後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

秋の小金井公園へのお誘い

2015年09月14日 | 写真
都立小金井公園は面積約80haの広大な敷地です。都立公園の中でも最大規模で、日比谷公園の4.8倍、上野公園の1.4倍に相当します。
公園西側には南北に小金井街道が走っていて、JR小金井駅からのバスの便の良い所にあります。南側には東西に五日市街道が通っています。また、五日市街道に沿って玉川上水が流れて緑豊かな場所になっています。
もともとは紀元二千六百年記念事業として計画された「小金井大緑地」が原形で、1954年(昭和29年)1月に「小金井公園」として開園しました。
園内には雑木林と芝生が広がり、1,800本の桜が植えられており、花見の名所としても有名です。
そして同じ園内に、昔の東京の建物を復元し展示した街があり懐かしい風景が広がっています。江戸東京たてもの園以外は、入園無料です。駐車場な中央と東口に広大なものがあり、1時間300円です。詳しくは、https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E9%87%91%E4%BA%95%E5%85%AC%E5%9C%92 をご覧下さい。また「江戸東京たてもの園」の詳細は、http://tatemonoen.jp/ にあります。
今日は秋風が心地良かったので園内を久しぶりに1時間ほど散歩してきました。
その折に撮った写真をお送りいたします。

上のように広い芝生の草原が3ケ所あります。子供が走り回って遊んでいます。

上と下の花の写真は中央駐車場の入口付近にある花園で撮りました。夏のユリが一輪咲残っていました。



この沼は中央駐車場の入口から真っ直ぐ北に歩いた公園の北端付近にあります。

上の写真は中央広場を西方向に撮った写真です。
さて下の3枚は「江戸東京たてもの園」のHPからお借りした写真です。これは東ゾーンの風景ですが、西ゾーンも同じくらい広くて、いろいろな昔の建物が展示してあります。





秋の小金井公園は涼しい風が吹き抜けていて快適です。園内には軽食堂もあり午前から夕方まで遊べます。子供連れのご家族にはお薦めしたい公園です。JR中央線の小金井駅北口からバスで10分くらいです。
是非お出かけになってみて下さい。失礼いたしました。(終り)

ローマ法王と日本の外交、そして私の感じ方

2015年09月14日 | 日記・エッセイ・コラム
よく言われていることですがローマ法王は国際関係に隠然たる影響力があると言います。
積極的平和主義を主張している安倍総理も昨年の6月にフランシスコ法王を訪問して、「積極的平和主義」を法王に縷々説明し、安倍総理に協力してくれるようにお願いしました。
一番目の写真はその時の様子です。

二人の前にある丸い手鏡は安倍総理のお土産で、光の角度を変えるとイエス様の姿が浮かび上がる鏡です。写真をよく見ると安倍総理が饒舌にこの鏡のいわれを喋っていて、謙虚なフランシスコさんが真面目に聞き入っています。何か微笑ましい光景です。
さてローマ法王の国際関係にたいする隠然たる影響力とは何でしょう?
ローマ法王は安倍総理に会い、その話を聞きましたが、その後何もしないと思います。国際政治などに興味は無いのですから。あるいは興味があっても何もしません。
しかし安部総理が法王を訪問したという事実だけが重要なのです。そのニュースがカトリックの勢力の強い国々に伝わるとその国のカトリック信者たちが安倍総理を善い人だと思います。
迂遠ではありますが日本の標榜する「積極的平和主義」を理解しようとするのが人情です。
結果的に日本の外交に理解を示し、協力的な態度になります。
法王は何もしなくても、国際関係に間接的に影響を与えたことになります。
二番目の写真はフランシスコさんが昨年の8月に韓国を訪問した折の歓迎ぶりです。

韓国のカトリック信者数は476万人(2006年)で、カトリックが最大宗派で、組織的にも最も強固なものと言われています。
安倍総理のローマ法王の訪問は韓国のカトリック信者の心に友好の気持ちを少し植えつけたに違いありません。もしそうなら安部総理の法王訪問は高く評価されるべきでしょう。
さてそれはそれとして、フランシスコ法王とはどんな人物なのでしょう?
南米出身の法王は歴史上はじめての事です。大変珍しいのです。そのフランシスコさんは実に庶民的で気さくな人物です。近所に住んでいる親切な明るいおじさんのようです。
昨日、カトリック小金井教会で77歳以上の人は全員、聖画をはめ込んだブローチのようなもの(メダイ)を戴きました。三番目の写真にそれを示します。

このメダイの裏を見たらイタリー製と書いてあります。そんなことはないでしょうが、なぜかフランシスコ法王から貰ったような気分になりました。
ところで前のヨハネ・パウロ2世は非常に卓越したポーランド出身のローマ法王でした。この方も気さくな法王で、1981年には日本も訪問し、長崎への旅を「巡礼の旅」と言っていました。
さて最後に私自身のローマ法王に対する感じ方を書いてお終いにしたいと思います。
よく欧米の信者は法王のことをパパと呼びます。日本の信者の一部の人はパパ様と呼びます。私は古い日本人なので父はお父さんと呼んでいました。ですからパパさまという呼び方には抵抗感があります。しいて呼ぶとすれば伯父さんと呼びたいのです。
私はそれも嫌なのです。そこでフランシスコさんと呼んでいます。
この記事の上の方でローマ法王のことをフランシスコさんと書いているのはこの理由です。
ヨハネ・パウロ2世の場合は、それにさんをつけると長々しくなるので尊敬しながら「さん」をつけません。
四番目の写真では、フランシスコさんが信者と気軽に記念写真を撮っている様子を示します。

そして五番目の写真は子供を抱き上げて可愛がっている様子を示します。

こんな様子を見ると誰でも心が和むのではないでしょうか。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)