山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

忠霊塔の三日月 新倉山公園  令和6年2月13日

2024年02月21日 | 月富士
 山中湖でダイヤモンド富士を撮影した後は新倉山公園に移動する。この日は夕空に月齢3の月が輝くはずで、忠霊塔の展望台からだとちょうど塔の上あたりで輝くはずである。午後5時半ごろに展望台に到着したかったのだが長い階段が思ったよりも難敵で、寄り道しながら歩いたら6時を過ぎてしまった。

    神社の鳥居のところから見る富士山と三日月

    中腹から見る富士山と月。木星も輝いている。

    さらに上から見る月と富士山

    忠霊塔の展望台の上に到着。地球照の月になるはずだったのだが少し時間が遅かったようだ。

    忠霊塔の上で輝く三日月

    予想していたよりも月の位置は忠霊塔から遠かった。

    月の上には木星が輝いているのだが、遠過ぎて木星を入れると空の空間が広くなって間が抜けた写真になってしまう。

    あっという間に夜がふけて富士山が暗くなってしまう。

    おおいぬ座とシリウスが昇って来ていたがライティングの明かりに霞んでしまう。

 夕空に浮かんだもう少し感動的な地球照の月になるのを期待していたのだが、月の位置が高く時間も少し遅かった。この場所で地球照の月と忠霊塔を撮影するならば11月か12月のもっと低い位置に沈む細月を狙ったほうが良さそうである。天気が良ければまた撮影に訪れてみたい。


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山中湖ダイヤモンド富士  令和6年2月13日

2024年02月16日 | ダイヤモンド富士
 山中湖の平野周辺の湖畔からダイヤモンド富士撮影の季節がやって来た。この日は雲ひとつない青空が広がり、朝からスッキリとした富士山が姿を現していた。ちょうど良く河口湖方面への出張があったのだが、当初は午前中で終わるはずだった仕事が午後も入ってしまい、ダイヤの時間には間に合わないだろうと思っていた。ところが想定していたよりも30分以上早い午後3時に仕事が終わってくれて、急いで山中湖のきららに移動する。4時20分ごろのダイヤの時間には十分に間に合った。

    平日だが撮影場所には大勢のカメラマンがやって来ていた。親切なカメラマンの脇を譲っていただいてカメラを構える。

    ハクチョウもたくさんやって来ていた。

    太陽が富士山頂に迫る。2月に全く凍っていない山中湖も珍しい。

    ダイヤモンド富士の始まりである。

    湖面は揺れてしまったがなんとかダブルダイヤになってくれた。

    もう1台のカメラは光る湖面を入れてややズームをかけて撮影。

    ちょうど真ん中に沈んで行った。空に霞がかかっているようで、上側の光芒はあまり出なかった。

 先日誕生日を迎えてまたひとつ歳をとった。あまり歩く気力と体力が無くなってきたこともあるのだろうが、かつてはあまり興味が無かった山中湖のダイヤが撮影していてとても楽しく感じる。



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再びキャッツアイを狙って平尾山へ  令和6年1月27日

2024年02月01日 | ダイヤモンド富士
 石割山中腹でのキャッツアイ狙いは撮影予定地で視野が確保できず失敗に終わっている。石割山山頂も考えてはいたのだが仕事の都合で行けず、今回は平尾山でキャッツアイが撮影出来そうなので行ってみることにする。自宅の出発時間がだいぶ遅くなってしまい、石割神社駐車場到着は午後3時になってしまった。ダイヤの時間は4時15分ごろなので十分に間に合うはずである。

    沢を渡って登山道に入る。少し凍っている。

    例年だと凍り付いていてチェーンスパイクか軽アイゼンが無いと苦労する道だが、今年は全く凍っていない。

    尾根道に抜け出る。富士山は雲がかかっているようである。

    緩いが長い階段道。結構疲れる。

    石割山の分岐点。ここから平尾山までは5分くらい。

    開けていて眺望の良い平尾山に到着。雲が晴れて富士山が見えている。

 予定通り1時間ほどで平尾山に到着する。ダイヤの時間までは20分ほどである。2台のカメラをセットした頃にもう1人登山者がやって来て2人でダイヤモンド富士を眺めることになる。

    富士山頂に太陽が迫る。

    一応はダイヤモンド富士だが、まだ沈んでいない太陽だと明る過ぎる。

    白山岳に太陽が沈み始める。さて、キャッツアイ成るかどうか?

    少しは割れてくれると思ったのだが、このくらいの広い画角だと割れてくれないようである。

    もう1台のカメラ。

    白山岳に太陽が沈みかけている。

    若干ポジションが右寄りだったことと雪煙に邪魔されたことがあるが、一応はキャッツアイになっている。

    真ん中に沈むダイヤも悪く無いのだが、失敗してもキャッツアイ狙いのほうがハラハラして面白い。

    平尾山からの夕暮れの富士山

 右側が大きなキャッツアイになってしまったが、一応は撮影に成功したとしておこう。たぶん山中湖からもキャッツアイが狙えるのであろうが、富士山との距離が近過ぎてとても小さなキャッツアイになってしまうのではないかと思う。距離を離した山上からのほうが綺麗な猫の目になるのではないかと思う。


コメント (2)
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