先日、新宿御苑で美しいバラの花を見ていたら何故か幸福感に包まれました。その花の光景を皆様へもお送りいたします。 少し目を上に向けるとスズカケの並木が見えます。そばに近づいて行ったら、このような光景を見ました。 この並木の下に散り敷いている落ち葉を踏みながら歩いていると、白い幹の中にそれぞれ神様がいるような感じをうけました。 すぐに近所にある明治神宮の杜を思い出しました。 公園を出て明治神宮へ行きます。 そうすると週末でもないのに人々がお参りに来ています。七五三のお参りの家族連れや独りで来た人もいます。お賽銭箱の周りでは数人の人々がそれぞれお祈りをしています。 神社でお祈りする時、人々は家族の健康と幸せを神様へお願いします。そして自分の幸運を祈ります。人々は明治神宮だからと言って明治天皇にお祈りしているわけではありません。神様へお祈りしているのです。 次の日、私は府中市の大国魂神社に行きました。参拝した後で、人々が拝んでいる様子を見て居ました。幼児を連れた若いお母さんと年配の男性が別々に参拝しています。下の写真です。 大国魂神社に祀ってあるのはどのような神様かは重要な問題では無いので す。 神様は神様であって、そのまま自然に受け入れるのが日本人の素朴で寛大な精神文化なのです。八百万の神様が空の上に住んでいるのです。大きな杉の木や神秘的な形をした岩や山に住んでいるのです。それで良いではありませんか? 以下に紫さん(ちひろさん)から頂いたコメントを掲載いたします。 ============================== 藤山杜人さま、お早うございます。 私も神さまからお預かりしている命を自分と家族とそして人さまのお役に立てる事に有意義に使わせていただいて、今日で終わるか明日で終わるかそれとももう10年位先なのか計り知れないわが命、一日一日を大切に歩ませていただいております。 母は祖母より長生きさせてくださいと念じておりましたが、祖母は77歳、母は80歳で他界しました。 私はすべて神さまにお任せして出来るだけ欲張った日々・時間をすごさせていだだきます・・・と言いましても井の中の蛙で大海を知りません。皆様のブログで世間のことを学ばせていただいて感謝いたしております。 ============================ 上のコメントにある「神さまからお預かりしている命」という考え方に日本人の立派な宗教感が明快に現れています。 その神様はイスラム教の神、キリスト教の神、ユダヤ教の神、あるいはお釈迦様でもないようです。もっと抽象的で全てを包括しているようでもあります。 理屈を立てて議論しない神様です。これこそが日本人のアイデンティティーでは無いかと今日、この頃考えています。今日はそのような神様へお祈りします。 皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。藤山杜人
静かな雨の朝を迎えておりますが、東京も久しぶりの雨だとラジオで聞いております。一雨毎に寒さに向かいますが藤山さまのご健勝の日々、ブログにて楽しく拝読させていただいております。
家のお向かいに、93歳の現役の主婦がおられて、何時もお手本としてお付き合いさせていただいております。お掃除お洗濯お料理、すべてをこなしてはつらつとした生きている様子が素晴らしいです。
何時も有難うございます。
寒さに向かいますのでどうぞご自愛くださいませ。 ちひろ 拝