師走になると何故か昔のことを思い出します。大晦日の歌合戦や正月のお節料理を思い出します。そして教会のクリスマスの夜のミサを思い出します。
昔のことを思い出すので古い町並みも思い出します。
そんな町へ旅もします。
今日は昔の街並みがそのまま残っている中山道の奈良井宿、妻籠宿、馬籠宿の風景をご紹介したいと思います。何度も訪れた懐かしい宿場町です。時が止まったような町です。
そんな風景を見るといろいろなことを思い浮かべます。人々が活き活きと生き、そして死んで行きます。
しかし古い宿場町とその周囲の風景は変わりません。古い宿場町の家並みの風景はシーンとして静かに時を刻んでいるだけです。
奈良井宿の家並みの中を歩きながら人の生き死にの儚さを考えていました。
写真をお送りします。
しかし古い宿場町とその周囲の風景は変わりません。古い宿場町の家並みの風景はシーンとして静かに時を刻んでいるだけです。
奈良井宿の家並みの中を歩きながら人の生き死にの儚さを考えていました。
写真をお送りします。
1番目の写真はまだ観光客が来ない朝の奈良井宿です。
2番目の写真は観光客で賑わっている奈良井宿です。
3番目の写真は妻籠宿です。
4番目の写真は馬籠の宿場町です。
昔の中山道の風景は奈良井、妻籠、馬籠の宿場町の真ん中に残っているだけなのです。あとは立派な舗装道路になっているのです。
嗚呼、時はどんどん流れ行きますが、奈良井、妻籠、馬籠の宿場町だけは時が止まっているのです。
現在、此処で生活し、古い建物を維持している人々のご苦労は如何ばかりかと感じ入りながら歩きました。
新幹線が走り高速自動車道路が出来ても奈良井、妻籠、馬籠の宿は頓着しません。人間は何故そんなにいそぐのでしょうか?
新幹線が走り高速自動車道路が出来ても奈良井、妻籠、馬籠の宿は頓着しません。人間は何故そんなにいそぐのでしょうか?
今日は古い中山道の宿場町をご紹介致しました。師走になると何故か昔のことを思い出します。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)