山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

本栖湖展望台の細月  令和4年1月30日

2022年01月31日 | 月富士
 この日の朝は月と金星・火星が接近して南東の空に昇って来る日だった。その上には天候が良ければ天の川も見えるはずである。ところが、空模様がいまひとつで富士山は見えているものの空には雲が多い。天の川が見えるようならば精進湖パノラマ台か精進山あたりからの撮影を考えていたが、雲が多くて天の川は見えそうも無く、月が富士山頂に現れる本栖湖展望台に行くことにする。月ならば雲がある程度出ていても透かして見えるはずだ。


    夜明け前の本栖湖展望台から見る富士山。富士山の左手に見える明るい星が金星である。雲が多くて天の川は写ってくれない。


    望遠で捉えると雲を透かして火星が見える。しかし木で出来たこの展望台は三脚の固定が悪く、望遠レンズを使うと微妙にブレてしまう。


    月が現れた。火星も見えるはずだが、雲の中に隠れてしまっているようだ。












 日の出まではもう少し待たないといけない。隣に居たカメラマンと写真談義をしながら、朝焼けに染まるのを期待しながら日の出を待つ。東の空にも雲が出ていたので、あまり焼けないだろうと思っていたのだがそれなりの朝焼けの空になった。


    次第に空が染まってきた。


    想定外に焼けた空





    日の出。この頃には富士山の中腹から湧き出した雲が山頂あたりまで覆ってしまった。

 日の出を迎えた直後には富士山はすっかり雲におおわれてしまった。天の川は見られなかったが富士山頂に昇る細月と朝焼けの空は楽しむことが出来た。

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渓谷沿いのシダ観察 身延町  令和4年1月28日

2022年01月29日 | シダの仲間
 先日見たヒメサジランが脱落しているのを見て、こちらにある稀少なシダが無事なのかどうか心配になってきた。それとずっと気になっていることがあって、ヒメカナワラビとオニイノデ、そしてその中間型のようなオオキヨズミシダの区別がまだはっきり分からないでいる。鑑別のポイントはひとつは鱗片であろうが、もうひとつは裂片の付け根が軸に流れているかどうかというところなのではないかと思う。果たして区別できるのかどうか?既に何度も訪問している渓谷であるが再訪してみる。


    心配していたのはこのシダ。


    コタニワタリ。乾燥しているこの季節はあまり元気が無い。


    雨が少なく乾燥していて斜面が崩れ、土に埋もれかけているコタニワタリ。おそらく脱落してしまった個体もあるだろう。


    渓谷脇の岩に生えていた小さなシダ。


    葉に毛が生えている。これはカラクサシダ。


    冬緑性のシダでこの季節に胞子を付ける。


    渓谷の岩壁に群生していたクリハラン


    コモチシダ。この渓谷では数が少ない。


    対岸の岩壁に群生していたヒトツバ


    ヒトツバ。この季節は枯れているものも多い。


    イワヘゴ。一見すると葉の細いヤブソテツに似ている。


    特徴的なのはこの真っ黒な細めの鱗片がたくさん付いていること。


    ソーラスは軸と辺縁の中間付近を主に不規則に付着する。


    博多織の紋様が鮮やかなハカタシダ

 さて、問題のオニイノデとオオキヨズミシダである。ヒメカナワラビもあったが撮り忘れた。


    おそらくこれがオニイノデ。


    薄茶色でやや幅の広い鱗片が多数付着する。


    トリーミングして裂片を見てみると、短い柄があって裂片は軸に流れていない。


    これもオニイノデだろうと思って撮ってきたものだが・・・


    鱗片はやや幅広でこげ茶色。


    羽片をトリーミングして見てみると、裂片の下部分が軸に流れているように見える。


    オニイノデとは明らかに違う個体を発見した。


    これは明らかに裂片の下部分が軸に流れている。


    鱗片はこげ茶色でやや細めである。これがきっとオオキヨズミシダであろう。


    これもオニイノデであろうと思って撮ってきた個体。


    裂片を見てみると、明らかとは言えないが軸に流れているように見える。


    鱗片はやや広めでこげ茶色。


    これはきっとオニイノデと思って撮ってきたもの。


    裂片を見ると、これも軸に流れているように見える。


    鱗片はたくさん付いていてオニイノデを思わせるが、こげ茶色でやや幅広、先ほど見てきたものとほぼ同じである。

 基本的にはオニイノデとヒメカナワラビの裂片は短い柄があって軸には流れて付着しないのではないかと思っている。この渓谷で今までオニイノデと思って観察してきたものは鱗片が微妙に軸に流れて付着しているものが大部分である。そして鱗片もこげ茶色で典型的なオニイノデとは違うように思える。いわばオニイノデとオオキヨズミシダの中間型のような形をしているのではないだろうか?明確な区別が出来るのかどうか?それも疑問に思えてきた。答えは出さないほうが良いのではないかと思う。


