武田神社界隈から深草観音・要害山にかけての武田の杜遊歩道東側のルートは、全てではないが大半は生育しているシダの様子を見て歩いた。だが、西側の千代田湖界隈から古湯坊温泉に至るルートはまだほとんど手つかずのままである。前日は風邪症状で鼻水が止まらず1日寝て過ごしたが本日はだいぶ回復した。朝降っていた小雨も10時には止んで一部青空が見えてきた。全てを歩き切れるわけでは無いが半分くらいまでなら午後からでも十分に行ける距離である。11時に自宅を出発して武田の杜遊歩道西側から金子峠・淡雪山のルートをシダを散策しながら歩いてみた。
道路脇にある武田の杜遊歩道入り口の小スペースに車を止めて出発。
遊歩道沿いの法面にはオオイタチシダがたくさん生育していた。
オオイタチシダ
小松山園地の分岐点
小松山はアカマツで山梨の森百選に選ばれている。向こうの階段を登って小松山園地に立ち寄る。
ベンチのある小松山園地。向こうに見えるのは先日歩いた法泉寺山。
タチシノブ、だが・・・。
細い葉のこちらがタチシノブ。
もう1種類、葉の細く無いこのシダは?ソーラスが無く確定できないが、オウレンシダか?
岩にはクモノスシダが張り付いていた。
ヤブソテツだが・・・。
この場所のヤブソテツは葉の辺縁がギザギザしている。
別株は明らかに鋸歯状。別の名前があるのか?不明。
オオバイノモトソウ。上側の細い葉が胞子葉、下側の幅広いほうが栄養葉。
オオバイノモトソウはしばしば大群落を形成する。
金子峠の分岐に到着。道標がだいぶ痛んでしまっていた。
何度か歩いている武田の杜遊歩道であるが、金子峠への道はあまり歩く人が居ないようで出来たばかりの頃は立派な道だったが少し荒れてしまっている。しかし通行には全く問題無い。
倒木が何本かあり、少し崩落個所もある金子峠への道。
途中の土手にはホシダがたくさん生えていた。
ホシダ大群落。
探していたハナワラビの仲間。簡単に見つかるだろうと思っていたのだがこれしか見つからず。
やはり、思った通りだ。葉の辺縁がやや赤っぽく色付いており鋸歯は明瞭で先端が針状である。これはオオハナワラビだ。
金子峠(きんすとうげと読む)に到着。曇っていて富士山は見えず。
すぐ上にある淡雪山に立ち寄る。時間があれば尾根を進んで興院寺山まで行こうかと思ったが、時刻は3時近くなり止める。
淡雪山で時刻は2時45分だった。あちらこちらフラフラ立ち寄りながら来た割には早く着いたほうだろう。その先にある興院寺山は止めて帯那町の道路を歩いて途中から行けるはずの中山峠を経由して武田の杜遊歩道に戻ることにした。しかし、その中山峠の入り口が分からないので適当に尾根に取り付いてみることにする。
帯那町から見る南アルプス。三角錐の甲斐駒ケ岳が格好良い。
舗装道路が分かれている。これを行けば行けるのか?と登ってみるが舗装道路はすぐに終わり道も何だか・・・??
これは道なのだろうか?
やっぱり・・・いつもの如く道は消滅。尾根がすぐそこなのでそのまま登る。
いちばん高いところまで行くと境界見出し標があった。GPSで位置を確認しあたりを見回すと赤ペンキとテープがあった。
これを頼りに斜面を下る。
途中にあったカイイワカガミの葉
藪っぽい道を抜け出ると中山峠に到着した。
抜け出た尾根には一応道があるようだがあまり歩かれている様子は無く薄い踏み跡程度だった。中山峠からは道は明瞭で以前にも歩いたことがある。東に下りれば武田の杜遊歩道、西に進めば帯那町から千代田湖に抜け出る。予定通りに武田の杜遊歩道に下りて駐車場に戻った。
最後に出会えたハシゴシダ。もっとたくさんあると予想していたのだが出会えたのはこの株だけだった。
数株出会ったエビネの葉。千切れているのは鹿の食害か、それとも冬期で痛んだだけか?綺麗に咲いてくれることを期待する。
植生は武田神社側とはだいぶ違うようで、あるだろうと思っていたハカタシダは出会えなかった。歩いたのは西側の半分ほどなので、もう少し先を探せばあるのかも知れない。そしてまた、期待していたフユノハナワラビには出会えなかった。まだまだ歩くべき場所はたくさんある。
道路脇にある武田の杜遊歩道入り口の小スペースに車を止めて出発。
遊歩道沿いの法面にはオオイタチシダがたくさん生育していた。
オオイタチシダ
小松山園地の分岐点
小松山はアカマツで山梨の森百選に選ばれている。向こうの階段を登って小松山園地に立ち寄る。
ベンチのある小松山園地。向こうに見えるのは先日歩いた法泉寺山。
タチシノブ、だが・・・。
細い葉のこちらがタチシノブ。
もう1種類、葉の細く無いこのシダは?ソーラスが無く確定できないが、オウレンシダか?
