後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

私の好きなスポーツカー

2012年04月13日 | 写真

先週、関越高速道路のサービスエリアで私の大好きな姿のスポーツカーを見ました。

乗っていたのは50歳位の渋い男性です。素晴らしい車ですね、写真を撮らせて下さいと言うと車から降り、礼儀正しく話してくれました。こういう車がお好きですか?失礼ですがご年配の方ですか?そうですか。若い人はあまり好きじゃないのですね。そんなたあいのない会話を交わしました。

私もマツダのロードスターに乗っていたこともあり、このような昔の英国の軽スポーツカーに憧れていました。アメリカの大型スポーツカーやイタリアの幅広いスポーツカーには嫌悪感をもよおします。そのような方々も世の中にはいらっしゃると思いますので写真を2枚お送りいたします。

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北朝鮮の人工衛星打ち上げ失敗!・・・しかしいずれは核弾頭大陸間ミサイルを開発する!

2012年04月13日 | 日記・エッセイ・コラム

今日の夕刊を見ていましたら、北朝鮮の人工衛星打ち上げが失敗したそうです。それも第一段ロケットが爆発すたのです。初歩的な技術が完成していなかった事実を世界へ公表してしまったのです。

こういう実験は10回、20回と回数を重ねて行って始めて完成するものです。

北朝鮮はその政策を実行する意思を世界に公表したのです。いずれは核弾頭大陸間ミサイルを開発することは明々白々なのです。

かつて毛沢東が1959年から始めた大躍進政策と1966年から始めた文化革命で1000万人以上の餓死者をつくったと言われています。

北朝鮮の共産党独裁体制は毛沢東独裁と同じ性格なのです。北朝鮮で100万や200万の餓死者が出ても、現政権は核弾頭大陸間ミサイルを必ず開発します。

その意図が明白に判ったのが日本にとって幸運でした。対策が立てやすくなるのです。

ですからこそ、今朝、掲載した私の記事、北朝鮮の人工衛星打ち上げが日本へ与える良い効果、1,2,3 は全然訂正する必要が無いのです。

日本の政権担当者が真剣に長期的対策を立てることを祈っています。


天皇陛下、美智子様も訪問なさった長寿の里、棡原の写真

2012年04月13日 | 写真

山梨県上野原町の棡原(ゆずりはら)の里は以前、日本一長寿の村として有名になったことがありました。その長寿の村は、現在、上野原町に合併されています。

平成8年には天皇様と美智子様がご訪問になり、高齢者の人々と親しく言葉を交わされました。

私は、その山里の「ふるさと長寿館」に、山の野菜を買うために時々寄ります。野菜の束に生産者の名前が筆で書いてあるのです。

相模湖から上野原町を通り過ぎて、北側の山地を登って行くと、棡原の里に行けます。「ふるさと長寿館」に車を止めて山村の野菜を買い、美味しいソバを食べます。その後は山道を更に登って、峠を越して、東京都の桧原村へ出ます。五日市市を通って帰ります。山里には桜と梅とモクレンとレンギョウとツツジが一度に咲いていました。山岳ドライブというほど険しい山道ではないので時々行きます。ドライブのお好きな方へお薦め出来るコースです。今日撮って来た写真をお送りいたします。

上の2枚は「ふるさと長寿館」に飾ってある写真を撮ったものなのでボヤけています。

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注記:

長寿村の定義には2つ、3つ違った方法があります。一番単純な定義は現在住んでいる全住民の平均年齢を計算する方法です。

しかしこれでは若者が都会へ出て行ってしまい、老人だけが残っている過疎の村ほど長寿村になります。

もう一つの方法は、その村で生まれ、その村を離れなかった人だけの平均年齢を計算する方法もあります。しかしその村に若夫婦が住んで居なければ出生がありませんから平均年齢は非常に高くなります。