    岩壁につる性の植物の葉が付いている。


    これはテイカカズラなのか、それともイタビカズラ?葉を良く見てみると互生、ないしはまばらに付いている。これはイタビカズラであろう。


    こちらが良く見かけるテイカカズラ。


    葉は互生する。花が無いと見分けが付かなかったが、やっと見分け方が分かってきた。

 イタビカズラは何ヶ所かでそれらしき葉を確認しているが、まだ実を付けたところは確認できていない。今年はこの植物の実をしっかりと確認したいと思っている。

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植物を観察しながら山頂へ 南部町  令和4年1月23日

2022年01月29日 | シダの仲間
 この季節の南部町はヤマヒルに襲われる心配が無く、バリアンスルートの藪もあまり気を遣わずに歩ける。今回は正規ルートでは無い道(?)を通って富士山の見える山頂まで歩いてみることにする。


    滝が凍っているが、この日は風が穏やかでさほど寒くは無かった。


    ナガバノイタチシダであろう。


    以前に見かけた時はミヤマイタチシダだと思っていたが、見直してみると長い柄がありナガバノイタチシダだった。


    ミツデウラボシ。三ツ手になっている個体はほとんど見かけない。


    凍っている別の滝。


    林道の痕跡だが、崩落していてもはや林道としては機能していない。


    登山道に抜け出た。あとはひたすらこの道を進む。


    山盛りのイワカガミの葉。


    葉を見てみると大き目で切れ込みがはっきりしている。これはヤマイワカガミであろう。白い花が咲くのかも知れない。


    たぶんこれがアカガシ。


    葉に光沢があり鋸歯が無い。ドングリが確認出来れば確定である。普通にありそうだが、山梨県では絶滅危惧種に入っている。


    結構な急登が続く。


    登り付いて山頂かと思ったら、さらにその先だった。


    やっと着いた山頂。10数年ぶりである。


    曇り空だったが、幸運にも富士山が見えていた。

 もう少し簡単に登れるかと思っていたのだが、登山道に抜け出てから結構長かった。誰にも合わなかったが、新しい踏み跡があったので私が登頂する前に既に下山して行った人が居たのであろう。昼食をとって、帰りは正規ルートを下山した。


    シダの他に下見してきたのがこのカンスゲの仲間。たくさん生えているこのスゲはたぶんミヤマカンスゲ。


    その中に明らかに違うカンスゲの仲間と思わしきものが混じっていた。色が濃い緑色で、奥にあるミヤマカンスゲとはだいぶ感じが違う。


    触った感じもこちらは葉がザラついている。これが探しているハシナガカンスゲなのかどうか?穂が出る頃に見に来てみたい。


    ついでに立ち寄ってきたヒメサジラン。昨年見た時とはだいぶ様子が違う。


    岩肌から苔と一緒に脱落してしまったようだ。


    まさに脱落寸前のヒメサジランの塊。


    だいぶ数が減ってしまっている。ピンチ!!

 今期は冬の雨が少なく岩肌が乾燥して苔と一緒にヒメサジランが脱落してしまったようである。なんとか復活してくれることを期待したい。

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南部町シダ探索 渓谷を遡上  令和4年1月21日

2022年01月22日 | シダの仲間
 平日ではあるが、予定されていた出張の仕事がコロナ流行のため中止となった。再び南部町まで足を延ばしてみる。何度か歩いている道の無い渓谷であるが、シダを探索しながら今回はもう少し奥まで歩いてみたいと思う。


