作者はうるさいほどに鳴く蝉に共感しています。
それは断末魔の叫びであるからと。
たしかに地上に出て一週間ほどであの世へ逝く蝉。
最後の7日間は、毎日が断末魔なのかも。
俳句として惜しいのは下五です。
蝉に対する共感を説明してしまっています。
写生に徹した、こんな句が参考になるかも知れません。
冬蜂の死にどころなく歩きけり 村上鬼城
明確な絵を描き、あとは読み手の想像力に任せる。
17文字しかない俳句のテクニックです。
私は写生は苦手なので、蝉の声を消してみました。
しんしんとして断末魔なり蝉の声
消すことで、読者がそれぞれに想像してくれるかも。
駄目かな?
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蝉の声が法師蝉にかわったかと思っていたら、今朝はまったく聞こえません。
季節の移り変わりの速さに驚いています。
ひさしぶりの雨で庭の木々が元気を取り戻しています。
ちょうど良い加減に降ってくれるとありがたいのですが・・・
遅足
それは断末魔の叫びであるからと。
たしかに地上に出て一週間ほどであの世へ逝く蝉。
最後の7日間は、毎日が断末魔なのかも。
俳句として惜しいのは下五です。
蝉に対する共感を説明してしまっています。
写生に徹した、こんな句が参考になるかも知れません。
冬蜂の死にどころなく歩きけり 村上鬼城
明確な絵を描き、あとは読み手の想像力に任せる。
17文字しかない俳句のテクニックです。
私は写生は苦手なので、蝉の声を消してみました。
しんしんとして断末魔なり蝉の声
消すことで、読者がそれぞれに想像してくれるかも。
駄目かな?
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蝉の声が法師蝉にかわったかと思っていたら、今朝はまったく聞こえません。
季節の移り変わりの速さに驚いています。
ひさしぶりの雨で庭の木々が元気を取り戻しています。
ちょうど良い加減に降ってくれるとありがたいのですが・・・
遅足