名月の夜、非情の雲が月を隠してしまいました。
風よ、もう一吹きして雲を吹き飛ばせ、
月の兎を見せてくれ!と。
俳句には季語が必須とすると、ちょっと問題が。
「兎」は歳時記では冬の季語になっています。
兎は、年中、野山にいますが、冬に「兎狩」が
行なわれたことから、冬の季語と分類されています。
風よあと一吹き月のうさぎ出せ
月のうさぎ、とすれば良いわけですが、
それでは、この句の持っている謎解きの面白さが
失われてしまいます。
私は、このまま味わっています。 遅足
風よ、もう一吹きして雲を吹き飛ばせ、
月の兎を見せてくれ!と。
俳句には季語が必須とすると、ちょっと問題が。
「兎」は歳時記では冬の季語になっています。
兎は、年中、野山にいますが、冬に「兎狩」が
行なわれたことから、冬の季語と分類されています。
風よあと一吹き月のうさぎ出せ
月のうさぎ、とすれば良いわけですが、
それでは、この句の持っている謎解きの面白さが
失われてしまいます。
私は、このまま味わっています。 遅足