    今までで一番水量が少なく、靴を濡らさずに容易に渡渉出来た。


    崩落地。このあたりにかつてはヒメサジランがあったらしく、丁寧に探してみるが今回も見つからず。


    緑色鮮やかなカナワラビ属のシダが生えていた。ひょっとして探しているミドリカナワラビかと期待したが・・・


    さらに遡上すると群生していて、あちらこちらにたくさん生えていた。


    栄養葉(下側の光沢のある葉)と胞子葉(立ち上がっている葉)がはっきりと分かれている。


    胞子葉を見てみると、葉の切れ込みが深く、これはコバノカナワラビだった。


    こちらも光沢のある美しいシダ、ヒメカナワラビ。


    このヒメカナワラビもこの渓谷ではあちらこちらに生えている。


    山盛りのイヌチャセンシダ。


    ノコギリシダの群生


    羽片がノコギリのようにギザギザしている。


    細長い楕円形ないし三日月型のソーラス


    見たかったシダのひとつ、カタイノデ。いまのところ、この渓谷でしか見たことが無い。


    一見すると葉の光沢や形はイノデモドキに良く似ている。


    鱗片に特徴があり、中央部が濃いこげ茶色の鱗片が付着する。


    いつもはこの滝までで撤退するのだが、今回はこれを越えて遡上してみる。


    アオネカズラ。これは冬緑性のシダ。


    円形のソーラスが多数付着している。


    サジランは乾燥から身を守るために丸まっている。


    このシダも小さな個体だが元気に生育していた。


    タキミシダ。個体数は少ない。


    昨年は枯れかけた葉が付いていたが、新しい葉が成長してきたようで一安心である。


    緑色鮮やかで格好良いコバノカナワラビ。今日はこのシダを堪能した。

 カタイノデはやはり数が少なく、山梨県では稀少なシダなのではないかと思う。ミドリカナワラビはまたおあずけである。

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キジノオシダとオオキジノオ 南部町シダ探索(続き) 令和4年

2022年01月19日 | 渓谷
 最近になってタカサゴキジノオという南方系のシダが南部町で発見された。これも地球温暖化の影響なのかもしれないが、先日確認に行ってきたものの、それが本当にタカサゴキジノオなのか、それともキジノオシダなのか私の目では判別が出来ず、保留になっている。では本物のキジノオシダはどんな感じだっただろうか?一昨年発見したキジノオシダとオオキジノオを確認に行ってみる。


    だいぶ葉が大きくなって成長したクリハラン


    キジノオシダの前にヤブソテツを見て回る。これは普通のヤブソテツで、光沢があるタイプ。テリハヤブソテツとも呼ぶようだ。


    こちらはさらに光沢が強く、濃い緑色が鮮やかなナガバヤブソテツ。


    辺縁は波打つ程度で細かい鋸歯は無い。


    ソーラスは葉の裏側全体に散在する。


    こちらはメヤブソテツ。光沢はあまり目立たず、上品な黄緑色の美しいシダ。


    この場所では用水路の周辺を好んで生育している。


    葉の先端は尖り、葉の辺縁に細かい鋭鋸歯がある。羽片の基部上側に尖った耳状の突起がある。


    問題のキジノオシダ。2年前に比べると数が増えたように見受けられる。


    胞子葉が枯れ残っていた。


    先端部にある頂羽片がしっかりしており、これはキジノオシダで良いのではないかと思う。


    羽片を見てみると、上側に羽片の付け根が軸に流れて付着している。


    こちらはオオキジノオ。


    羽片の付け根部分には柄があって羽片は軸に流れない。

 これがキジノオシダで間違いないのであれば、先日見てきた個体もおそらくはキジノオシダで良いのではないかと思う。冬期で少し葉が傷んでいることがあり、もっと状態の良い時に再訪して確認してみたいと思っている。


    南部町から見る残照の富士山と月


    残照富士

 この日は早めにシダの観察を終えて富士宮市の白糸の滝あたりでパール富士を撮る予定だったが、なかなか思ったようにシダの撮影と同定が進まず時間がかかってしまい、パール富士には間に合わなくなってしまった。残照の紅富士と月を眺めることが出来たのでこれで良しとしたい。シダはまだまだ勉強不足である。

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オニカナワラビかミドリカナワラビか? 南部町シダ探索  令和4年1月16日

2022年01月19日 | シダの仲間
 シダを含めて植物は分からないことだらけである。ずっと分からないでいるのがミドリカナワラビとオニカナワラビの違いである。以前に見たものでミドリカナワラビだと思っていたシダは大部分がオニカナワラビなのではないかとずっと疑問を抱いている。おそらくじっくりと観察して、かつ季節を変えて見に行かないと答えは出ないのではないかと思っている。ヤマヒルが居ないこの季節の南部町は歩き易くて常緑のシダを観察するには良い季節ではあるが、反面痛んでいるシダが多くてソーラスが付いていないことがあるのが難点である。何度も訪問している場所であるが、果たしてこの2種類のシダの区別が出来るのかどうか、他にも見ておきたいシダが多数あり、訪問してみる。


