登れなかった。
遊歩道と書かれているが、アップダウンのある登山道と言ったほうが良い。
ヤマツツジ咲く渓谷道。
大きなハート形の葉っぱ。
根元を見れば花がついている。ウスバサイシン。
ミツバツチグリ(?)
神蛇の滝に到着。
神蛇の滝。下にもう1段あるのだが、木に隠れて写らない。
10時半、神蛇の滝に到着。決してゆっくり歩いていたわけではないが、三脚を出して滝や花を撮影しているとどうしても時間がかかってしまう。しかし、スローシャッターで滝や沢の流れを表現するには三脚が必須。どうしても出さずにはいられない。神蛇の滝でゆっくり休んだ後、不動の滝に向かう。不動の滝から先は現在通行禁止になっているので、あまり人がいないだろうと思っていたのだが、甘かったようでかなりの人が入っていた。しかも若者が多い。
不動の滝に向かう。
崩落地をロープにつかまって通過するが、全く通過に問題無し。歩き易い渓谷道が続く。
見えて来た吊り橋と不動の滝。
新緑と不動の滝(吊り橋から75mmズームで撮影)
滝の下、このロープを登れば滝壺まで行ける。
豪快に流れ落ちる不動の滝。水しぶきが凄く、滝の落下で風が吹く。
不動の滝の水しぶきと水煙。
スローシャッターで不動滝全景。
不動滝付近にもクモイコザクラが咲くということを耳にしたことがあったのだが、ズームレンズで覗き込む限りでは花は発見できなかった。代わりに見つけたのはユキワリソウ。足元に一株だけ咲いていた。
支脈の沢沿いで見つけたユキワリソウ。かなり濃い紫色の花だった。
ユキワリソウ。錦滝ではこれほど近付くのは難しい。標高1,200~1,300ほどのこの界隈はユキワリソウの陣地なのかも知れない。
林道に向かって登る。朽ちかけてはいるが、通行に問題になるような場所は見当たらなかった。
クワガタソウ
まだまだ登る。
林道に出た。
林道に到着したところで時間は午後1時45分になってしまった。予定では1時前に到着するはずだったのだが、滝撮りに時間をかけすぎてしまった。特に不動の滝の景観は素晴らしく、1時間以上も時間を費やしてしまった。これから林道を歩いて尾白川上流に入るには1時間以上の時間を要し、帰り道の時間を考えると遡上するにはとても時間が足りない。本日はあきらめて、錦滝のユキワリソウを見て帰ることにする。
尾白川錦滝
滝の流れの裏側に咲くユキワリソウ。
ユキワリソウ。まだ満開。
岩場の下のほうに咲いていたユキワリソウ。
ヤマツツジ咲く林道を戻る。
見頃のヤマツツジ。
この林道沿いには結構咲いているタガソデソウ。今年は数が多い。
錦滝の手前で昼食をとり、滝に着いたのは午後2時過ぎ。日向山に登る時間は十分にあったがその気にはなれず、林道をテクテクと歩いて矢立石から尾白川渓谷駐車場に戻った。午後4時、駐車場に到着。花の収穫といえば雪割草くらいだったが、その他にも花は咲いていなかったが興味ある葉をいくつか見つけた。
その他見つけた葉だけ載せておきます。正体はまだ不明です。さて、何でしょうか?
葉に光沢がある2枚葉の群生。これはおそらくジン・バイ・草。
双葉のランだが、青双葉よりも筋が薄く葉が黄緑色。おそらくこれは高嶺の双葉・ランだと思う。
ということで、花が咲くのが楽しみな葉を何種類か見つけて来た。今後が楽しみ。