本日の目標は、恩納村の万座毛までの21kmである。読谷村の伊良皆(いらみな)を過ぎれば、道の両側に山地 が広がり、やっとヤンバルらしい風景となる。山地とは言っても、左手の残波岬へ続く地域は座喜味城跡の標高 129mが最高地点である。右手は広大な嘉手納弾薬庫地区であり、標高150m前後の尾根が南北に連なる。
朝歩き始めてから10km程進んだ所で、なんとも膝が痛くなり時速3kmまで歩行速度が落ちる。私は元々足が短 いので、同じ距離を進むにも人の1.2倍の時間と労力を要するのだ。万座毛まで後10kmの地点に前兼久と言うバス 停が有った。ドッシヨ~カナッ・・・と時刻表を覗き込んでいたら、バスがスウッーと止まりドアがバタンと開き「名護 行きです・・・どうぞ」と運転手。乗らないわけにはゆきません、ここで歩き旅早くも挫折する。
ヤンバル(山原)の森の様子、ヒカゲヘゴ以外は名前の解らない樹木ばかりです。
琉球村入口に咲いていたカンヒザクラ、平地でもポツポツと咲いている。
恩納村山田、ここで国道58号線は再び海へ出る。本部半島の付け根の一部以外は、辺土岬まで延々と東シナ 海に面した海岸道路が続く。
セイロンベンケイ 方言名チョーチングヮー べんけいそう科
アフリカ原産の多年草 道端の雑草として咲いている
葉が地面に落ちれば、端の黒い点から芽を出して無性生殖で増える。