    林道脇に生えていたアリドオシ。山梨県では絶滅危惧種であるが、南部町に行くと良く見かける。


    ヘラシダ。3年前に比べるとずいぶん大きくなった。


    中肋と鈍角に付着する線状のソーラス


    コモチシダ


    この場所ではあまり多くは生育していない。このシダも南部町では比較的良く目にする。


    フモトシダ。どこにでも普通にあるのであまり撮影したことが無いが、それなりに美しいシダである。


    ナチシダ。南方系のシダであるが数年前に山梨県にも入り込んできた。


    本来は常緑性のシダのはずだが、山梨県では冬期に大部分枯れるようだ。


    ナガバノイタチシダ。ミヤマイタチシダに非常に良く似ている。西俣川や大城川で見たものもこれかも知れず、再確認の必要がありそうだ。


    側面から見たナガバノイタチシダ。長い柄があるのが特徴である。


    ソーラスは円形でやや大き目。

 さて、問題のミドリカナワラビとオニカナワラビであるが、明らかにオニカナワラビと分かるものは何株か確認しており、まずはそれを見に行ってみる。


    何度も見ている株。これはオニカナワラビで間違いない、はずだ。


    頂羽片がはっきりしない。葉は光沢があり固めである。


    ソーラスは裂片の中肋と辺縁の中間あたりに付着する。


    鱗片は細くてこげ茶色、ないしは中央部が濃いこげ茶色をしている。


    こちらがミドリカナワラビであろうと思って観察している個体である。まだ小型でなかなか成長して来ない。


    やっとソーラスが確認出来た。先ほどのオニカナワラビに比べるとこちらの個体はソーラスが辺縁寄りに付着している。


    鱗片はこげ茶色だが、やや幅が広い。しかし、図鑑に掲載されているほどの薄茶色の鱗片では無い。

 さて、オニカナワラビは良いとして、今までミドリカナワラビと思って観察してきた個体は本当にミドリカナワラビなのかどうか?本来はかなり大きくなるはずのシダだが、あまりにも小さすぎる。ソーラスの位置は違うのだが、これが決め手として良いのかどうか?もう少し大きく成長するのを待ってから判定したいと思う。では本物のミドリカナワラビはどこにあるのだろうか?引き続き探索を続けたいと思う。


    こちらもオニカナワラビ。このシダは栄養葉と胞子葉が不完全に分かれていることが分かってきた。下のほうに斜めに生えているのが栄養葉、光沢が強い。


    胞子葉のソーラス。


    典型的なオニカナワラビのソーラスで、裂片の中肋と辺縁の中間に付着する。


    ところが、栄養葉と思わしき葉にソーラスが付着しているものがあった。これを見ると、ミドリカナワラビと思わしきものに良く似ている。どうなっているのか?


    色気を出して沢を少し登ってみる。


    ヒメカナワラビが生えていた。


    あふれんばかりの山盛りソーラス。


    鱗片は黒茶色で下向きに付着している。


    群生していたヒメカナワラビ。このシダも南部町では比較的良く目にすることが分かってきた。


    上流まで詰められそうだが、適当なところで撤退する。

 ミドリカナワラビとオニカナワラビの判別にはもう少し時間がかかりそうである。典型的なミドリカナワラビを探し出して良く観察することが必用であろう。

 もう1ヶ所、確認しておきたいシダがあって移動する。

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またまた失敗 鳥ノ胸山キャッツアイ  令和4年1月14日

2022年01月19日 | ダイヤモンド富士
 昨年11月28日にも撮影に出かけている鳥ノ胸山キャッツアイだが、カシミール3Dの設定を間違えて撮影に失敗している。今回はおそらく撮れるだろうと思っていたのだが、富士山は綺麗に現れたものの強風が吹き荒れ、富士山山腹から頂上にかけて凄い雪煙が舞っている。条件が悪いのは分かっていたが、ひょっとしたら撮れるかもしれないという思いで鳥ノ胸山に登ってみる。


    今回もまた鳥ノ胸山。ダイヤモンド富士を含めて今回が4度目になるのではないだろうか。キャッツアイの撮影にはまだ成功していない。


    何度登っても急登で辛い鳥ノ胸山の急斜面。


    グリーンロッジから約1時間半で鳥ノ胸山山頂に到着。


    太陽が富士山に近付いて来た。強風が吹き荒れており、富士山には雪煙が多量に舞っている。


    鳥ノ胸山のダイヤモンド富士。さて、キャッツアイになってくれるかどうか?







    どうもダメっぽい。

 さて、もう1台のカメラはどうだろうか?