したがって村の年齢構成も考慮に入れるべきという考え方もあります。

よく考えると長寿村の比較や、ランキングを作ることは難しい問題なのです。

天皇陛下と美智子さまはそのような無意味なランキングと関連なく、高齢の老人だけが住んで居る淋しい山里を訪問されて、元気に長生きするようにと勇気づけられたのです。長寿村のランキイングに目くじら立てることは賢い考え方ではありませんね。


北朝鮮の人工衛星打ち上げが日本へ与える良い効果、1,2,3

2012年04月13日 | 日記・エッセイ・コラム

大陸間弾道ミサイルの3段ロケット部分をそのまま使い人工衛星を先端に付けて宇宙へ打ち上げるのが今回の北朝鮮の実験です。

当然のことながら次の段階は核弾頭の小型化を行い、同じ重さと形状の人工衛星を作り、打ち上げ実験を繰り返すことになります。

人工衛星打ち上げは日本もインドもフランスも、何処の国でも行っている宇宙の平和利用なので文句のつけようがありません。

北朝鮮の人工衛星打ち上げは悲しいことです。打ち上げに失敗して、日本の領土に落ちたら人命に被害がおきます。それこそ戦災と同じです。

直接の被害が起きなくても北朝鮮の軍事力の証明になりますので日本は劣勢の立場に立たされます。

ですから人工衛星の打ち上げ実験は日本へ対して悪い効果を及ぼすことは明白です。

しかし全ての物事には悪い効果と良い効果があるものです。

私は良い効果もいろいろ考えながら昨今のニュースを見ています。

まず写真を見ましょう。左の人工衛星の破片が万一沖縄に落ちてきたら、右の石垣島に配備した地対空のミサイル(パック3)で破壊しようとしています。

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私が考えている今回の北朝鮮の実験が日本へ与える良い効果とは次の3つです。

(1)平和ボケの状態にある日本人に厳しい軍事力競争の実態を理解させる効果がある。

従来はアメリカ軍と自衛隊の専門家しか研究していなかった北朝鮮の軍事力が明明白白になったのです。

今日、明日に発射する人工衛星を世界の記者団へ公開したのです。そしてその大陸弾道ミサイルのロケット部分が沖縄上空を飛ぶのですからこれほど衝撃的なことはありません。これで日本人は自衛隊の役目を正しく認識します。

自衛隊は東日本大災害で感動的な活躍をしました。それは忘れてはいけません。しかし自衛隊の本来の目的と役割を再度確認すことになったのです。

(2)自衛隊は早急に艦船を沖縄近海に配備し、パック3を石垣島へ配備しました。

これで沖縄の人々は軍事力の重要性を再確認した筈です。沖縄の米軍基地は多すぎます。広すぎます。自衛隊がもっと沖縄に駐留し、米軍基地を少なくする方向は沖縄の人々にとっても考えやすい方向です。感情的な反発が静まり、日本政府と沖縄県との間の合理的な解決策の相談を可能にする雰囲気が出てきたようです。もしそうならこれこそ大きな良い効果です。

(3)日本の自衛隊の軍事力の実験が出来ます。自衛隊は税金を無駄に使っていなかったことが証明できます。これは大きな良い効果です。

まず海上自衛隊のイージス艦の急速な配備能力を証明できました。アメリカ軍から入手した地対空ミサイルの取り扱い方も訓練が出来ているようです。その配備の仕方を見ていると、ああ大丈夫だと感じます。

問題はこれからです。パック3の命中精度は日本人は知っていません。是非、実際に人工衛星の破片を沖縄上空で破壊して貰いたいと思います。

しかしアメリカ軍はパック3の命中精度を公開したくないに違いありません。自分達で撃ち落とすから自衛隊は打つなと言ってくるかも知れません。

しかし数年前から大きな予算を使ってミサイル防衛システム(MDシステム)を作って来た自衛隊のやり方について国民はより真剣に考えるようになります。これは大きな良い効果です。

さて今回の北朝鮮の人工衛星打ち上げに関して、皆様は何をお考えでしょうか?

お考えをお聞かせ頂ければ嬉しく思います。

それはそれとして、

今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)