後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「オリンピックは人種差別を打破する!」

2021年08月02日 | 日記・エッセイ・コラム
人間は心の中に少し他人や他民族を差別して見下す本能を持っています。それがあるキッカケで大間違いであることに気が付き考え方を変えることがあります。
私は戦前生まれで男尊女卑の考えを持っていました。女性を見下していました。しかし結婚してみると女性の妻が偉いことに気がつきました。人格が男性の自分よりも上なのです。私の男尊女卑の考えが見事に打ち破られたのです。それ以来女性を差別し蔑視することが無くなったのです。
今回のオリンピックをテレビで長時間みていると色々な感想や考えが湧いてきます。
その一つはオリンピックは人種差別を打破する絶大な効果があるという考えです。種々の競技で黒人も白人も肌の色に関係なく伸び伸びとプレイしています。彼等のインタビューを聞いていると人種差別を少ししていた自分自身が恥ずかしくなります。特に昨日の女子三段跳び決勝で数人の黒人女性が見事な三段跳びを見せてくれました。走って跳んでいる姿が限りなく美しいのです。
人間は多少とも他民族を差別し人種差別をする本能を持っています。もしそんな人がオリンピックを見たら自分が間違っていると思うでしょう。自分が恥ずかしくなるに違いありません。よく言われることですが、オリンピックは全ての民族の対立を無くし世界を平和にするのです。
オリンピックはいろいろな種類のスポーツの技を競い合いメダルの数を自慢するだけではなく人種差別を打破しているのです。素晴らしいことです。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

昨日の黒人選手の活躍を示している写真を5枚ほど掲載します。
写真と説明文の出典は、https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210801/k10013173821000.html です。

1番目の写真は陸上男子100メートル決勝です。
陸上男子100メートル決勝でイタリアのラモント マルセル・ジェイコブズ選手が9秒80で金メダルを獲得しました。アメリカのフレッド・カーリー選手が9秒84で銀メダル、カナダのアンドレ・ド グラス選手が9秒89で銅メダルでした。

2番目の写真は陸上女子三段跳び決勝です。
陸上女子三段跳び決勝で、ベネズエラのユリマル・ロハス選手がこれまでの世界記録を17センチ上回る、15メートル67センチの世界新記録で金メダルを獲得しました。この種目の世界記録更新は26年ぶりです。

3番目の写真は陸上男子100メートルの準決勝です。
陸上男子100メートルの準決勝3組で中国の蘇炳添選手が、みずからの持つアジア記録を100分の8秒更新する9秒83のアジア新記録をマークし、全体のトップのタイムで決勝進出を決めました。
このあとの決勝に進出するのは蘇炳添選手のほか、アメリカのロニー・ベイカー選手、イタリアのラモント マルセル・ジェイコブズ選手、南アフリカのアカニ・シンビネ選手、アメリカのフレッド・カーリー選手、カナダのアンドレ・ド グラス選手、イギリスのザーネル・ヒューズ選手、ナイジェリアのエノク・アデゴケ選手の8人です。

4番目の写真はアメリカの体操女子のエース、シモーネ・バイルズ選手です。
東京オリンピックの体操女子に出場しているアメリカのエース、シモーネ・バイルズ選手が、1日から行われる種目別決勝の4つの種目のうち3つで欠場することになりました。

5番目の写真は陸上男子400メートルの予選です。
陸上男子400メートルの予選が行われ、4組に出場した日本のウォルシュ ジュリアン選手は46秒57のタイムで、6着でした。各組の上位3着までに入れず、タイムも上位6人に入らなかったため、準決勝進出はなりませんでした。