今年3度目となる富士山自然学校の植物観察会に参加させていただいた。今回は静岡県まで行かないと見られないだろうと思っていたベニ・シュスランが山梨県にもあるということ、さらに今年の課題であった着生植物を観察出来るということだ。今まで参加した観察会では最多となる20人ほどの人数が集まった大観察会となった。県外から来られた方がほとんど、かつ、毎度のことながらハイレベルの人たちばかりだ。
車に分乗して移動、山梨県県南部の川に向かう。川の両岸には苔の生した岩壁があるが、その苔の中を探すと・・・あった、ベニ・シュスラン。しかしもう花は終わってしまっている。8月に咲くものかと思っていたのだがこの場所は意外と早い時期に咲くようだ。
苔の中に埋もれて隠れるように葉を出す。
ベニ・シュスラン(ラン科シュスラン属)。若干時期が遅かった。
もう花は終わってしまっている。
咲き残っていた一株。
別角度から。
ベニ・シュスランはやや湿った場所で苔が生しているような場所を好んで生えるらしい。おそらくこの周辺の川沿いを探すと他にも自生地があるのだろう。
場所を移動し、次も川沿いの梅の木が生えた場所に行く。着生植物が自生するには空気湿度が高いことが条件で、霧や雨の多い場所や今回訪れた場所のように川沿いのモヤが発生して空気湿度が高い場所が生育する条件となる。意外にも、梅の木にその着生植物は足を延ばしていた。
梅の木に着生したスパイダー・プラント。
クモラン(ラン科クモラン属)。まさに蜘蛛が這うような植物。
緑色の小さな花を付けるが、既に花は終わっている。
別の木に着生していた植物。
ヨウラクラン(ラン科ヨウラクラン属)。
さらに別の場所に移動。こちらも先程と同様に川の近くにある梅の木林だ。視線と同じ高さでクモランだけでなくカヤランも観察できる好条件の林だった。
梅の木の枝を這うスパイダー。左上はカヤラン。
緑色の小さな花を付けるクモラン。
梅の木に着生したカヤラン。
細長い種を付けたカヤラン(ラン科カヤラン属)。
こちらは梅の木に着生したヨウラクラン。
ベニ・シュスランも着生ランたちも今回初めてお目にかかるものばかりで、特にクモランが梅の木に好んで着生するとは驚きだった。私の住む甲府市積翠寺は梅の木が多く植えられており、近くには相川という川が流れている。今回廻った場所に環境は似ているのだが、霧が発生していることは少なく空気湿度は低いように思える。しかし、ひょっとしたら意外と近場にも着生植物は存在しているのかも知れない。
車に分乗して移動、山梨県県南部の川に向かう。川の両岸には苔の生した岩壁があるが、その苔の中を探すと・・・あった、ベニ・シュスラン。しかしもう花は終わってしまっている。8月に咲くものかと思っていたのだがこの場所は意外と早い時期に咲くようだ。
苔の中に埋もれて隠れるように葉を出す。
ベニ・シュスラン(ラン科シュスラン属)。若干時期が遅かった。
もう花は終わってしまっている。
咲き残っていた一株。
別角度から。
ベニ・シュスランはやや湿った場所で苔が生しているような場所を好んで生えるらしい。おそらくこの周辺の川沿いを探すと他にも自生地があるのだろう。
場所を移動し、次も川沿いの梅の木が生えた場所に行く。着生植物が自生するには空気湿度が高いことが条件で、霧や雨の多い場所や今回訪れた場所のように川沿いのモヤが発生して空気湿度が高い場所が生育する条件となる。意外にも、梅の木にその着生植物は足を延ばしていた。
梅の木に着生したスパイダー・プラント。
クモラン(ラン科クモラン属)。まさに蜘蛛が這うような植物。
緑色の小さな花を付けるが、既に花は終わっている。
別の木に着生していた植物。
ヨウラクラン(ラン科ヨウラクラン属)。
さらに別の場所に移動。こちらも先程と同様に川の近くにある梅の木林だ。視線と同じ高さでクモランだけでなくカヤランも観察できる好条件の林だった。
梅の木の枝を這うスパイダー。左上はカヤラン。
緑色の小さな花を付けるクモラン。
梅の木に着生したカヤラン。
細長い種を付けたカヤラン(ラン科カヤラン属)。
こちらは梅の木に着生したヨウラクラン。
ベニ・シュスランも着生ランたちも今回初めてお目にかかるものばかりで、特にクモランが梅の木に好んで着生するとは驚きだった。私の住む甲府市積翠寺は梅の木が多く植えられており、近くには相川という川が流れている。今回廻った場所に環境は似ているのだが、霧が発生していることは少なく空気湿度は低いように思える。しかし、ひょっとしたら意外と近場にも着生植物は存在しているのかも知れない。