岩にはクモノスシダが張り付いていた。
ヤブソテツだが・・・。
この場所のヤブソテツは葉の辺縁がギザギザしている。
別株は明らかに鋸歯状。別の名前があるのか?不明。
オオバイノモトソウ。上側の細い葉が胞子葉、下側の幅広いほうが栄養葉。
オオバイノモトソウはしばしば大群落を形成する。
金子峠の分岐に到着。道標がだいぶ痛んでしまっていた。
何度か歩いている武田の杜遊歩道であるが、金子峠への道はあまり歩く人が居ないようで出来たばかりの頃は立派な道だったが少し荒れてしまっている。しかし通行には全く問題無い。
倒木が何本かあり、少し崩落個所もある金子峠への道。
途中の土手にはホシダがたくさん生えていた。
ホシダ大群落。
探していたハナワラビの仲間。簡単に見つかるだろうと思っていたのだがこれしか見つからず。
やはり、思った通りだ。葉の辺縁がやや赤っぽく色付いており鋸歯は明瞭で先端が針状である。これはオオハナワラビだ。
金子峠(きんすとうげと読む)に到着。曇っていて富士山は見えず。
すぐ上にある淡雪山に立ち寄る。時間があれば尾根を進んで興院寺山まで行こうかと思ったが、時刻は3時近くなり止める。
淡雪山で時刻は2時45分だった。あちらこちらフラフラ立ち寄りながら来た割には早く着いたほうだろう。その先にある興院寺山は止めて帯那町の道路を歩いて途中から行けるはずの中山峠を経由して武田の杜遊歩道に戻ることにした。しかし、その中山峠の入り口が分からないので適当に尾根に取り付いてみることにする。
帯那町から見る南アルプス。三角錐の甲斐駒ケ岳が格好良い。
舗装道路が分かれている。これを行けば行けるのか?と登ってみるが舗装道路はすぐに終わり道も何だか・・・??
これは道なのだろうか?
やっぱり・・・いつもの如く道は消滅。尾根がすぐそこなのでそのまま登る。
いちばん高いところまで行くと境界見出し標があった。GPSで位置を確認しあたりを見回すと赤ペンキとテープがあった。
これを頼りに斜面を下る。
途中にあったカイイワカガミの葉
藪っぽい道を抜け出ると中山峠に到着した。
抜け出た尾根には一応道があるようだがあまり歩かれている様子は無く薄い踏み跡程度だった。中山峠からは道は明瞭で以前にも歩いたことがある。東に下りれば武田の杜遊歩道、西に進めば帯那町から千代田湖に抜け出る。予定通りに武田の杜遊歩道に下りて駐車場に戻った。
最後に出会えたハシゴシダ。もっとたくさんあると予想していたのだが出会えたのはこの株だけだった。
数株出会ったエビネの葉。千切れているのは鹿の食害か、それとも冬期で痛んだだけか?綺麗に咲いてくれることを期待する。
植生は武田神社側とはだいぶ違うようで、あるだろうと思っていたハカタシダは出会えなかった。歩いたのは西側の半分ほどなので、もう少し先を探せばあるのかも知れない。そしてまた、期待していたフユノハナワラビには出会えなかった。まだまだ歩くべき場所はたくさんある。