後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

石塚園芸のサクラソウがオランダの花の祭典、フロリアードで金賞一席と特別賞を受賞

2013年01月25日 | 日記・エッセイ・コラム

石塚園芸はいろいろな意味で感動的な花の栽培園です。

石塚健壽さんが精魂こめて交配し20種の西洋サクラソウの新種を作ったのです。

その石塚さんの仕事ぶりついては下記でご紹介しました。

新種のサクラソウの花を作っている園芸店をご紹介します

12月の花と葉、シクラメンとポインセチアの美しい写真をお送いたします。

昨年のオランダでの花の祭典、フロリアード2012に新種のサクラソウを出展したという話を聞いていました。そこで先ほどその審査結果を聞きに行って来ました。なお花の祭典、フロリアードは10年に一度開催される世界的な花のオリンピックのようなイベントです。

石塚さんが店に居て、いろいろ面白を話を聞かせてくれました。

詳しくは続報で紹介いたしますが、今日はそのフロリアード2012でオランダのベアトリクス女王陛下とその足元にある石塚園芸のサクラソウ3種の写真を示します。2012年4月に撮った写真です。

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下はオランダの花の祭典、フロリアード2012で金賞一席と特別賞を受賞した新種の名前です。

左は2012年12月に日本のフラワー・オブ・ザ・イヤーでニューバリュー特別賞を受賞したという説明文です。

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下は特別賞受賞の湖畔の夢です。帰りがけに石塚さんが一鉢下さいました。

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尚、池袋サンシャイン・ビルの文化会館で2月1日から3日までの金、土、日に「関東東海花の展覧会」が開催されます。11の都と県から非常に多種類の花々が出展されます。石塚園芸のサクラソウも何種も出展されます。是非、ご覧下さい。(続


冬の淋しげな風景写真を撮る

2013年01月25日 | 写真

冬の公園は人影も無く淋しいものです。射す陽の光も弱弱しく、冷たい空気が静かに覆っています。

枯れ果てたバラ園の前には大きなカリオンが動きながら音楽を奏でいます。そのカリオンの冷えきった羽根が公園の寂しさを一段と深いものにしているようです。

メタセコイヤの林が池の水面に写っています。雪吊りの風景も冬のものです。

そんな冬の風景写真を神代植物公園で先日撮って来ました。

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山中湖より流れ出る桂川を眺めながら私のゴッドファーザーを思い出す

2013年01月25日 | 日記・エッセイ・コラム

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この写真は昨日撮りました。山梨県の上野原を悠々と流れ下る桂川です。このすぐ上で鶴川と合流して、相模湖へ流れ込んでいます。

昨日、私がよく行くこの川原を散歩していたら私が洗礼の時お世話になった山本大二郎氏のことをあれこれ思い出しました。

カトリックで洗礼を受けるとき後見人のような役目をする代父や代母が必要です。

代父のことを英語ではゴッドファーザーと言います。「ゴッドファーザー」という題名のマフィア映画がありましたが、そのゴッドファーザーが代父という意味です。

私の洗礼については、庭に積もる雪・・・そして洗礼を受けるべきかを考えるに書いたように、1971年にカトリック立川教会の塚本金明神父様から受けました。その時、塚本神父様が私の代父として選んで下さったのが山本大二郎氏でした。家内の代母には神父様の世話をしていた新垣夫妻の奥様でした。

代父や代母は洗礼式で形式的な役割をするだけと軽く考えていいました。あまり深いお付き合いもせずに年月が流れます。しかし山本大二郎先生(明治大学の先生)は毎年、小さな野の花の写真が入った年賀状を下さいました。何十年も年賀状を頂きましたが、しばらく前に亡くなられました。その頃に山本大二郎先生の息子さんの量太郎神父様が小金井教会の主任司祭としていらしたのです。

関口教会での量太郎神父様の叙階式でお会いして以来初めてでした。山本神父様は頭脳明晰さと優しさの両方を持った傑出した神父様でした。

昨日、気がついたのですが、これは信仰の弱い私を支えてくれるために代父の山本大二郎氏が息子さんを小金井へ送って下さってのです。

その後、山本量太郎神父様は10年間小金井にいて現在は本部の関口教会の主任司祭をしています。ときどきメールを頂きます。

さて家内の代母をしてくれた新垣氏の奥さんとはお会いする機会もありません。しかし新垣氏は本部で聖歌の作曲や合唱の指導を続けています。その新垣氏が作曲した聖歌を時々、ミサの折りに唄います。家内と私が新垣夫妻のことを思い出し、少しだけ思い出を話し合います。

昨日、気がついた事は代父や代母は洗礼式の形式だけでは無かったのです。その事を深く考えて塚本金明神父さまは我々を後々まで見守ってくれる方を選んでくれたのです。随分前に亡くなられた塚本神父様の深慮に昨日気がついたのです。

ですからこそこれから洗礼を受けられる方々は主任司祭様と代父や代母についてよく相談して決めるのが良いと信じています。

「ゴッドファーザー」という映画でも代父が主人公のマフィアの後見人として重要な働きをするのです。あの映画の人間関係や叙情はカトリック的なものだったのです。

それはそれとして、

今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

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