    雪煙が多く、キャッツアイは写っていないようだ。

 途中まで見えている太陽の輪郭から見るとキャッツアイになっていておかしく無いのだが、やはり雪煙に邪魔されて写っていなかった。写っていたとしても、たぶん左側が大きなキャッツアイになったのではないかと思う。


    これだけ雪煙が舞っているとやはりキャッツアイの撮影は厳しい。


    なんとなく影富士

 山頂で食べるための軽食を持って行ったのだが、風が強くて寒く、食べずにさっさと撤退し、小走りに下りて風の少ない植林の中に逃げ込んだ。ヘッドライト点灯せずに駐車場に到着した。鳥ノ胸山キャッツアイはまたしても失敗である。懲りずにまた挑戦してみたいと思う。

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貫ヶ岳周辺のシダ  令和4年1月10日

2022年01月13日 | シダの仲間
 貫ヶ岳の渓谷は上まで登れなかったが、登山道周辺には様々なシダが生育していた。


    カタヒバ。県南部では普通に見かける。


    ホラシノブ。普通にありそうだが、意外と見かけないシダ。


    アマクサシダ


    アマクサシダはこの山では結構見かけるが、なかなか良い状態のものに出会えない。


    ヘラシダ。この場所ではあまり多くは生育していない。


    これはタカサゴキジノオだと思っていたのだが、頂羽片がはっきりしておりキジノオシダではないかと思う。


    羽片の付け根の部分も上下が軸に流れて付着している。判定保留にしておく。


    これはコハシゴシダではないかと以前から着目しているのだが、ソーラスが確認できていない。


    最下裂片が独立して付着するらしいのだが、この画像でははっきりしない。判定保留、再確認に行く必要がある。


    これもミドリカナワラビかオ二カナワラビか分からないシダ。ソーラスが付着していれば判別出来るかも知れない。


    鱗片が細くてこげ茶色のことから、オニカナワラビの可能性が高いと思われる。


    イノモトソウ。オオバノイノモトソウはたくさん見かけるがこちらは意外と少ない。


    シダではないが、アリドオシがこの場所に生育していた。まだ花と実を確認できていない。

 シダは判別が難しいものが多々あり、おそらく何度見なおしても分からないものがあるのだと思う。判別は慎重に行うべきだと思うが、分からなくてもそれで良いと思っている。当たらずとも遠からず、で良いのではないだろうか。

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沢筋を登るが・・・失敗 貫ヶ岳  令和4年1月10日

2022年01月12日 | 山梨百名山
 かつてはルートがあったのではないかと思うのだが・・・南部町の中沢集落から林道を詰めてその終点から沢を登れるのではないかと思いトライしてみた。


    中澤公民館から見る貫ヶ岳


    林道の途中から見上げる貫ヶ岳の稜線。結構遠そうに見える。


    林道終点に到着。さて、道はあるのか?


    その先は崩落した谷。その先に道が続いている。


    頼りない丸太橋がかかっている。これを慎重に通過する。


    しかし、その先は完全に崩落していて通れない。


    巻いてみるとテープが付いていた。ここを歩く人も居る(居た)ようだ。


    渓谷に下り立つ。道があるだろうと思っていたのだが、荒れた谷で道らしきものは見当たらない。


    小滝。巻いて通過。


    しかしその先も荒れた谷が続いている。


    さらにその先も滝が続く。これも越えたが、全くルートらしきものは見当たらない。

 登山道と思わしきものはどうやら林業作業の道だったようで、谷の中で道は消失していた。滝を2つほど巻いて越えたが荒れた谷が続き、GPSで位置を確認するとその先はさらに傾斜がきつくなるようである。古い道があるのではないかと思ったのだがそんなものは見当たらず、あきらめて谷から抜け出して尾根に登る。


    急傾斜の斜面を登る。


    まともな道に出た。これは中沢から貫ヶ岳の稜線に至る正規ルートだ。


    稜線に登る急傾斜の道。


    稜線に抜け出る。貫ヶ岳まであと15分だが、谷から抜け出す斜面がきつかったため、ふくらはぎが痛い。


    貫ヶ岳の山頂。これで3度目か?


    かつては富士山が見えたのだが、木が伸びて見えなくなってしまった。


    稜線から垣間見る富士山

 渓谷を登ろうというトライはルートが無く失敗に終わった。谷の中にはヒメサジランなどの珍しいシダが生育しているのではないかと思ったのだが、今回歩いた範囲では発見出来なかった。


    カンアオイの仲間がちらほらとあったが、やっと花が付いている個体を発見した。


    さて、これは何?


