昨日久しぶりに中日劇場でお芝居を観てきました。
井上ひさし作「頭痛肩こり樋口一葉」です。
明治時代、家を守るために戸主として懸命に生きた一葉。舞台は、地獄の釜の蓋が開くというお盆に繰り広げられる一葉の借家です。その部屋には仏壇があり、お参りに訪れる女たち。
6人の女優が時代や家庭の事情に翻弄されながら生きる明治の女たちを演じます。
一葉は永作博美。
頭痛とともになぜか幽霊が見えます。生前は遊女だったという「花蛍」(若村真由美)とのやりとりがおかしくて笑えます。
最後のシーンでは自分と先祖とのつながりを感じられて、若村さんいわく、死ぬのが怖くなくなる舞台です。
一葉家族の生き方を通してあの世とこの世が交錯します。
見終わってとても暖かい気持ちになって劇場をあとにする時、中日ビルの一階にテレビの取材クルーが来ていました。何かな?と思っていたら、18年の3月で中日劇場が営業を終了するとのことでした。
1966年にオープンしたということは50年です。確かに椅子も狭くて快適とは言えません。楽屋なども古くなっていることでしょう。
次は新しくなった劇場でまたお芝居をみたいです。
ちなみにこの「頭痛肩こり樋口一葉」は、明日金曜日までやっていますよ。もしお時間あればぜひ!!
劇場を出て暖かき雨が降る 麗
井上ひさし作「頭痛肩こり樋口一葉」です。
明治時代、家を守るために戸主として懸命に生きた一葉。舞台は、地獄の釜の蓋が開くというお盆に繰り広げられる一葉の借家です。その部屋には仏壇があり、お参りに訪れる女たち。
6人の女優が時代や家庭の事情に翻弄されながら生きる明治の女たちを演じます。
一葉は永作博美。
頭痛とともになぜか幽霊が見えます。生前は遊女だったという「花蛍」(若村真由美)とのやりとりがおかしくて笑えます。
最後のシーンでは自分と先祖とのつながりを感じられて、若村さんいわく、死ぬのが怖くなくなる舞台です。
一葉家族の生き方を通してあの世とこの世が交錯します。
見終わってとても暖かい気持ちになって劇場をあとにする時、中日ビルの一階にテレビの取材クルーが来ていました。何かな?と思っていたら、18年の3月で中日劇場が営業を終了するとのことでした。
1966年にオープンしたということは50年です。確かに椅子も狭くて快適とは言えません。楽屋なども古くなっていることでしょう。
次は新しくなった劇場でまたお芝居をみたいです。
ちなみにこの「頭痛肩こり樋口一葉」は、明日金曜日までやっていますよ。もしお時間あればぜひ!!
劇場を出て暖かき雨が降る 麗