今日は古宇利島へ行きましょう、島と言っても現在は1960mの古宇利大橋で繋がっていますので車で行けます。 古宇利島は、本部半島の東の海上に有り、島の最高地点が標高100m前後で三段の海成段丘面から成ってい る、直径2.0km程の円形の小さな島です。
島を一周してもせいぜい5.0kmほど、天気も良いのでここは歩きです。沖縄の海は、天気が良ければ真冬でもこ の様に美しいのです。でも目的は、この美しい海を見に来たわけではありません。
古宇利島には、地学オタクには有名な琉球石灰岩の「ポットホール」が有ります。色々なサイズの物が有るらしい のですが、見つけたのはこれです。三つの孔が煙突状にかたまって有りました。
上から見ればこんな感じ、成因は不明との事ですがおそらく「融食」ではないかと思われます。
皿型の浅い窪みも沢山有りました。浸食されてポットホールの底の部分だけが残ったのか、それともこれからポッ トホールへと成長する過程なのかは不明です。この様な地形は、宮古島や石垣島にも有るそうです。
道路脇に咲いていた名前不明の花です。