    マクロレンズで中を覗き込んでみると曲がった雌しべの先端が見える。これはカギガタアオイであろう。


    別株。もう花がだいぶ痛んでいる。


    花の一部を開いてみる。湾曲した雌しべが見える。やはりカギガタアオイだ。

 カンアオイの仲間はなかなか花が見つからず、梅雨の頃に花を咲かせるランヨウアオイかとも思ったのだが、花の付いているものを発見できてこの場所はカギガタアオイが生育していることが分かった。

 渓谷の中には珍しいシダがあるだろうと思って渓谷道を登ろうとトライしたが、失敗に終わった。貫ヶ岳の谷は上部の傾斜がきつく、私のレベルでは登れなそうである。
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白山岳で割れるダイヤモンド富士 竜ヶ岳  令和4年1月9日

2022年01月11日 | ダイヤモンド富士
 やっと恒例の冬の竜ヶ岳ダイヤモンド富士であるが、すでにいつも狙っている剣ヶ峰で割れるダイヤモンド富士は山頂向こう側の笹薮の中でも撮影出来る位置から外れてしまっている。そこで今回は反対側の白山岳で割れるダイヤモンド富士を狙ってみる。既に2016年12月に竜ヶ岳で白山岳で割れるダイヤモンド富士の撮影に成功しており、再写ということになる。その時の画像を見ると、少し右に寄り過ぎた感があるので、今回はもう少し左に寄った軌道で撮影を試みる。


    休憩ベンチから見る富士山。だいぶ木が伸びてきて富士山が見えにくくなってきた。右裾にISSが舞い降りてくるはずだったが写っていなかった。


    東屋のところから見る富士山。古くなった東屋は撤去されていた。


    夜明けが近付いて来た。


    雲が流れて行く。


    登山道沿いでは良いポジションが確保できず、笹薮をかき分けて藪の浅いところにカメラをセットする。少し残っていた霧氷。


    2台のカメラをセットする。思ったよりも雪煙が多い。さて、うまく撮れるかどうか?








 もう1台のカメラ






    きっちり白山岳で割れてくれた。おそらく3分割+α


    普通のレンズに変えて竜ヶ岳のダイヤモンド富士。レンズ交換時に大きなゴミが入ってしまったようだ。


    なかなか良いダイヤモンド富士を見ることが出来た。


    南アルプスの眺望

 白山岳はしっかりとした大きな突起が出ているために竜ヶ岳からの割れるダイヤの撮影はさほど難しく無いように思う。しかし高下まで離れると、ポジションも然ることながら気象条件が大きく左右し、空気の透明度が高く無いとなかなか綺麗な光芒を放ってくれない。今回のように雪煙が多く舞っている日もうまく撮れないことが多い。竜ヶ岳のダイヤモンド富士は既に山頂からでも中央からは現れず左に寄ってしまっている。今期の竜ヶ岳ダイヤモンド富士はこれで終了である。
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自宅からのしぶんぎ座流星群  令和4年1月4日

2022年01月09日 | 星空
 三大流星群のひとつであるしぶんぎ座流星群が1月4日の未明に極大を迎える。しかし、過去に何度か撮影に出かけたことがあるがあまり写ったことが無いし、出現個数も少なく目撃した数も少ない。いちばん流れそうな時間を狙って、未明2時半に2台のカメラを自宅のベランダにセットしてみる。そのうちの1台はタイマーリモートコントローラーで時間調整し、未明3時半ごろからシャッターを切り始めるように調整してから寝る。さて、翌日メモリーカードを取り出してどのくらい流れたか確認してみるが・・・予想はしていたが、期待したほど写ってはいなかった。


    冬の大三角形が西に傾き出した頃に1台目を起動する。真ん中に写っているのはおおいぬ座シリウス。雲が多いうえに町灯りが明る過ぎる。


    雲が切れた未明3時27分に1個写っていた。


    もう1台のカメラ。テスト撮影していた2時半ごろに左上にそれらしきものが1個写っていた。前後の画像には写っておらず飛行機では無さそうである。


    未明3時半ごろの画像。冬の大三角形が沈み始めている。


    3時34分ごろに左端を流れた流星


    5時33分ごろに右上に写っていたもの。左は人工衛星、右は流星と思われるが、流れる方向がしぶんぎ座流星群とは逆方向に見える。

 1,150カット撮影してそれらしきものが写っていたのは4カットのみだった。自宅からだと甲府の町灯りが明る過ぎて撮影条件が非常に悪いということもあるのだが、それにしてもこのしぶんぎ座流星群はあまり流れてくれないのではないかと思う。おおいぬ座を貫く流星や冬の大三角形を横切る大きな流星を期待したのだが、失敗に終わった。

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ほとんど写らなくなったレナード彗星 九鬼山リニア展望台 令和4年1月3日

2022年01月08日 | 星空
 年末・年始ずっと追いかけているレナード彗星(C/2021 A1)であるが、そろそろ光度を下げてきている頃で、今回が最後の撮影となるかも知れない。まだ満足の行く画像は撮れておらず、どうやったらうまく撮れるのかも詮索している途中である。本日撮影予定地の九鬼山リニア展望台までは歩いて20~30分ほどの行程である。どういう機材を持って行くかいろいろ考えたのだが、さほどの距離でも無いので簡易赤道儀も持ってカメラ3台を持って行くことにする。日没を過ぎた5時ごろに展望台に到着する。


