後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「電動車椅子とフロンティア社のお薦め」

2020年04月01日 | 日記・エッセイ・コラム
最近、電動車椅子を買って毎日近所を乗り回しています。乗り心地が良く快適な散歩が楽しめるのです。
そこで今日は足の弱い方々へ電動車椅子をお薦めしたいと思います。そして問い合わせやご購入の場合は株式会社フロンティアが良いと思います。この会社は全国に営業所がありますが私は西東京営業所でとても親切にしてもらっています。信頼出来る会社です。
さて電動車椅子とはどんなものでしょう。写真でご説明いたします。





1番目の写真は私が毎日使用している電動車椅子です。後ろの左右の車輪に別々のモーターが付いていて左右の駆動を調節して舵を取ります。右手のステックを指で前後左右に動かすと小回りで進む方向が変わります。後進も出来ます。
時速は4Kmから6Kmです。1回のフル充電で13Km走れます。
総重量は21.5Kgです。折りたたみ私の小型車に積めるので旅行に行けそうです。
最近、自宅から半径2Kmくらいのショッピングセンターや教会までこの電動車椅子に乗って行く練習をしています。3年後に運転免許を返納した後はこの電動車椅子が頼りになります。
2番目と3番目の写真の電動車椅子は電池が大きく走行距離の長いタイプです。値段も高くなります。
インターネットで「電動車椅子」を検索するといろいろなタイプのものが出て来ます。
好みのものがあれば株式会社フロンティア西東京営業所にご相談するのも良いかも知れません。

なお株式会社フロンティアの全体のホームページはhttps://www.frontier-ph.com/main.cgi?c=5:1 です。
そして株式会社フロンティア西東京営業所のホームページは下記の通りです。
www.fukunavi.or.jp/fukunavi/controller?cmd=lst_dt&actionID=jgytik&SVCSBR_CD=015&JGY_CD=1322900463&NAME=&AREA1=&AREA2=&AREA3=&LINE=&STATION=&ROW=720&JGY_CD1=&JGY_CD2=&JGY_CD3=&JGY_CD4=&JGY_CD5=&HYK_FL=1&HYK_FLG=&KIGSVC_FL=1&KIGSVC_FLG=&SLFHYK_FLG=&SVCPLN_FLG=

蛇足ですが書いて置きたいことがあります。電動でない車椅子を使った体験です。一見平面に見える歩道でも傾斜していたり凸凹がはげしいのです。バリアーフリーに出来ていないのです。身障者が車椅子で走れない凸凹があちこちにあるのです。私はとても外の歩道で車椅子を使えませんでした。そこで電動車椅子にしたのです。電動ですと斜めの歩道でもまっすぐ進めるのです。
日本の道路はバリアフリーになっていません。身障者にとって過酷過ぎる道なのです。電動でない車椅子を使った体験で沁みじみ分かりました。身障者も楽しく住める国になるんのは遠い将来になるのでしょうか?


「コロナの影響(2)集会禁止と日本の伝統、集団行動への問題提起」

2020年04月01日 | 日記
ドイツでは3人以上の集会禁止 が出ています。マッサージ店や美容院も他人との濃厚接触が生じるため営業中止となり、飲食店もドイツ全国でテイクアウト以外の営業はできなくなります。(https://www.afpbb.com/articles/-/3274799?pid=22252109)
ドイツでは既に、学校や生活必需品を販売する店舗以外を閉鎖し、大規模集会を禁止する措置が取られていましたが今回3人以上の集会の厳禁踏み込んだのです。
日本もいずれ同様の要望が出されると考えられます。
これは日本の伝統である集団行動への強烈な問題提起になるのです。日本の職場では意味の無い会議が多過ぎます。団体旅行も大好です。法事では多数の親戚が集まります。創価学会などの宗教行事では集会があります。観劇やスポーツ観戦で多数の観客が集まります。この様な多人数の集まる行事が全て無くなっております。一言でいえば集団の文化活動が一切消えてしまったのです。
これほど大きな文化的影響は第二次世界大戦中の日本の「国家総動員法」以来のことではないでしょうか?
抽象論は止めてもう少し各分野の問題提起を見てみましょう。

(1)日本の職場では意味の無い会議が多過ぎる
役所でも会社でもあまり重要な会議が多過ぎるのです。会議の目的は部下の不満を会議で勝手に言わせることです。言えば不満が無くなり上司の命令どうり実行します。職場の和を維持するために会議が必要だと言うのです。しかし長時間の会議は仕事の効率を下げ残業時間を長くします。日本の職場の悪弊です。

(2)宗教行事の集会の禁止と信仰への悪影響
人間は洋の東西を問わず集まって祈るのが好きです。皆で一緒に祈れば信仰心も強くなります。
私はカトリックですがミサが一切禁止なので3月の始めから教会に行っていません。朝食前に何時ものようにお祈りを捧げるだけです。
ミサに行きたいのですがありません。アメリカで日曜礼拝を強行した牧師が逮捕されました。殉教も辞さない確信犯です。しかしコロナで信者が死んでも良いのでしょうか。問題は複雑です。
私は最近、内村鑑三の無教会主義を懐かしく思い出しています。集会は宗教にとって本当に必要なのか考えています。

(3)演劇や音楽やバレエなどの舞台芸術は観客が本当に必要か?
テレビで放映すれば観客は一切必要無いという理屈もあります。しかし演劇や音楽やバレエなどの舞台芸術では舞台の上の演者が観客の顔を見て反応によって演技の質を高めて行きます。観客がいなければ「やる気」が弱くなるのは仕方のないことです。
特にいけないのが演劇です。テレビで放映を見ていても観客がいないと面白くないのです。
先日観客のいない「笑点」と言うテレビ番組を見ましたが面白くないのです。
以上の話はスポーツでも同じです。観客のいない大相撲を見ましたが何時の熱気が感じられないのです。

(4)大衆によるデモ禁止で喜ぶのは政権政党の権力者です。
デモというものは大衆に与えられた政治的意見の表明の一つの手段です。政権政党の権力者の政策に対する大衆の意見の表示です。
従って全ての民主国家ではデモは合法的に許されているのです。
独裁国家の中国と北朝鮮ではデモが厳禁です。
現在の日本ではデモをするべき政治的問題がありません。しかし独裁的な傾向のある安倍晋三総理は内心喜んでいるに違いありません。今回のコロナ騒動で、私はこんな問題まで考えました。

(5)バーやナイトクラブに行けなくなる問題
これで喜ぶのは小池百合子知事と女性達です。残念がっているのは紳士諸君です。私は卒業しましたから関係ありません。
つまらない話題になりましたので止めます。
それにしても集会禁止は日本の伝統の集団行動への強烈な問題提起になってなっています。
コロナ騒動も何時か無くなりますが日本の伝統文化への強烈な問題提起は長く記憶に残るでしょう。

今日の挿し絵代わりの写真は残雪の山並みと桃の花です。山は鳳凰三山です。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)