後期高齢者とはまったく不愉快な呼び名だとは思いませんか?
無神経な役人が75歳以上の人を勝手に分類してそういう名前をつけたのです。前期高齢者と後期高齢者の違いは何でしょうか?
後期高齢者は間もなく旅立つ人々ですと言わんばかりです。役人は偉いから何と呼んでも良いと思っているのです。そういう不愉快な名前を一切使わずに、「75歳以上の人」と言えば良いのです。
実は私も後期高齢者なので怒っているのです。
しかし感情的にならないで考えてみると後期高齢者は戦前の生まれで、戦後育ちです。国家の復興のためにつくす事が大切だと教わって成長しました。
そして戦後の流行歌や松竹や日活の映画に囲まれていました。
その中で、「山の淋しい湖」とか「白樺林」というような言葉が盛んに出て来ます。
それらは後期高齢者の意識に焼きついています。憧れの風景になってしまったのです。
一昨日、蔵王温泉ホテルに泊りました。ふとレストランの外を眺めていたら美しい白樺林があったのです。経営者が植えたものに違いありません。
何となく嬉しくなって写真を撮ってきました。
後期高齢者の方々にお楽しみ頂くようにと以下にお送り申し上げます。