    日没の頃の富士山。雲は無く天候は良好。展望台はもう少し先だ。


    リニア展望台に到着。展望台というよりも登山道脇の開けたところといった感じである。


    夕暮れの富士山。さっそくカメラのセットに取りかかる。


    1台はこの画角でしっかりと固定。


    もう1台はこの画角。いちばん明るいF2.8のレンズ。


    さらにもう1台はクロスカットフィルターで木星を使って星にフォーカスを合わせ、簡易赤道儀で追尾する。

 3台のカメラのセットが終わり、レナード彗星を探す。ところが、どこをどう探しても彗星が写ってこない。個体したカメラのモニターに写ってくるはずなので再三モニターで確認するがやはり見えない。確か富士山頂に沈んで行くのは5時50分ごろだったと記憶しているが・・・??


    そろそろ写って来ても良いはずだが?


    全く見えない。


    たぶんもう沈んでいる時間。


    もう1台のカメラも全く写ってこない。


    どうなっているのだろうか?


    追尾したカメラにもその姿は入って来なかった。


    どこに行ったのだろうか?時間を間違えたか、場所を間違えたか??

 とうとうレナード彗星の姿は捉えることが出来なかった。自宅に帰ってからステライメージで位置と場所を確認してみると、九鬼山リニア展望台からだとちょうど富士山真ん中に彗星が沈んで行き、時間は5時45分だった。その頃に撮影した画像を確認してトリーミングしてみる。


    5時42分に撮影した画像のトリーミング。山頂左上に小さなボヤけた光が写っている。おそらくこれがレナード彗星。

 だいぶ小さくなってしまったようで、もはや私が使っているカメラ装備で撮影するのは難しくなってしまったようである。楽しませてくれたレナード彗星を追いかけるのは今回が最後になるであろう。


    簡易赤道儀に載せたカメラで撮影した木星(トリーミングあり)。衛星が3個写っている。


    夜景を見て撤退。

 カメラ機材を片付けようとしている時に携帯が鳴った。見たことが無い電話番号である。九鬼山中腹にライトが見えるが〇〇さんでしょうか?という電話だった。何で?と思ったら、登山口に置いてあった車を見て遭難したのではないかと誰かが警察に通報してくれたらしく、都留警察署からの確認の電話だった。正月から遭難騒ぎである。彗星を撮影しに来ていて、もうすぐ下山する旨を伝えた。茅ヶ岳、春日山に続いてこれで3度目の警察沙汰である。夜中に星を撮る者の宿命かも知れないが、心配されるだけ良いと思ったほうが良いのであろう。7時に無事下山した。

 今回のレナード彗星撮影はいろいろと課題を残した。いちばんの課題は暗い中でのフォーカス合わせだろう。景色を入れてワンショットで撮影するのであれば遠景の景色でフォーカスを合わせれば良いが、星には微妙に合わないことが分かった。おそらくクロスカットフィルターで合わせれば問題は解決するであろうが、まだ撮影は出来ていない。もうひとつはシャッタースピードであるが、これはレンズの性能とカメラのIso感度の調整を検討する必要がある。さらにコンポジットであるが、自動編集モードではダメなものが多くソフトの使い方に習熟する必要がある。次の彗星がやって来た時に生かして行きたいと思う。

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大木に着生するシダに会いに行く 大室山  令和4年1月3日

2022年01月08日 | シダの仲間
 一昨年の年末から昨年の年始にかけて、富士山寄生火山の大室山に3度登り、3度目の正直でやっと出会えたのが今回見に行くシダである。午後になると日が当たりにくくなって撮影しにくくなるため、お昼までにはなんとか到着したい。富士本栖リゾートでダイヤモンド富士を見てから登山口に移動し、9時に出発する。


