仕事を終えるともう時間は12時になってしまった。昨年見たエイザンスミレの大群落を見に行きたいが正規のルートではとてもではないが時間が足りない。そこで林道の裏側にある短絡ルートから入山しようと目論んだが、その林道は崩落個所があるらしく通行止めになってしまっていた。もはや別の山に行くにも時間が無いので、その林道から派生する林道界隈を車で回り、ゲンジスミレが咲きそうな斜面を見て回ったが空振りに終わってしまった。いくつか花の咲いている場所を回ってみた。
茅ヶ岳の近くの防火帯尾根。
ここに咲くタンポポは二ホンタンポポ。
もうすぐ咲きそうなアマドコロ。茎に稜がある。
クサボケ
花弁の先端に切れ込みがあり、これはワダソウ。
こんなところにヒロメノトガリアミガサタケ。
場所を移動して4月初旬に訪れたカタクリロードを訪れる。前回は大きな白花のアズマイチゲが咲いていたが、今度は別の白花が咲いている。
人目を引く大きな白花、イチリンソウ。
ここはイチリンソウとニリンソウが一緒に咲いている。奥に咲いているのがニリンソウ。
ニリンソウ
ニリンソウの群落
ナツトウダイの群落
ショカッサイ。他にハナダイコン・オオアラセイトウ・ムラサキハナナなどと呼ばれる外来種。
イカリソウ
こちらは白花のイカリソウ
白花のイカリソウ
期待していたカタクリはもう結実していた。1~2週間ほど遅かったようだ。
元気な葉はたくさんあるが、あまり花茎が出ていない。鹿に食われたか、それとも人に摘まれたか?
車に戻る途中で地元のこのあたりを管理されている方と出会い、いろいろとお話を聞くことができた。このカタクリ自生地を地元で保護するかどうか議論があったそうだが、保護することで世間に知れ渡ってしまうことによりあっという間に人が押し寄せて盗掘の被害に遭うかも知れないということでそっとしておくことになったそうだ。しかし、知る人は知る場所で無法地帯になっているため、花を袋いっぱいに摘んで持ち帰る人もいるそうだ。どちらに転んでも被害に遭うのは花たちで、可哀そうである。
さて、もう1ヶ所。時間はもう5時を過ぎてしまい森の中は薄暗くなってきたので、三脚を担いで出かける。
ジュウニヒトエ
ギンラン
年々数を減らしており、笹が生い茂る山に変わりつつある。
キンラン。こっちはもっと数が少なく深刻。盗掘も多いと思われる。
美しい花。もうすぐ全開。
ゴージャス!
5月連休が見頃だろう。
本日は山には登らず里山散策のみで終わったが、甲府市の界隈は花の宝庫で午後から回るだけでもこれだけの花を楽しむことができる。たいへん恵まれた場所だと思う。
茅ヶ岳の近くの防火帯尾根。
ここに咲くタンポポは二ホンタンポポ。
もうすぐ咲きそうなアマドコロ。茎に稜がある。
クサボケ
花弁の先端に切れ込みがあり、これはワダソウ。
こんなところにヒロメノトガリアミガサタケ。
場所を移動して4月初旬に訪れたカタクリロードを訪れる。前回は大きな白花のアズマイチゲが咲いていたが、今度は別の白花が咲いている。
人目を引く大きな白花、イチリンソウ。
ここはイチリンソウとニリンソウが一緒に咲いている。奥に咲いているのがニリンソウ。
ニリンソウ
ニリンソウの群落
ナツトウダイの群落
ショカッサイ。他にハナダイコン・オオアラセイトウ・ムラサキハナナなどと呼ばれる外来種。
イカリソウ
こちらは白花のイカリソウ
白花のイカリソウ
期待していたカタクリはもう結実していた。1~2週間ほど遅かったようだ。
元気な葉はたくさんあるが、あまり花茎が出ていない。鹿に食われたか、それとも人に摘まれたか?
車に戻る途中で地元のこのあたりを管理されている方と出会い、いろいろとお話を聞くことができた。このカタクリ自生地を地元で保護するかどうか議論があったそうだが、保護することで世間に知れ渡ってしまうことによりあっという間に人が押し寄せて盗掘の被害に遭うかも知れないということでそっとしておくことになったそうだ。しかし、知る人は知る場所で無法地帯になっているため、花を袋いっぱいに摘んで持ち帰る人もいるそうだ。どちらに転んでも被害に遭うのは花たちで、可哀そうである。
さて、もう1ヶ所。時間はもう5時を過ぎてしまい森の中は薄暗くなってきたので、三脚を担いで出かける。
ジュウニヒトエ
ギンラン
年々数を減らしており、笹が生い茂る山に変わりつつある。
キンラン。こっちはもっと数が少なく深刻。盗掘も多いと思われる。
美しい花。もうすぐ全開。
ゴージャス!
5月連休が見頃だろう。
本日は山には登らず里山散策のみで終わったが、甲府市の界隈は花の宝庫で午後から回るだけでもこれだけの花を楽しむことができる。たいへん恵まれた場所だと思う。