    相変わらず1株だけ生えているオオクボシダ


    何となく違和感が・・・見上げてみればあったはずの木が無くなっている。


    ベニカヤランが着生していた木が根元でボッキリと折れてしまっていた。残念。


    ヤドリギが着生する木


    ヤドリギは常緑性で、冬になるとある程度は落葉するが全て葉が落ちてしまうことは無い。緑色の実が残っている。


    こちらはホザキヤドリギが着生する木。他に無いか探しているがこの界隈ではこの木1本しか見つからない。


    ホザキヤドリギは落葉樹で冬になると葉は全て落ちる。既に実も全て落ちてしまっている。


    カラマツの林。たぶん植林帯。


    大室山の斜面は主にコナラとブナが生育している。こちら側の斜面は若いブナの木が多い。


    大室山山頂。樹林の中のピークで展望は無い。


    その先の少し下がったところに三角点と展望地がある。


    雄大な富士山がドンと聳えて見える。眺望が良く雄大である。


    目的のシダが着生する木に到着する。木の影で陰ってしまっていたが、少し待っていると陽が射してきた。


    目的のシダ、スギラン。


    かなりの大株である。


    角度を変えて撮影。天候が良くうまく日が当たってくれたため、超望遠撮影でも撮影し易い。


    さらに角度を変えて撮影。他に無いかどうか探してみるが見つからない。

 富士本栖リゾート周辺にはコンビニが無く、持って来たのは昨日の残りのパンが少しとお菓子だけだった。半分ほど食べて下山するが、下りは登って来たところとは別の道無き斜面を探索しながら下りてみる。


    スギランが着生していないかと双眼鏡で覗き込みながら下山するが見つからない。


    ヤドリギはたくさんあるがホザキヤドリギは見つからなかった。


    本栖風穴。この場所の近くに下りてくるはずだったが、途中でGPSが位置を拾わなくなり、通り過ぎてしまって戻ることになる。

 ベニカヤランがたくさん着生していた木が折れて無くなってしまったのは残念だったが、スギランはしっかりと生育してくれていた。着生植物は木の状態によって突然無くなってしまうことがあるのが難しいところだと思う。

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新年のダイヤモンド富士 富士本栖リゾート  令和4年1月3日

2022年01月07日 | ダイヤモンド富士
 新年恒例の竜ヶ岳に行きたかったのだが、彗星のコンポジットの方法が良く分からずステライメージの簡易モードではどうやってもコンポジット出来ない。いろいろ試しているとあっという間に時刻は深夜1時を過ぎて・・・とても3時半には起きられない。なんとか6時半に起きて富士本栖リゾートに向かう。新年三が日は混雑するのは分かっているのだが、一番手っ取り早くそれなりのダイヤを見ることが出来る。到着したのはダイヤの15分前で、当然の如く竜神池湖畔は満席で場所が確保できない。


    なんとか2列目を確保。土手の上から撮ろうと思っていたのだが、ロープが張られていて入れず。


    ダイヤが現れたが頭が邪魔でダブルダイヤにはならず。


    ギリギリでカットして撮影。


    もう1台のカメラ


    ダイヤは撮れるが・・・


    これだとどこで撮っても同じダイヤ。


    今年の新年のダイヤはこんなドタバタなダイヤだったが、見られただけでも良しとしよう。


    湖畔の草が放水のしぶきで凍り付いていた。本日のベストショット。

 しばらくはステライメージを使っての星のコンポジットで苦戦しそうで、深夜まで作業することになりそうである。ダイヤはしばらくおあずけになるかも??

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前日に続いて清泉寮へ しかし・・・令和4年1月2日

2022年01月07日 | 渓谷
 南部町の渓谷に生育するシダを巡り、3時前には林道から抜け出てきた。南アルプスや富士山には少し雲がかかってきている。さて、夕暮れのレナード彗星は今日はどうだろうか?昨日の清泉寮でフォーカスが合わず悔しい思いをしていたので、リベンジに再度清泉寮に行ってみる。今日はフォーカス合わせに新しい武器を持って来た。


    清泉寮から見る南アルプス。北岳から鳳凰山のあたりに雲がかかっている。この程度ならば行けるだろうと思ったのだが・・・


    前日に比べると少し霞が出ているが富士山は良く見えている。

 前日と同じく3台のカメラを今回は少し早目にセットしてレナード彗星が現れるのを待つ。ところが、日没を過ぎた頃から南アルプスにはどんどん雲が湧き上ってきてしまう。


    夕焼けの雲。次第に雲が増えてきた。


    1台のカメラは甲斐駒ケ岳にしっかりとフォーカスを合わせてしっかり固定し、レナード彗星が舞い降りるのを待つ。


    こちらは簡易赤道儀に載せたカメラ。前日も遠景でフォーカスを合わせたが、これだと微妙に星に合わないことが分かっている。


    そして今回使ったのがクロスカットフィルターである。これを使って輝き出した木星でしっかりとフォーカスを合わせる。


    ところが、どんどん雲が増えてきて・・・


    遂に甲斐駒ケ岳は雲の中に隠れてしまう。


    雲の隙間を狙って彗星を探すが・・・


    全く写ってこない。


    簡易赤道儀のカメラは星にフォーカスが合ったものの・・・


    とうとう彗星の姿は捉えられなかった。


    残念。またまた失敗。

 レナード彗星はそろそろ光度も高度も低くなってきて撮りにくくなってくるであろう。おそらく明日が最後になるのではないかと思う。晴れてくれるのを願う。

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